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秋の予感…自分との戦い

季節の移り変わりは とても早いですね。
うだるような暑さも 後しばらくもすれば“寒いね”って。

すでに8月も後1日となっています。
まだまだ日中は残暑が厳しいですが そんな中朝夕は随分と過ごしやすくなりました。
昔より 秋の日はつるべ落としのごとく と表現されますが すでに7時には暗くなり
気がつけば1時間は日が短くなっています。

日暮れには鈴虫などの虫の音も聞こえ 時折吹く風にも冷気を感じたりと 秋の気配を。

9月になれば 気持ちのスイッチが秋に変わります。
四季がある日本ならではの楽しみ方に 心は弾みます。

とりあえず 夏仕様の道具たちは 次第にお疲れ様でしたと片付けに入ります。
そして秋の演出へと様変わりしつつ とても心ときめかす瞬間となります。

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                           テラスのぶどう棚のぶどうたちが
                           やっと色づきを待つ日々


1年前の自分と今の自分が求めているもの…。
1日24時間 1年365日は8760時間となります。
これはすごい!!
どう考えても 全く同じな訳ないですよね。

私は日々スケジュールを管理する為に手帳を持ち歩いています。
しかも2冊。
昨年と今年用と。
今を考える時に 昨年の今を振り返る事は 
私にはとても 過去ではなく とても新鮮で愛しく思えてきます。
そして1年前の自分と向き合う事が出来ます。

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                           キャメル色のフェルトの帽子
                           ベーシックなお洋服と合わせて


でも 今の方が前進している訳ですが
“昨年はあんな事していたんだ➘”って思うのではなく 
逆に“よく頑張っているな”って思う方が多くて
逆に心くだけてしまいます。
すると気持ちのスイッチがONになり始めます。

多分 この繰り返しを毎年してきている様な気がしています。

ひとつの事を成し遂げるまでは とても頑張っているのだと思うのですが
終わってしまえば それは結果となり もう過去の事として消されてしまう。
そして また新しい事を始めるときは それ以上で望まなければ
自分でも刺激がない訳ですから。

つまり いつまでも これで良いって事はないって事ですね。

学べる自分と その環境があることに 幸せを感じます。
それをどんな風に皆様と一緒に楽しむ企画が出来るかが 私の仕事…。

小さな小さな
どんな事でも 
自分がまず楽しめる
つまり それを感じられる自分である事が一番大切なこと。
最高の才能だと思いたいです。

この秋の企画も ほぼ決まりました。
今年も残り4ヶ月ですが 皆様とどんな笑顔でお逢い出来るのかが
今からとても楽しみです。

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                           玄関傍の 夏を乗り切った
                           シロタエギク イソトマ ブルースター 
                           ワイヤープランツ達が 今も尚優しく 


一応 予定をお知らせします。

  9月21日(金)~27日(木)
    秋のB.stuff展 と ブーツの予約会

  9月29日(土)~30日(日)
    社員旅行の為 お休みさせて頂きます

  10月5日(金)~11日(木)
    大人がワクワクするほど楽しむ YM展

  10月19日(金)~25日(木)
    自然からの贈り物 Aya展

  11月1日(木)~7日(木)
    草原の羊たちと一緒 ニット展

  11月16日(金)~20日(火)
    素敵な大人としてのレース ミヤコ展

  11月23日(金)~30日(金)
    聖夜クリスマスを迎える そして贈り物たち展

  12月1日(土)2日(日)3日(月)
    師走の滋味膳 会席

  12月7日(金)~13日(木)
    冬のしつらえ展
    クリスマス 年末年始にむけて

変更はないと思いますが 一応お問い合わせ下さい。

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                           軽くて多色使いの織がなす
                           ふっくらで柔らかいストール



私も今年よりブログを始めましたが 正直な気持ちを文字にして表現する事は
とても自分と向き合う事にもつながります。

そして言葉や文字は 人を幸せにしたりも出来 
逆に攻撃する怖さも持ち合わせています。
そう考えると 自分の発する全てのもの達が与える影響は
とても不安で緊張してしまいますが…。

失敗は成功の素の精神で頑張る事が大切だと常に思っていますので
宜しくお願い致します。

与える方も受け取る方も 
相手を思いやる事が出来れば 皆丸く治まりますよね。
イライラするより ワクワクする方が健康的だし 大好きです!!

