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松本のクラフト展へ

今月も後わずかで衣替えの季節6月を迎えようとしています。

私は24日25日と長野の松本クラフト展に行って来ました。

3年ぶりでしょうか?お友だちのUさんと2人旅です。
彼女は久留米から飛行機の旅…
私は新幹線と電車の旅…そして松本での待ち合わせをしていました。

徳山から名古屋までは新幹線で3時間
名古屋から松本までは “ 特急しなの ” で約2時間の旅
ガタゴトガタゴトと山の谷間を走る景色が ゆったりとした心旅となりました。

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                    木曽川とともに走る ” しなの ” の車窓から


山は低く新緑で萌え 爽やかな水を運ぶ川沿いを走りぬけます。
普段会えない景色は私を空想の世界へと連れて行き…気が付けば松本へ到着…

駅はすでに大勢の人たちで溢れ…目的は一緒なのでしょうか?

まずホテルに荷物を預け…いざクラフト展へ…ワクワク…
すでに街中がクラフトで溢れています。

会場までの街並みまでもが楽しめるようにとの企画に感動でした。
どんな小さな路地までもが 予期せぬ感動と出逢いに…

この二日間の松本の町は 
大人の遊園地のようにキャアキャア…
しかも ワクワクと楽しくてたまらない時間が過ぎます。

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                        あがたの森でのクラフト展の様子
                        欅の木にランプシェードが…明りが灯り


しかし 夏を思わせる程の暑さと人の多さに少々疲れ気味となり
水分補給をしながら…森をさまよい歩いていたように…

作家の皆さんが力作を自分の世界観で展示
どれもが楽しく面白い… 右往左往しながら久しぶりに味わう感覚が楽しくて…

しばらく街並みを歩いていると 目の前に森が…
この横断歩道を渡ると あがたの森に到着…少し興奮してきました。

会場に入り ほんの10歩で心奪われしものに出逢う…
素敵なガラスたちに一目ぼれしてしまいました。

ドゥログリーで間もなく出逢いが待っています。
 
5・6年前にこの会場で一目惚れした “ 谷井直人さんの器 ” に続く
2人目の若手作家さんの作品となります。

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                      木工の作品 住みたくなるような小さな家
                      ドアもランプも階段も…


あがたの森がクラフトのテントの山となり…2日間の生活を共にする芸術の森と化し
作家さんの魂のエネルギーで熱く燃えているようでした。

今回はお二人のご縁を頂きました。

まだまだ若くて これからが楽しみと…一瞬羨ましいとも思え
いやいや私もまだまだこれからだと思う気持ちを打ち消すことも出来ずで…

若い時は無我夢中で走り
今はと言うと 少し考えながらマイペースで走っている…の日々となっているようです。

還暦を迎えた今は体力の不安を少しずつ感じ始める頃のようです。
気力だけでは乗り越えられない自分と巡り合い
残りの人生を考える上で大切なこととしてあると思われます。

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                芝生の上をカルガモの親子がお散歩している…
                よく見るとフェルトのカルガモの親子でした


松本で過ごした時間が 未来に向かう道 夢の道 自分とは…などと
久しぶりに自分と向き合えたようです。

とても単純な私ですから …素直と言わせて頂いて…
感じた事 思った事は直ぐに行動に移したい性格ですから

今日からドゥログリーが少しずつ変わると思われます。
未だときめきの中にいますから…

人は皆 目的を失った時は脱力感で押しつぶされ 全てが闇の中へと
でも そんな時こそが一番大切な時としてある事を…
心静かに落ち着き 自分を見つめ直す時として必要なのです。

そして悩み苦しい時を過ぎれば やっとその先に小さな明りが見えて来始めます。

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                  初夏を思わす暑さの中
                  森を通り抜ける風がフェルトのバックをゆらゆら…


