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今年最後 冬の空から

前回 100回目を迎えましたと報告させて頂いたばかりですが
今年最後のブログとなりました。

しかも101回目 何となく初々しい気持ちになるのは何故でしょうか?

昔 “ 101回目のプロポーズ ” なんてドラマがありましたが
何だか その言葉の響きに 心が動揺しているのかも知れませんね。

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                            今日は雨 Droguerieの冬の庭
                            カタバミの葉に 雨のしずくが光る

“ 光陰 矢の如し ” と言いますが
まさに其の通りで 年明けと共に気が付けば年末を迎えています…なんて 
少々言いすぎかも知れませんが それ程早く感じています。

ここで1年を振り返る事に…

どの年も ほぼ同じ繰り返しの歳月を過ごすように思えますが

お正月は久しぶりにゆっくり家族で過ごします。

元旦には 新年の思いを胸に気持ちを引き締めて
今年も頑張ろうと意気揚々と始まります。

厳しい冬の1月 2月を寒い寒いと過ごし

春を待ちわびながらの企画を考え

気が付けば初夏を迎えており…

暑い暑い夏をどうにか乗り切り すでに秋となり

紅葉に感動しながらも 又寒い冬へと戻っています。

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                               雨に濡れた紅色の山茶花
                               黄色のおしべが印象的


四季折々どんな企画で皆様に楽しんで頂けるのか?
わざわざ来店して頂く程の価値があるものなのか?
などと…

もう少し 自分の気持ちに余裕があれば 
もっと自分も楽しみながら進める事が出来るはずなのに 
出来ずにいます。

考える時間が長々と続き 結論が出せずにいたり
まだ考えられる もっと出来るはずだと
ついつい欲が出てしまう…
そう 私のこの性格に問題がありそうです。

もっと集中出来れば良いのでしょうが いつも追われてばかりのように思えます。

“ 楽しかった! 来て良かったです。良い出逢いを頂けて…又来ますね! ”
なんて ただその一言が聞きたくて 頑張っています。

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                             土の隙間から
                             ヒヤシンスの小さな芽を発見


何事も全力投球ですが
昨日の自分と今日の自分は 思いも感じるも違うはずです。

その時の素直な気持ちで
最高地点に ひたすら駈け登るかののように身体が動きはじめ
わたしにとって 最高に楽しい時へと変わって行きます。

今年も新しい出逢いを頂きました。
皆さんに感謝しています。

一つのご縁から 又新しいご縁を頂き
今年は特に沢山の素敵な出逢いを頂き 幸せな年となりました。

大切にしなくてはいけないものが 又増えました。
私にとって 幸せの財産です。

勿論 これまでにご縁を頂いている方々は
尚の事大切にしなければと 思いは深くあります。

しかも慣れ親しむと ついつい家族のように甘えてしまうこともあったりと
嬉しくて 嬉しくて…

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                          第二弾 ここにも小さな水仙の芽が
                          健気で愛おしい


今年も皆さまから多く優しい気持ちを頂き 心から感謝しています。

ドゥログリーの今年も お客様 友だち メーカーの方々 スタッフ 家族 自分と
沢山の笑顔で溢れていたようです。

もしそうで無いとしても 溢れていたと思いたいです。
強引でもそう思ってしまえば 結果 “ 全て良し ” となると信じていますから。

そして その時々は充分に楽しんでいるはずなのです。
時として 良い事より悪い事の方が心にしばらく淀む様に思えますから…

1年を振り返り 両手をあげて “ 幸せでした ” とは 中々言い難いかと
次に繋げて行く為にも 少しの余韻は残しておいた方が良いかも知れませんね。

最近 良く空を見ます。

冬の空が こんなにも素敵なこと 今まで気が付かずにいました。
寒いとついつい下向きに 足早に歩いていますから…

今この時を絵として残すとすれば…
墨絵のように優しく描くでしょう。

筆にうす墨を一杯含ませ 太くゆったりと一筆で運びそうです。

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               少し早目ですが 搗きたての関東の角餅が届きました
               丸餅以外を頂く事がなく とても新鮮