本当は こんな事を書いていても 自問自答の日々です。

秋を迎えます。
今秋は どの様に楽しみましょうか?
やはり おしゃれから始めたいです。

私のクローゼットは すでに秋となっています。
勿論Droguerieも 秋冬へと。

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                          モノトーンのお洋服たちが
                          秋風に吹かれて


私の この秋冬のおしゃれのテーマは 大人カッコイイです。
モノトーンをベースにします。
そして 素材や形に変化をつけ ベーシックの中での遊びを提案したくて。
しかも 誰もが着こなせない感覚にはまっています。

つまり 自分のための 自分だけのおしゃれです。
人は関係なく 自分が幸せになる為のものだと思いますから。

でも私自身も難しく 自己表現に苦戦している今です。
もっと自分を見つめて 自分を知る事?
すると何かが見えてきそうな気がしています。

今までの自分ではない自分と出逢う為に 一緒に楽しみましょう。

それが決まれば 
食欲の秋 
読書の秋 
旅  と続きそうです。
何故か とても楽しめそうな予感がしてきました。


お知らせ
前回のブログの“今日はお料理教室です”にて 訂正が1ヶ所見つかりました。
おばあちゃんの卵焼きの材料の分量を間違って記載してしまいました。

              (訂正)
   塩 小さじ1 →  少々
   醤油 少々  →  小さじ1

塩と醤油の分量の記載が逆になっており 訂正させて頂きます。
もし 焼かれた方は とてもしょっぱい卵焼きになったのではと心配しています。
ごめんなさい。
もう一度 訂正された分量で美味しい卵焼きを作って頂きたいと思います。




                                   Droguerieの時間
                                         2012.8.30
by aoikusah | 2012-08-30 15:55 | 2012年7月・8月 | Trackback | Comments(0)

今日は お料理教室です

過ぎてしまえば全て“良し”なのでしょうか。
会席も大変でしたが 皆様に喜んで頂き 無事に終える事が出来ました。
次の日からの出張も とても不安でしたが こうして帰ってこれました。

この一ヶ月余り 体調がすぐれず 夏風邪なのか 病院にも行ったのですが回復せずに
少しスケジュール的にも頑張り過ぎたかの様です。

自分では まだまだ出来ると思っているのですが 体がやはり正直ですね。
体調管理はとても大切です。
若い時と違って 無理を重ねると体が悲鳴をあげますね。

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                           夏野菜のお浸し
                           下処理された野菜たちが 
                           おだしの中に浸かり 出番を待つ


でも こうして時間は淡々と過ぎて行きます。
会席 出張 ブログ。
これが終われば 今週末(土日)の のみの市への準備と もう少しだけ続きます。

目の前にする事があるからこそ 無理をしてでも動いています。
何もなければ すでに体力 そして精神的に“もう無理!!休まなければ”と
すぐに自分に甘えてしまうでしょう。

しかも 自分で組んでいるスケジュールですし 
もう少し自分を知る事が大切だと反省しています。

若い時の様に きたえる意味は この年になってもあるのでしょうか?
だとすれば 相当プラスになり 戻って来そうで嬉しい限りです。

只々 体力回復に時間を費やすだけの様な気がしています。
何をしても無意味はないと思いたいです。

会席の事 少しお話したいと思います。

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                               晩夏の涼膳の おしながき