どんなに小さくても良い 目標や夢は必ず生きて行く上で必要なものなのです。
その為に日々身体は動きます。

しかも 誰かの為にが一番頑張れるような気がしています。
裏を返せば全ては自分の為にしている事なのです。

どんな小さなことでもいいから…多くの人に喜んで頂ける事をしたいですね。
誰もほめてくれなくて良い…皆の為に出来る事…

例えば庭の手入れをすることで 道行く人達に癒しを差し上げている事になるでしょう。
野菜を育て おすそ分けを…口福にして差し上げられます。

そんな日常の中にも たくさんありますね。

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             この時期毎年N様より大木のスモークツリーが届きます
             Droguerieで見るスモークツリーが一番好きだと言われ
             私たちもおすそ分けの幸せを頂きます
          

“ 持ちつ持たれつ ” が優しくて好きです。
信じていればこそ出来る事ではないでしょうか。

そこには決して見返りを求めたりしない関係があること…
そんな仲間と巡り合えたら もっと人生 楽しめるでしょう。

友は一夜にしてならずで 気の合う仲間たちと一緒に楽しむ時間を重ねて行ければ
いつかきっと絆が出来るでしょう。

松本のクラフト展で感じた事…
とにかく皆が元気で している事への自信がもたらすのでしょうか?
顔や表情が生き生きとして 皆素敵な方々でした。

一抹の不安も感じられないほど
胸を張って今が最高のもので勝負しているかのように

しかし 自分を評価される瞬間を目のあたりにする訳ですから
ドキドキしながらなのでしょうか?

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                       今日よりスタートしたボトム展
                       夏を爽やかに過ごすための
                       自分だけの一枚を捜しに


いずれの道も永遠に続く道であり
生涯が勉強だと 先人より…

日々自分と格闘しながらの作家たちの集まる森はエネルギーで満ち溢れ
自然と融合し さらに大きな力となり私たちを楽しませているようでした。

その刺激が未だ冷めず…
ドゥログリーの今から夕暮れの時までも 少しずつ変化して行くことでしょう。

今したい事が自分の中にフツフツと湧いています。

久しぶりに味わう鮮度の良い刺激…今ここにあり…


   p.s.
               40歳からのボトム展
                     5月29日(木)~6月3日(火)

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     この頃になると草木も花も地球全ての生きものが
     もちろん私たちもですが 優しい日を浴びて輝ける季節になりました。
     もうすぐ夏を目の前にして 何かをもとめるかのようにワクワクしてきます。
     心も身体も太陽の眩しいほどの陽ざしと底知れずの青空に
     かきたてられているかのように…
     大人になった今 この夏着てみたいボトムを捜し 
     背伸びした自分と向き合う時めきを見つけてみませんか?



                                     Droguerieの時間
                                           2014.5.29
by aoikusah | 2014-05-29 17:24 | 2014年5月・6月 | Trackback | Comments(0)

献立を考える時

もはや止めようもない早さで時間が過ぎて行く感じで 日々が流れています。

目まぐるしい状態の中 少し動揺しながら…
心此処にあらず…あれこれと気になり 先ゆく行事で一杯となっています。

どうも自分の性格が追い詰められなければ 
最後の切り札が見つけられず…というか頂けないようです。

切羽詰まれば 駆り立てられるかのように必死になれば集中力も湧き…
これまでの時間が何だったのかと思えるほどに…完結してくれます。

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                         中庭のプリペットの花が満開を迎え
                         アオスジアゲハが蜜を求めて


では その時だけ頑張れば大丈夫かと言うと そうではなく…
それまでの長い時間思い悩み 右往左往することがとても大事な事としてあるようで
何事も努力なくては報われない…

皆様より沢山のお声をかけて頂いた会席 やっと6月に決定…

しかし 毎回のことですが 献立を考えるのが一番大変な作業となります。

それだけ “ 食 ” の企画は思い付きで出来るほど簡単でなはなく
身心ともに大変な企画であることを承知しています。

しかし 皆様より会席への思いの声を沢山頂く喜びは ひとしおとも感じております。

私自身 食べる事が大好きですから 勿論 応えたくもなるのですが
そう!決めてしまえば もう走り出すしかなく…頑張るだけ…

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                    甘い香りに誘われるのか 恋のときめきなのか


cafe' bonでの会席は 季節を想い身体に優しい食事をと考えています。
私の好きな和のおもてなしでのぞみます。

今思えば始めたばかりの頃は肩に力が入り 同じものは二度と出してはいけない!
なんて思っていましたが…

この1、2年 少し私の中での思いが変わりつつあります。
例えば 同じ料理だとしても同じ味のはずはないと…

私自身がより大人として成長しているはずだから
昨年よりも今の料理の方がより深く優しい味としてあるはずだからです。

ひと手間を惜しまずが五感に響き…これこそが和の心 “ おもてなし ” の心として
今や世界への共通語となり とても誇れることです。

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                           ジュンベリーの実が赤く色づき始め
                           もうすぐ収穫の時を…?