冷たい空気の中の 青い空 白い雲 やがて茜色に染まる夕焼けの空 
そして紅色へと深く色を変えながら
やがて闇夜の月明かりへと…

冬の空や雲の色は大人色とでも言うのでしょうか 心に沁み入るようです。
いつまでも眺めていられる程に 愛おしくも切なくも…

しかも心模様のように 少しずつ変化しながらが たまらなく魅了されます。

時の流れ 季節の流れを思い
こんなにも素晴らしい芸術が 常に潜んでいる現実をもっと見つめて
より深く生きる事を考え直さなければと 教えられているようです。

心の目で写された景色は 記憶と言う引き出しに 
それが ひとつひとつ積み重ねられて行きます。

気持ちが沈んだ時 何かを求め 必死にもがきあえぐ時など
きっと脳裏から その時々の景色を呼び起こしてくれるでしょう。

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                  杵で搗いたお餅は さすが伸びが違います
                  旨味 甘みがあり 美味しく頂きました

“ 半身半眼 ” に

つまり 目で見えないものが心の目で見えるような
強い成し得る心があれば 見えないものまでもが見えてくる…
そんな感じではないでしょうか?

心に響くものを沢山見られる環境は 世界中で誰もが同じこと
それが出来る人は 心豊かに優しく穏やかになり
全てが自然から頂く事が出来る恵みなのですね。

私も ドゥログリーへの行き帰りに空を見上げ
身体中の酸素を入れ替えるが如く 深呼吸をしてしまいます。

たったこれだけで
これから始まる1日の元気の源となり
そんな人たちの思いを 自然は気持ち良く受け止めてくれているようです。

何一つとして話しかけてはくれませんが
心の声で聞いてみると
“ 安心して ゆっくり歩いて大丈夫! ” 
なんて言われているようです。

何ひとつとして 一人ではできない事ばかり…
来年も 自然の恵みを沢山頂きながら皆さんに感謝し
私の命の源に貯え 今以上に楽しむことを願います。

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                       庭に小さな万両が一本
                       赤い実を付け 新年を待っているような


やはり 根はとても未熟な私がいて

力尽き 負けてしまいそうな時も…

そんな時は 無限大に広がる大空を 見上げる事にしましょう。

ps. 今年一年ありがとうございました。
   来年も宜しくお願い致します。
   ドゥログリーの日々の暮らしを もう少しお届けできればと思います。
     12月29日~1月5日はお休みを頂きます。
   新年始めのブログは 1月9日を予定しています。
   素敵な年末年始を お迎え下さい。

                                      Droguerieの時間
                                           2013.12.26
by aoikusah | 2013-12-26 17:05 | 2013年11月・12月 | Trackback | Comments(0)

記念すべき100回目

昨年の1月から始めたブログでしたが 今回で100回目を迎えています。
1日遅れとなりましたが 記念すべきかのように外では雪が舞っています。

長くもあり短くもあり…
そんな思いでしょうか?

今こうしてブログを書いていることが 不思議なほどです。

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                      一年の感謝を込めて
                      cafe' bonで作っているVlane Ventを贈り


2年前 ブログを始める理由はいくつかありましたが 大きく2つありました。

一つ目は 東北の震災から
1年後 皆さんが復興に向けて頑張っている姿を見るたびに
今の自分に出来る事は無いかと…

まさに自分への挑戦がしてみたくなりました。
“ 何事もやれば出来る ” を試してみたく…

文章もDMに書く程度でしかなく 勿論自信があるはずもなくて…
その気持ちは今も変わらず続いています。

始めるからには自分で決めた最後まで 成し得なくては意味が無いことになり
せめて1年は続けたいと思いながらでした。

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                          お世話になっているJ様から
                          可愛いアレンジを頂きました

二つ目の理由としては

お店を始めて25年が過ぎ 
大切に育てて来た ドゥログリーという小さな空間がある事を
ひとりでも多くの方に知って頂きたいと

室積という自然豊かな環境の中
山を背に置き 目の前にはキラキラと輝く穏やかな海が広がり

ここには そんな優しい静かな時間が過ぎている事など…
そんな日々の暮らしを紹介したくての思いからでした。

年が明ければ3年目を迎える事となりますが

1週間に1度の更新と決め 
これなら出来そうと…しかし意外と大変でした。

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                       B.stuffより素敵なバックが届きました
                       深い緑色に心魅かれます


無事に更新を終えると 安心する暇もなく1週間が過ぎていて
又次の更新日が迫りくるの繰り返しで 
今まで味わった事の無い時間の早さが 怖くなるほどでした。

やはり 今までした事の無い “ 文章を書く ” が こんなにも大変な作業だとは…

まず何を書けば良いのか?
どう文章を進めていけばいいのか?
何処まで書いても大丈夫なのか?