献立を考えるのが 回を重ねるごとに大変となります。
前と違った内容にしたいし ハードルはやはり次第に上がってきています。
自分との戦いでもありますから。

これが一番キツイです。
和食にこだわりたいので。

すると 色々試行錯誤していく中 和食は“引き算”となり
その食材をどうシンプルに調理するかになってしまいました。

二ヶ月余り考え続けた結果の 余りにもシンプルにまとめた献立に 
少し不安もありましたが 今回は“これしかない”とスタートする事に。

つまり 色(野菜)と形(切り方)で。
味は その食材の旨味だけ。
後は“だし”との融合です。

この残暑の中 沢山の野菜を使う事で 体を冷やし 目にも優しい料理にしたくて。
勿論 朝とれた地元の野菜と魚(鱧と鯛)と使いました。

それでは そろそろ作り方を
といっても 私は目分量なので 適量としか書けなくて。
後は 自分が美味しいと思われる味が一番です。

調味料も だし 酒 本みりん 醤油 (塩) のみです。
後は その食材の持ち味と相談しながら 調味料の量は決めて行きます。


Ⓐおばあちゃんの卵焼き

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                     ふわふわに焼かれ 簾巻きで形を整えられる時                   


(材料)卵 5個       醤油 小さじ1
     砂糖 大さじ2    塩 少々 
     だし 大さじ4

(作り方)
 ①一度に材料を混ぜ合わせます。箸で卵を切る様に。
 ②これを火力 弱の中火位で じっくりと20分かけて巻いていきます。

これだけは いつも母に作ってもらっています。
まだまだ私の出番はずっと先かと思っています。
ふわふわしてて美味しい 少し甘めのだし巻き卵です。

母の勝負の時間。
ずっと続けてほしいと願います。


Ⓑ鯛の昆布じめ 青じそのグラニテ添え

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                     青じそのグラニテの上に 昆布じめした鯛を
                                         かぼすを添えて


(材料)青じそ 16枚
     水 640cc
     グラニュー糖 100g
     レモン 小さじ8

(作り方)
 ①青じそをせん切りにし 水にさらします。
 ②鍋に 水とグラニュー糖を入れ 火にかけ溶けたら 火からおろし冷まします。
 ③ミキサーか すり鉢で 細かくした青じそとレモンを加えて混ぜます。
 ④容器に入れて凍らせます。
   フォークで 凍る途中を4~5回混ぜます。

今回は 鯛の昆布じめと一緒にお出ししましたが 他のお刺身でも。
たとえば イカのお刺身など
美味しい塩や昆布と一緒に盛り合わせにしても 美味しく頂けます。


Ⓒたたき大根

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味がしみた大根の上に 
とろろと梅干を乗せて
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                           全部の食材が入り 
                           灰汁を取りながら グツグツ煮ています


(材料)大根        だし
     とろろ昆布     酒 適量
     梅干し       本みりん 適量
                醤油 少々

(作り方)
 ①大根は皮をむき 半分に割り ビニール袋に入れて すり棒で叩きます。
 ②一口大にほぐし ごま油で少し色がつくまで炒めます。
 ③そのままの鍋で だしをひたひたに。
   お酒は思いっきり入れて 味は本みりんと少々の醤油で整え
   20分強火で煮詰めます。


Ⓓ夏野菜たっぷり菊川そうめん

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                          コシのある そうめんと しっかり煮詰められた
                               揚げと干ししいたけの旨味が
                                    きゅうりと香野菜で 美味しく



膳には 一口むすびをつけましたが ご飯ではなく今回はそうめんにしました。
地元の菊川そうめんに 野菜たっぷりが食べて欲しくて。
そして野菜は そうめんと同じくらいの細さと長さでと思い
切る事を頑張る料理でした。


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(材料)きゅうり      だし
     小ねぎ       酒
     みょうが      本みりん
     大葉        醤油
     しょうが
     白ゴマ
     干しシイタケ
     油揚げ                             ひたすら長く ほそく 細く


(作り方)
 ①野菜は ひたすら細く長くせん切りにします。
   そして冷水へ(小ねぎはとても難しかったです)
 ※きゅうりはピューラーで横にすき 薄くなったものを長くせん切りにしてゆきます。
   感動する程の細いきゅうりと出逢えますよ。
 ②しょうがは すりおろします。
 ③干しシイタケは水に戻し 柔らかくなって 油揚げは湯通しして
   味は シイタケの戻した汁、酒、本みりん、醤油で少し濃いめに仕上げます。(少し甘め)
 ④付けダレは鰹節と昆布で、酒、本みりん、醤油で整えます。
 ⑤そうめんは少し固めに茹で 氷水でゴシゴシと洗い 麺をしめます。
 ⑥器に そうめん・油揚げ・しいたけ その上に野菜をピラミッド状に乗せます。
 ⑦しょうが・白ゴマを乗せ だしを加えて出来上がり。


一日20食の限定でしたが 22~26名のお客様に楽しんで頂く事が出来ました。
初日はドキドキで 段取り通りに進めるのか 献立に満足して頂けるのかしら等と心配で!!