私も食が大好きですから献立を考えるのも 作るのも 食べるのも 片付けも…
最後に片付け終わり 何もなかったかのような静けさに戻った時
この上ない至福で満たされる時を頂いています。

笑顔で食べて頂いている様子を思い出しながら…
少し身体は疲れていますが それ以上の満足感の幸せの中にいるようです。
それが作り手の幸せ…感謝となります。

本当はゆっくりと時間をかけて楽しんで頂ければ最高のおもてなしなのですが…
この小さな空間から 沢山の口福を差し上げたいと欲張り
一人でも多くの方に食べて頂きたいとの思いから
急いでゆっくりなんて 矛盾なことを申しています。

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                       花びらにしずくを溜める むらさきつゆ草
                       優しく佇む姿に


4月に入り初めてのスタッフと打ち合わせを終え…

勿論四六時中考えている訳ではありませんが 
常に頭の片隅にあり 休むことすらさせてもらえないなど…
そんな日々から 生まれ来る物たちを整理しながら辿り着いた献立です。

先週やっと1回目の試作を済ませました。
これからは それらを最高へと仕上げていく作業となります。

しかし ここまで来れば…ほっと一息…後は食材との出逢いの時となり
当日を迎えれば後は楽しんで料理するだけとなります。

ドゥログリーの “ おしゃれに暮らす ” は 衣食住の全てを楽しみながらと…
その一つとしての食は 健康の源としてとても大切なものであると思っています。

時には忙しくて手抜きをすることもあるでしょう。
私も甘んじてあります。

でも 自分の身体 家族の身体の健康を預かっているのは 作り手の貴方であることを…

しかも 食育は人の性格を変えるほど心の栄養ともなり
精神的にも左右するほど…大切なものです。

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                            山椒の木にたくさんの実を付け
                            会席の料理にも添えて


いつも笑っていたいです。

そのためにも ひと手間かけた愛情たっぷりの食卓を…

きっと皆幸せになれると信じて…

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                          cafe' bon 季節の限定メニュー
                          昔ながらのナポリタン

p.s.
  “ 清風の膳 ”
     6月7日(土)8日(日)9日(月)
       11時~14時
       1日20食限定  ¥2160
    只今予約受付中 残り少なくなりました。
    まだの方はお早めにご予約下さい お待ちしています。

                                       Droguerieの時間
                                              2014.5.22
by aoikusah | 2014-05-22 16:47 | 2014年5月・6月 | Trackback | Comments(0)

母の日に思う

五月に入り行事が巡りゆき…
先週末は母の日を迎え やっとひと段落となりました。

私も人並みに母の日に
気持ちばかりのプレゼントと手料理で我家でおもてなしをしました。

“ いつもありがとう ” と乾杯をし
他愛のない話で楽しい時が流れます…

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                       T様より バラを沢山頂きました
                       お庭はバラで満開の様子…
                       名前はごめんなさい 忘れてしまいましたが
                       カーネーションのように…


普段 面と向かっては “ ありがとう ” のひと言が言えずにいますから
この日ばかりは余裕をもって伝える事ができます。

どんな献立に…?
母の好きな野菜を中心として 少しだけ旬の物にこだわり
手間をかけるひと仕事で美味しくと思いながら作ります。

 母の日の献立
   竹の子の煮物
   蕗の煮びたし
   わらびの煮びたし
   クレソンと春野菜のサラダ (天草の塩とオリーブオイルかけ)
   朝採れグリーンアスパラの塩ゆで (これも天草の塩で)
   鯛と平目のお刺身
   鱚の塩焼き
   めばるの煮付け
   竹の子御飯
   豆腐と小松菜の味噌汁
                以上
母からの差し入れとして 
お肉と五目おからが加わり 賑やかな食卓となり 
お酒も頂きながらの楽しい晩餐となりました。