そんな簡単な事すら分からなくて…
それを考えているだけでも 1日2日と時間だけが過ぎて行きました。

いつも同じ事の繰り返しを ただ書いているようにも思えたり…
私なりの言葉でしか書けないし 自分に出来る限りで臨んでいますが
未だ不安になる事も多くてが本音です。

今思えば 私は32歳でドゥログリーとの縁を頂きました。
まだ若く 何も分からずに其処に居たようでした。

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                     今日のDroguerie 今日のcafe' bon


この28年間 私なりに多くの事を学んで来ていると…
沢山笑い 悩み 泣くを幾度となく繰り返しながら

まだ若くもあったその頃も 無我夢中で走って来たように思えます。

そのひとつひとつの道のりがあってこそ 今に繋がるとすれば
若き日の自分にも感謝し
還暦を迎えた今の自分にもエールを贈りながら
これからも続く道を 皆様と一緒に楽しく歩けて行ければと願います。

これまでも 全てが順風だとは言えない時もあった様な…
しかし そんな時でも落ち込む暇もなく 
前に進む事しか考えずにいたようです。

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                           お正月に小さな松の盆栽を


子供の頃は親に守られぬくぬくと育ち

一人立ちする成人になればと…
それでも後を振り返れば
誰かが見守ってくれている安心感だけは求めていた気がしています。

そして家庭を持つ事で 初めて責任を負うことが始まり 守る側へとなります。

これからが人生の本番へと
新しい人生の始まりにふさわしく 荒波へと漕ぎだす一歩のように思います。

この上なく幸せかと思えば奈落の底へと…そんな繰り返しが何度となく…
そうこうしている内に年を重ね 
心も身体も鍛えられ 気が付けばたくましくも優しくも大人へと…

“ 若い時の苦労は買ってでもした方が良い… ” との言葉がありますが
若い時は がむしゃらに頑張れる気がしています。

若い時は体力があり元気ですから…

老いてはというと 体力がない分 知力が身に付いています。
豊富な人生経験から 穏やかで広い心を与えられるようです。

私もまだまだその途中ですが…
素晴らしき先輩たちに寄り添い お話を沢山聞きながらもっと大人になりたいと

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                           今年一年ずっと傍にいてくれて
                           ありがとう しょうたくん
                           ゆっくりお休み


人それぞれ皆違う道ですから
とりあえずは人に迷惑をかけずに穏やかに過ごせる事を望みます。

人は決して一人では生きて行けず
楽しく過ごすには仲間が沢山いてくれれば良いですね。
幸せも沢山生まれそうですし。

“ 類は友を呼ぶ ” の如く
自分と似た性格は理解しやすく 一緒にいてもとても楽ですね。

自分が幸せになる為には まず相手を幸せにしてあげれられる事ではないでしょうか?

人の幸せを嬉しく思える事で すでに自分も幸せを頂いていますし
そんな小さな幸せを 沢山見出せる人になりたいと願います。

自分の中では記念すべき100回目!
かなり緊張していましたが 何ひとつ何時もと変わることなく終わりそうです。

“ まだまだ未熟だ! 格好付けるには10年早い ” と
神様から言われている気がしています。

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                    大好きなミヤコから お花が届きました
                    沢山の方に見て頂きますね


このまま もう少し続けてみようかと思います。
皆さまに支えられ ここに来てやっと 自分の生活の一部になり始めた所です。

今でも不安は一杯ですが
自分の気持ちを書く事で 伝える嬉しさが少しだけ分かりかけている様です。

つたないブログにお付き合いして頂き 感謝で一杯です。

今日もありがとうがざいました。

そして これからも宜しくお願い致します。


                                        Droguerieの時間
                                             2013.12.20
by aoikusah | 2013-12-20 16:45 | 2013年11月・12月 | Trackback | Comments(0)

今年最後の企画を迎えて

早いものですね。
12月を迎えたかと思えば ほぼ半ばと…

今年最後の企画展 “ 冬のしつらいと暖かコート展 ” も今日までとなりますが
“ ギャラリー青い草 ” が皆様に嬉んで頂ける空間へと生まれ変わり
“ いつまでもここに居たいわね… ” などと言って頂き
今年最後でもありますし 今週一杯の日曜日まで楽しんで頂くことにしました。

“ お正月のしつらい ” です。
これから迎えるお正月に 少しでもお役に立てればと
和の心地良い空間で 静かにお待ちしています。

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                        松葉とクロガネモチ 赤の水引を使い
                        小さなステージを作り