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でも お客様より

“美味しかったわよ”

“次はいつするの?”

“今までで一番良かったわ”

と言葉を沢山頂きました。

スタッフ皆で頑張った この緊張した一週間でしたが
一気に心地良い時間の流れへと変わります。

待つは不安 終われば淋しく
人の気持ちは とても複雑です。

しかし どの時間も新しい事にチャレンジする事から経験でき 味わえる瞬間です。
体の疲れは 徐々に療されるでしょう。

これからも 皆様からお声をかけて頂けている間は
続けられる限り頑張りたいと思っています。
楽しいひと時を共有出来た事 とても感謝しております。

ありがとうございました。


 
                                    Droguerieの時間
                                          2012.8.23
 

   
by aoikusah | 2012-08-23 16:07 | 2012年7月・8月 | Trackback | Comments(2)

夢を摘む 森の中

私にとっての まとまったお休みが頂ける お正月とお盆。
Droguerieも3日間お休みを頂きました。

皆でお休みが頂ける時は Droguerieから少しだけ距離を持つ事が出来る時。
お店で誰かが頑張っていて 自分だけが休みを楽しむのは 少しだけ気がひけます。

お盆の過ごし方。
やはり ご先祖様のお墓参りに出かけました。
ご近所と天草の2ヶ所です。

我家の愛坊のショータ君は 姪っ子たちにお世話をお願いして。
少しだけ心苦しく思うのですが 頑張ってお留守番していてねって
いつも声をかけて出かけます。
とても淋しそうなのですが。

出かける前夜より 何故か分かっているかの様ですね。
いつもと何か空気が違うのでしょうか。
さすが 長年一緒に暮らしていると。

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                           玄関のアプローチより
                                サイドの3つの小窓から


天草も 6月に結婚の報告に息子たちと行ったばかりですが 
今回もとても楽しみにしていました。

今年の梅雨での大雨の影響で 熊本 阿蘇の災害がとても心配でした。
阿蘇が大好きで 特に南阿蘇の景色や空気が。
とても すがすがしい気持ちになれて。

テレビや新聞で見ていたよりも 爪痕が深い気がしました。
自然界の怖さを目の当たりに。

しかし 人々は癒しを求めているのでしょうか。
うじゃうじゃ出没しています。
私たちも その中に。

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                           野菜で染めた 麻のハンカチ
                           


どこへ行っても人は多く 皆のカレンダーが一緒だから仕方がない事。
でも そんな中を楽しむ事が 皆と同じ時を過ごしている 生きている実感があります。

皆 同じです。
誰もいない場所
それはそれで淋しいかもしれません。
どんな時 どんな場所でも楽しめる特技を持っている私ですから。

南阿蘇のお気に入りなお店が2件あります。
今回はそのひとつ “ボンジュール プロヴァンス”

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                           一階のトイレの小窓より
                                  赤のマンサクの木陰


お昼をいつもここで頂きます。
プロヴァンスなので どこかフランス風なのですが 
鎮座している場所 庭 建物 食事 人たち…
すべてから とても自然で心地良い力を頂いています。
私の心を掴んで止みません。

とても優しく手入れされている庭も 森にとけこんで一体化しています。
お花も勿論 沢山植えてありますが どれも優しいものばかりで素敵なのです。
計算されての自然に見える事は とても難しく 
手を入れすぎると人工的になりすぎるし かといって我家のように大草原でも魅了しないし。
とてもバランスがとれているのでしょう。

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                          白いアンティークのカフェボールと
                                    小さなカモミールのリース


たとえば 家の中にクモの巣があったとしても 全く気にならないのです。
自然と同化しているから イヤって思わせないのですね。
それが出来ている事に憧れてしまいます。