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                     両手に抱えきれないバラたちに包まれ
                     心も身体も奪われそうなほどの
                     気品ある香りに酔いしれる時を


私も2児の母として…
子供たちより その日プレゼントが届きました。

やはり気持ちだけで充分嬉しいのですが
その気持ちを形に添えて届ける事の意味は大きく
その事が何倍もの気持ちとして伝わりやすく 幸せを頂けるようです。

娘たちからはケーキ 息子たちからは紫陽花が届きました。
やはり嬉しいものですね…

食事の時にお花はテーブルに飾り 眺めるご馳走として
ケーキはデザートとして口福を頂きました。

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                      初めて出逢うバラ 名前はバタースコッチ
                      バター色の花びらがビロードのように


母の日も仕事でしたから…
少し早起きをして出来るものは作り…後は帰ってから手早く出来るもの…

旦那様はお魚担当ですから…

“ 男子厨房に入らず ” の人でしたが
ある日突然 60歳の頃 自分の包丁を持つようになりました。
こんな事あるの…?と半信半疑で見ていましたが…今日に至っております。

彼の身に何が起こったのかは 未だ定かではありませんが…
今では魚に関しての包丁さばきは 彼の方が上手だと認めるまでに…

しかも楽しんでしている様子…ですから上達するのでしょう。
人は興味を持てば出来ない事は何もないとつくづく思います。

昔はスーパーの買い物など…一緒に行っていても車の中で待機…
そんな彼が毎日のように買い物へと出かけています。

スーパーは今や 
電気屋さんやホームセンターと肩を並べるほどに興味深くあるようです。

今の私にはとても有り難く 感謝で一杯です。
この歳にもなると 持ちつ持たれつが楽で良いですね。
でもこんな日が来るなんて 夢のようです。

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                       甘い香りを放つ ピエール・ド・ロンサール
                       ピンクの優しいバラ


先日目にしたのですが
60歳を迎えた年ごろの夫婦に “ 卒婚 ” という言葉が

これからはお互いに自分のしたい事をしましょう…話し合うそうです。
結婚し 子育ても終わり これからの残りの人生を自分の為に過ごしたいと…

それを見た時 ある意味とても共鳴出来ると思いました。
60歳という人生の節目 折り返し地点だからこそ 考えてしまうのだと

私はまだまだ沢山の夢があり…
叶うかどうかは別として 何も無いよりもあるだけでも 楽しめる瞬間は生まれます。

今のこの歳を振り返れども とても60年を過ごして来たとは思えないほど短く
そう考えると これから20年30年40年…でしょうか?
どう頑張っても半分くらいで終わりを迎えるとすれば…

出来ないと諦める前に何でも良いからしてみたいですね!
これまでのご褒美として 周りの皆さんに少しだけ甘えても良いから…

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                  papabubbleのグミキャンディー
                  火曜日Ayaの展示会にて…
                  いつも何かしらとワクワクしている お土産として


私はドゥログリーで皆様とこれから先も一緒に 笑って過ごせれば幸せ。

いくつになっても若々しく可愛らしく…
ではその為に どうすれば良いのかが問題となりますが
とりあえずは 気持ちを持ちあげる為に おしゃれを頑張ってすることでしょう。

母の日は一日にしてならずですが…思いは深く…
昔より “ 親孝行したい時 親はなし ” とても厳しい言葉のようですが…

親と言うもの 
いつまでも元気で居てくれるのが当たり前だとどこかで信じたく
私も例外では無くそう思っているところもあり 親孝行はもっと先でもと…

私もその親の一人になり…

子供たちもやっと親として歩み始めたばかり

何処までも続く永遠の歩みとしてあるようです。

子は親の背を見て育つと言いますから 親としての責任も大きくもあり…

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                    やっと山ぶどうの棚が完成しました
                    左端に小さな蔓が沢山出始め
                    初夏 夏 秋 晩秋と楽しませてくれるでしょう