11月に入り これまでに4回の企画展が続いています。

2階のスペースも忙しく早変わり…
終日を迎えたかと思えば 2日後3日後には次の初日を迎えていました。

自分で決めた事ながら 少々頑張らなくては追いつかない程で
余韻を味わう暇もなく…

スタッフには大変な思いをさせましたが
楽しむをこの上なく満喫し得たのではと 身勝手ながら思っています。

私はとても充実し楽しかったです。

しかも 私は裏方の仕事が大好きで…
表舞台に立つよりは むしろ性にあっていると思っていますから…

小さな事を手仕事で進め作りあげて行く作業 工程がたまらなく魅力的で
又それを考える作業も大好きなのです。

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                         階段下のステージ
                         刈り取られた稲穂をあしらい


そんなに簡単に生み出せる訳ではありませんが
色々と頭の中はグルグルと 目はギョロギョロと動き回りながら…

しかも 何かを見つけようと鬼気迫る時など
挑戦する気持ちと苦しみあえぐ切なさとが入り乱れ
そこが又快感なのかも知れません。

今この時となった瞬間 つまり時間の限界まで来ると
身体が勝手に動き始めます。

まず小さな図面を描きます。
この時は まだ大まかな器材の配置です。
これまでを結集して30分~1時間位はかかるでしょうか?

小さな小さな空間ですが 皆さんの笑顔と出逢う為には
これまで以上のものを生まなければ絶対に許されない!
そんな気持ちで臨んでいます。

勿論 自分が楽しくなければ感動はあり得ないので…これが自分との闘いとなり
これが又幸せな時間となるのです。

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                      大きな壺に10本の南天を活け込み
                      迫力のあるお出迎えを


会席が終わり “ 冬のしつらい展 ” までに3日程ありました。

1日目 倉庫から道具を運び出しました。

小さな和ダンス 大きな和ダンス 畳 建具など…

2日目 レイアウトの完成までを終えて…

ここまでくれば出来上がったと言ってもいい程概要が見え始めてきます。
これまでの道のりが 自分の中では長くもあり半信半疑でもありで
やっと先が見え始め 少しの安堵となります。

3日目 ここまで来れば後は植栽を活け込み仕上げ…

新年に向けての器やお正月飾りなどでの細やか演出となるのですが
何時もの事 時間が足りず作業は深夜にまで及ぶことになります。

見て下さる方々の期待を思うと この最後の仕上げまでが気が抜けず
ひとつひとつに命を吹き込み最終を迎えます。

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                       床の間を飾る
                       冬に頂く ”ん” の付くお野菜を飾り


非日常の夢ある優しい出逢いにしたくて
皆様がその空間を目にした瞬間から響きあいたい!と願いをこめて…

毎回なのですが初日はお客様の反応が怖くて
自分の思いが伝わるかしら…など
不安でその場所に居られず いつも遠くで見守ることになります。

最近嬉しい事に 若い方に
“ お正月のしつらいが気になるようになりました… ” と声をかけて頂きます。
少しずつ大人の階段を登られているようですね。
きっと日本人のDNAが 背筋が伸びるような心地良さをもたらせているのでしょう。

和のおもてなしの心は 人に見せびらかすのではなく
気づけば “ こんなにも私の事思って下さっているのかしら… ” と
奥深きものではないでしょうか?

そして そっと気付かせるような…

そんな思いの方々が寄り添えば
まずもめごとはこの世からなくなるのではと

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                大きなガラスの器の中に
                小さなかぶと二十日大根とで おめでたい紅白に


少しずつの気持ちの持ち方で幸せになれるとすれば
相手を攻める前に まず自分を思い直す事から始めましょう。

そうそう完璧な人はいないと思うからです。

私はと言えば反省も沢山しますが この性格ですから前向きに考えて行きます。

勿論 自分も含めてですが 人の性格はそうそう変われるはずもなく…
ここまで来れば 何となく理解出来る様になりました。

つまり相手に求めるよりも 求めなくて上手に進める方法を考えれば良い事です。

私もまだまだ修行中だと思いながらです。
“ 押しても駄目なら引いてみましょう ” の精神でゆったりと行きましょう。

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                        ニッチにクロガネモチの枝を活け
                        大好きな影を作り 楽しむ