母も私も子供たちも
自分を信じ諦めずに 夢に向かって歩み続けて行ければと願います。

人生の先輩としての母に学ぶ事の多さと重みを今ここに…

                                   Droguerieの時間
                                         2014.5.16 
by aoikusah | 2014-05-17 15:48 | 2014年5月・6月 | Trackback | Comments(0)

渋滞が運ぶもの

待ち遠しかった5月の連休も気持ちの良い季節とともに 通り過ぎてしまいました。

何事も待つまでが楽しみ…心弾むものですね。
お楽しみの当日を迎えれば その瞬間から終わりの時が近づくことになりますから…
新しい出逢いと 心地良い程の疲れが身体に残りそうです。

5月5日は立夏
立夏とは次第に夏めいて来るころのこと

あおあおとした緑 爽やかな風
青い空と気持ちの良い五月晴れの季節の訪れが巡りくる…
一年の中で最も好きな季節です。

地球上の生き物たちが いっせいに命を奮い立たせる時を 肌で感じる事が出来 
しかも 目を見張るほどの美しさで勢いよく爽やかに…
冬の間眠っていたものたちが 表舞台へと上るかように動き始めます。

春を迎え立夏となり 自然界がソヨソヨと揺れ始め
抑えきれないほどの生命の強さが さらに私の優しさへと誘うようです。

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                    通詞島の天日塩 “ はやさき ” の塩
                    櫓の植えに海水を汲み上げる作業に出逢い


わたしも3日4日と久しぶりに連休を頂き
恒例のように天草と南阿蘇と飯田高原への旅へ出かけました。

連休中と言うこともあり 
何時もより少し早めの朝6時に出発し お昼過ぎには到着の予定でしたが 
やはり思いの外渋滞で…午後3時半過ぎ やっと辿り着き…
さすが連休の凄さを味わうこととなりました。

早速お墓参りをすませ 帰りの岐路にと足早に…

今年も長い休日と聞いていましたが 暦通りの方々も多く
私たちもそうですが…それでもお出掛けしたくなる季節とお休みなのでしょう。

行けば帰りも必然的…
熊本に宿を用意していましたから… 
当り前の如く熊本までの道のりも渋滞していました。

そのお陰で 天草の夕日が空と海の狭間に見せる神秘さに 時間の限り堪能し…
自然がもてあそぶ一期一会の芸術に 最上の幸せをいただきました。

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                          帰りはすでに夕暮れ時になり
                          浜辺にも 波のいたずらのように


そして何処までも続く道のりと何処までも続く車にも…
やがて時が流れ 車も流れ どうにか熊本まで…

朝も昼も車中での軽食…
夜はせめて美味しい食事を頂きたく街へと…
しかし これも渋滞の日の延長としてあるようでした。
人の波が押し寄せています。

お目当てのお店はすでに満席で…二軒三軒と断られ
こうなれば 目と鼻を効かせ ウロウロと捜しまわりながら 
このお腹と心を一杯に満たしてくれるはずの料理を求めることにだけに集中し
絶対に美味しいものと出逢いたい…ここまで来て後悔だけはしたくない
そんな思いから 歩く事30分…

やっと 美味しい和食に出逢え 無事に一日を終える事ができました。
やはり私の幸せは 五感を楽しませてくれる景色と食事がそろえば大満足のようです。

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                            有明海の干拓に沈む夕日
                            幻想的な時間と風景が広がり


昨日の経験をいかし 2日目は何時もより早めの出発とし…
南阿蘇の雄大な景色をご馳走に 爽やかな風を感じながら心地良い走りが続きます。

まだ阿蘇は春の足音が聞こえ始めた頃のように初々しく
新緑もこれからのように 清々しさをもたらせながらの景色でした。

阿蘇の優しい風景に癒されながら  山なみハイウェイを後にし…
そして 大分の飯田高原の Weed へと向かいます。
もちろん美味しい景色とお昼ご飯を頂く為にですが…

何時も思う事があります。
高原の草花たちは どうしてあのように そよそよと優しいのでしょうか?

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                  阿蘇の高原で見付けた キツネノボタンの花
                  黄色い5枚の花びらに魅かれて


全てを知り尽くしているかのように…
優しく たくましくて…憧れてしまいます。
 
その地で生まれ その地で育つたくましさが何たるものかまでを…
つまり 私たちはその寒い冬の現状を見ずに 美しい結果だけを讃えてしまいます。

人の人生も同じことでしょう。
良い所だけが先走り その陰でなされている努力の多さも気にすることもなく…

私もそんな人になりたいと思いますが かなり至難のわざ…
つまり 強さの裏返しの優しさだと分かるからです。

全てが良し 渋滞も良し 出かける事の意味は
全ての一期一会に出逢いたいと 思う気持ちに動かされてしまうようです。

どんなに忙しくても 少し無理してでも出かける意味は大きく
悩んだり 行きづまったり…の中で 
今の自分と向き合う事が出来るひとつとして 私には必要なこと…

“ こんなことで ” と…自然の中に身を置くと 悩んでいる事がとても小さな事に思え…
もっと大変なことあるでしょ…なんて…元気に戻されます。

9日からはイベントが始まります。
福岡の秋月の自然豊かな環境から生まれ行くストールたちとの出逢いが…
私も久しぶり…多くの感動を夢見ています。

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                        葉祥明阿蘇高原絵本美術館の丘にて
                        緑風が優しく通り抜ける時を


11日は母の日…
自分の存在があると言う事は母からこの命を授かった訳です。

こんな素敵な日々の歓びを生きる喜びとして過ごすことができている今…
優しい愛情で包まれ 健やかに見守られて来たこれまでに感謝を思い
母の日に贈るものとは…

“ 感謝する気持ち ” なのですが…
それを何かの形として伝えたいとの思いもあり

日頃は面と向かえば 恥ずかしさもあり…
この日は 勇気をだしてこれまでの気持ちをこめて “ ありがとう ” と伝えてみる事が
母を幸せにする一番の近道かも知れません。

この年頃になると 言葉の優しさは身にしみるようです。

しかし自分の気持ちを伝える手段としての “ ことば ” は
人を簡単に幸せにしますが 傷つけることも簡単にするようです…

多くの褒める言葉は幸せに繋がります…そんな言葉 沢山伝えられればと思います。

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               川沿いの反日陰の場所に
               ダンドボロギクの花が綿毛となり タンポポのよう


ミュージシャンの松山千春さんが 今の若者へ伝えたいことがあると…偶然にも

“ 今の若者は見返りを求めすぎる
  見返りを求めなければ
  ありのままの自分でいられる…
  幸せになれる… 
  もっと今しか出来ない事をした方が良い
  20代30代にしか出来ない事があるはずだから… ” と素晴らしいメッセージを…

私は その言葉に響きを感じ…
この歳になり分かる事としてありました。

その経験があるから 今のこの歳の自分と出逢えると思えるのです。

その為にも今を一生懸命頑張って後悔せずに歩む…
全ては自分のために導かれ 心豊かに過ごすことともなります。

人と比べたり 人のせいにしたりは…
自分の幸せを自分で失っている人に…

自分の幸せは 皆を幸せにしてあげた数だけ運ばれて来そうです。

もっと自然豊かな日々に目を向けましょう。

そうすれば もっと楽になれるはず…

                                       Droguerieの時間
                                            2014.5.7
by aoikusah | 2014-05-07 14:49 | 2014年5月・6月 | Trackback | Comments(0)

魔法を信じて

今年もすでに4分の1が過ぎ 5月の時を迎えています。
さすがに ” 寒い ” と言う言葉はどこにもなく
気持ちの良い目覚めの季節となりました。

世の中はゴールデンウイークの中
皆様はどの様に過ごされているのでしょうか?