今思えば未熟さ故の滑稽な話があり…

“ 目は口ほどにものを言う… ” と聞いていました。
どうしても誤解を解きたくて でも自分の言葉で言えなくて
私は相手の目を見て自分の気持ちを一生懸命に語りかけていましたが
しかし 何ひとつとして理解してもらえず…終わりました。

自分で自分が分からなくなる時も
しょせん皆個性の塊 分かり合えなくて当り前なのかもしれませんね。
求め過ぎるのではないでしようか…

今から40年以上も前の話です。

その時の教訓は “ 思いは言葉にして伝える ” でしたが…
やはり今でも私には無理のようです。

攻撃するよりされる方が楽だと…わたしには
後は自分が思いを変えれば幾らでも楽になれるし…誰も傷つかずに終わります。

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                             新年を迎える為に
                             新しいキャンドルを添えて


今年も色々とありましたが
何ひとつと無駄な事はないと信じています。

楽しい事はより楽しく

苦しい事 悲しい事も次の楽しい事へとつながって行くはずですから…

あともう少し 皆さん頑張りましょう。

                                      Droguerieの時間
                                           2013.12.12
by aoikusah | 2013-12-12 18:08 | 2013年11月・12月 | Trackback | Comments(1)

無事会席を終えて

ついに師走を迎えてしまいました。

慌ただしく 会席も皆様に喜んで頂きながら無事に終える事ができました。
ありがとうございました。

何時ものことですが 次の会席を決めた時から すでに準備は始まっています。
まず気持ちの中で充分に向き合いながら 何かヒントは無いかとアンテナを張り巡らせ
素晴らしい出逢いを求めていますが そう簡単には見つかるはずもなく過ごします。

気が付けば後2ヶ月 後1ヶ月へとなり…
さすがに1ヶ月前には献立を決め 試作に取りかからなくては間に合わなくなります。
すでに待ったなしの状態に…

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                              小春日和膳の献立


一度目の会席の会議の前には スタッフにも食と向き合う良い機会でもありますので
自分の力で献立を考える様にと宿題を出します。

大変だと思いますが 考える事でお客様への思いが生まれます。
まずはそれからがスタートのような気がしていますので 精一杯考える様にと

一度目より二度目と 回を重ねるごとに食への意識や食材のバランスなど
少しずつですが理解出来る様に…

採用まではもう少しですが かなり成長はしているようでこれからが楽しみです。
若い人たちに覚えて欲しい事が沢山なのです。

その都度課題として テーマやイメージを決めて臨みます。

この度は “ 冬の始まりの季節に何を思う ” でしょうか?
何もない状態で臨むよりは 深く向き合うことが出来ると思うからです。

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                           前菜の四品
                             何度も試作を繰り返し
                             辿り着いた かぶ豆腐


やはり私にとって “ 食 ” の企画は かなり大きな存在としてある様です。

この2ヶ月は 何をしていても食が頭から離れる事なく過ごしていました。
何をどの様に進めて行けば良いのかと 思いは募るばかりでした。

ここに来て急な冷え込みが始まり 身心共に温まる料理…?

一年の終わりに相応しい料理…?

旬の食材は何かしら…?

今のこの時期に何をお出しすれば 皆さん喜んで頂けるのかしら…?

五感に響く料理は…?
などと頭の中は複雑に入り乱れながら過ごしていました。

年に3~4回の季節ごとの会席となります。
出来上がりは その時々の完璧でなければ…
勿論 お代を頂き食べて頂く訳ですから当り前のことです。

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                          朱塗りの椀に
                          利尻の昆布でゆっくり寝かされ
                          飴色に輝く地鯛 
                         

今の自分に出来る限りで臨みます。
それを 自己満足だと言われればそれで終わってしまいますが
想いは皆さんの美味しいの笑顔がそこにある事なのです。

回を重ねて行くと 殆どがリピーターの方々となり
食べ終わると “ 次は何時ですか? ” と尋ねられるので
“ また連絡させて頂きますね ” と お返事させて頂きます。
とても有り難くて嬉しくて嬉しくてなのです。

当日を迎える2日前から仕込みは始まります。

私の片腕となってくれている MさんとSさんが頑張ってくれています。
想いは私と同じはず…

毎回献立を考える時 テーマを決めますが
今 自分が思う事を単語として並べてみたりしながら
冬 年末年始 一年の感謝 旬の食材など…

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                    お豆腐とキノコの煮凝り風に
                    キノコたっぷりの餡に 香り豊かな柚子をのせ
                    ヤマブキの葉を蓋にあしらい