非日常を求めて この時とばかり 
普段出来ない事も 意欲的に出来る時として充分な時間があります。

こんな時のドゥログリーはゆっくりと時間が流れます。

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                      オープンテラスの先にあるガマズミの木に
                      小さな白い花たちが咲き


カフェの戸を全面開放し オープンテラスとして楽しみ
玄関からテラスへと春の緑風が通りぬけて行きます。
店内をクルクルと舞いながら…爽やかな足跡だけを残しながら…

この上なく心地良い空間を贈り物として頂ける季節を迎えています。

日々の暮らしは同じ事の繰り返し…気が付けば今この時を迎えています。

ブログを書くようになり その時を絶えず確認しながらと変わったように思えます。
そうしなければ昨日 今日のことも忘れてしまいそうで
その事が より自分を見つめることにも繋がっていると…

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                         お客様より素敵な花束を頂きました
                         初めて出逢うバラとユリを


忘れる事の不安も多く 時としてその方が楽なこともあったりとしますが
中々思うようにはならずです。

しかも忘れてしまいたい事ほど 意外と忘れられずにいたりで
心の奥深くに潜めいているようにも思われます。

消してしまいたい過去ほど消えず
これからの人生へと歩む課題として残されているのでしょうか?

ひとつひとつを乗り越え
決して過去へは戻れない階段を 前向きに 上りつめるべき人生と歩き始めるのでしょう。

もし “ もう一度人生のやり直しをしたいですか? ” と問われたら
答えは “ いいえ ” とします。

生まれ変われたとしても 今の自分の性格が同じだとすれば
どう考えても スゴロクのように振り出しに戻るだけになりそう…
だとすれば 余白の人生をどのように埋めて行くかを考えた方が楽しそうです。

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                  Droguerieの土手に群生する
                  種を落とした2cmほどの小さなノースポールが


現実逃避をしたくとも出来ない今
この現状でこの手で掴む楽しい事には大きな意味がある事と思います。
もちろん 今の私は幸せの中にいます。

先日 お客様との会話の中で…とても楽しい時間を過ごしました。

おおよそ60才2人 ( 一人は私 ) 50才 40才の4人で…
やはりリードして話をするのは60代の2人でした。
人生の先輩として少しだけ人生の経験も多く
後のお二人は聞き手に徹して…時々質問を…

やはり元気な60才Tさんは ” 後30年は現役で頑張りたいわね! ”
そんな感じで意気揚々と話を進めて行きます。

若い?2人は “ エー!!… ” と一瞬にして引きました。
50才のⅠさん “ 私は後10年で大丈夫です! ” なんて
40才のYさんはただ聞いてるだけで楽しそう…

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                             今年もナンジャモンジャの木に
                             天使のような白い花が咲き


単純に30年後を計算すれば
60才は90才
50才は80才
40才は70才
そう思うと これからの一年一年は その方の気迫の年齢に加算されそうで
大きな個人差が生まれてくるように思われます。

何事も し続ける気力が若さを保つ秘訣とすれば
それを持ち合わせている方々との30年後の出逢いが楽しみになります。

その後2人は “ 頑張ろうね ” って固く約束しましたが
顔を見合わせて にんまりと “ 本当!!?? ” と少し余韻を残しながら…
でもそうありたい願います。

昨日の新聞の記事より
“ 春の叙勲 喜びの声 ”
  旭日小綬賞 角野栄子(79才)児童文学作家
  代表作 “ 魔女の宅急便 ” など

その方の言葉の中から…
 好きなことを続けられていれば
 それが “ 生きる力 ” に変わってくると信じています。
 誰もが “ 魔法 ” を持っているのです。…

この文章を見つけた時は
やはり 行けるかもと自信を頂いたようでした。

誰しも 楽しくて好きな事を前向きにしていれば
絶対に何事も可能になると信じていますが
またひとつ前向きに勇気づけられる言葉と出逢いました。

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                          大好きなタンポポの綿毛を見つけ
                          夢を乗せてどこまで飛べるの


私の今は 仕事が趣味 趣味が仕事となっています。

皆様の心の支えとなれるようにと…その為に

元気が出る もの探しと
皆様の為に今以上に楽しめる全ての空間を作る為の感性を高めるべき努力が 
どこまで追求出来るかが 私のこれからの人生の歩む道

日々を楽しみながら 次の夢に向かって何処までも羽ばたけるのか…

今は振り返ることもなく
前を見て進むだけの日々のように思えます。

90才 現役を目指して…

                                    Droguerieの時間
                                           2014.5.1
by aoikusah | 2014-05-01 19:15 | 2014年5月・6月 | Trackback | Comments(0)