そして特別ではなく 日々暮らす食事の中に取り入れて欲しい献立にしたいので
その都度手に入る旬の食材を使い 
ひと手間かける事で 美味しいごちそうになる料理が私の理想となり
この会席をしている意味なのです。

ですから 食べて頂き そのまま家庭でも作って頂ければと願います。

どれもが簡単に出来るものばかりなのですが 感動すると言って頂いております。
きっと ひと手間をかける事が大切なのですね。

そのひと手間は 食べて頂く方への優しい思いから始まる気がしています。
美味しい料理を食べさせてあげたい…なんて

口福になって頂きたいとの思いが 料理上手へと導くような気がします。

私は和食が大好きです。
出汁による旨味を思うと 何を食べても “ 美味しい ” と言ってしまいそうです。
それから “ 塩 ”  “ 醤油 ” も好きな味となります。

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                      旬の食材を 出汁と旨味で優しい味に
                      料理と器のバランスを考えての盛り付けを


今回も “ 小春日和膳 ” と いつも和食で臨みます。

ここで お料理教室です。

① かぶ豆腐のあんかけ
   かぶ  250g
   牛乳  175g
   水   175g
   塩   少々
   板ゼラチン 4枚 
 
  ① かぶは皮ごと 牛乳 水を15~20分程柔らかくなるまで煮る。
  ② かぶだけを取り出し ミキサーにかけ こしきでこす。
  ③ 元の煮汁の中にかぶを戻し 温め直す ( この時 全体量450cc )
  ④ 戻した板ゼラチンで固める。

② 豆腐とキノコの煮凝り風
   キノコ各種 ( しいたけ しめじ 舞茸 しらたけ エノキなど ) 
   木綿豆腐
   柚子

   だし  500ml 
   酒   50ml
   醤油  10ml
   味醂  30ml
   塩   少々
   片栗粉 少々

  ① キノコは一口大に切る。
  ② キノコを湯通しする。
  ③ 出汁にキノコを入れ 沸騰させずに少し煮詰め 片栗粉でとろみを付ける。
  ④ 温めた豆腐を器に入れ 上からキノコのあんをかけと柚子皮の千切りを添える。

③ 長芋とセロリのそばつゆ漬け
   長芋
   セロリ
   そばつゆ ( 家庭ごとの味で )
  
  ① 長芋とセロリの皮をむく
  ② 一口大に切る
  ③ 6時間以上そばつゆに漬け込むと出来上がり

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                        デザート
                        林檎の柚子煮に白花豆
                        紅葉した庭木の山ぼうしの葉を添えて


どれも簡単に作れて 美味しく五感で味わう一品となります。

今回も皆様から “ 美味しかったです ” と沢山の声を頂きました。

本当は 料理を運ばれた時の皆さんの表情や一口目の顔をそっと見たかったのですが
スタッフが気を遣ってくれて 皆さん “ 美味しい ” って言われていますよ!って
時々声を頂きながら 厨房で頑張って料理の仕上げを楽しんでいました。

大変でしたが喜びも大きく 毎回幸せを沢山頂いているようです。
 
長い道のりですが 終わりと同時に安堵するのも束の間
もっとしていたかったと思う気持ちもあり…程良い疲れと共に余韻を残します。

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                          お出迎えする しつらえの花は
                          テラスに咲く 紅白の山茶花を活け


やってよかった!!
最後に皆様の笑顔がそこに沢山あったことが 何よりの幸せでした。

そして “ 今度はいつするの? ” って聞かれましたが
“ 来春でしょうか? ” とお答えしました。

少しばかりのお休みと 充電の時を頂きましょう…

感謝の気持ちで一杯です。


p.s.
 冬のしつらいと暖かコート展
    12月6日(金)~12日(木)

今年最後の企画となります。
気持ち良く新年を迎える為に大切にしないといけない しつらいを提案しています。
皆で過ごす団欒を思い描きながら
青い草の空間を心ワクワクと 進めてきました。

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是非皆さまにも一緒に楽しいひと時を過ごして頂ければと願います。
そして 暖かく過ごす為の素敵なコートも 少しだけですが見て欲しくて…


年末年始のお知らせ
 12月29日~1月5日まで お休みさせて頂きます。


                                    Droguerieの時間
                                           2013.12.4
by aoikusah | 2013-12-04 14:18 | 2013年11月・12月 | Trackback | Comments(1)