お料理も地元の野菜をふんだんに使い サラダのお野菜は約20種類使っていました。
デザートのケーキには 庭で摘んだ花が一枝 おしみなく添えられています。
味もおいしいし 見た目もきれいな料理です。

お水もおいしいのでしょう。
食後のコーヒーもとてもおいしく頂きます。

私のとっておきの場所のひとつです。
中々 五感を楽しませてくれる場所って巡り合えないものですよね。
私には とても刺激になり 多くの反省とやる気を頂ける場所となっています。

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                           Droguerieの中で一番気に入っている
                                      アンティークの黒いドア


これだけの広い庭を管理しながら お料理も。

以前伺った時 こんな出来事がありました。

食後は ゆっくりとお庭も見させて頂きます。
お庭に小さなお家が建っています。
まるで おとぎの国のアリスの様に 小さなベットとテーブルとイス そしてキッチンまで。

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                           お客様より頂いた 段ボールの小さな家
                           不思議な 可愛い住人が2人と


どうも愛犬のお家らしく…
今はもう ここ数年主のワンちゃんを見てなくて…
そして その横に置かれている外用のサークルの中に 眠っている老犬が。

メッセージが書かれていて 名前と彼との出逢いが。

目も耳も聞こえなく 森をさまよっていた様子でと。
とても優しい犬です。
声をかけてあげて下さい 喜びますから。
目がとても大きいので“❍❍”と名付けました。

名前は ごめんね忘れてしまっていて。
どう見ても可愛いとは言えない容貌でした。
老犬ですから。

このメッセージを見た時 私に出来るかしらって?
小犬だったら かわいそうって思うでしょうが。
だけど 命の最後をお世話する事の大変さを自然に出来る方々…。
とても温かな方々なのですね。

だから 私が毎回来たくなる環境が用意出来るのだと つくづく思い考えさせられました。
理屈ではなく 響くものだと。
どんな小さな命でも 責任を持ってお世話する事。
今考えても…覚悟がいることです。

これから始まる時間 一週間 一年かも二年かもしれないのに。
人として素晴らしい方々ですね。

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                           真鍮製の蛇口
                           ここまでが一階のトイレの様子です


しかし 今回姿はありませんでした。
私たちもそうですが 生まれて死をむかえるまでの一生は 最後の最後まで何が幸せかわかりません。
老犬の❍❍君も 最後にこんなにも優しい方々に見守られて 幸せだったと思いました。

人の人生も一緒です。
今を一生懸命頑張って 笑って過ごせれば。
先の不安はないわけではありませんが 考えても仕方のない事は悩まなくてもいい事と。
私も こんな優しい穏やかな暮らしを…。

いつも そう思ってはいるのですが
今もこれから先も 夢見ている自分であります様に。

18日からは会席が始まります。
まずは ここから皆さんと一緒に楽しむ事にして。

9月末は スタッフ皆で社員旅行です。
ここ最近 東京だったのですが こんな私の素敵な場所を皆に見て欲しくて
今年は天草と熊本の旅を予定しています。
久しぶりに全員で とてもうれしく 
どんな出逢いがあるのかも…ワクワクしています。


                                      Droguerieの時間
                                           2012.8.16
by aoikusah | 2012-08-16 18:40 | 2012年7月・8月 | Trackback | Comments(0)

生命力…やはり鱧

昨夜は久しぶりにゆったりとした気持ちで眠りにつく事が出来ました。
2ヶ月余り 18日から始まる会席が満足いく献立にならなくて
毎日24時間 頭から離れずにいましたから。

昨日やっと決定!!

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                           cafe' bonのテーブル席から見たテラス
                           秋を少し感じてしまいます


もう時間もなく 今ここで決めなくては
自分の精神状態もかなりキツクなるしと思っていましたので。
料理はとても楽しいものだし大好きなのです。
しかし 皆さまに予約をして頂いてまで食べて頂く訳ですから。

座られた瞬間 待って頂く時 ひと皿目を置かれた瞬間 ふた皿目を…と
そして食べ終えてから

“おいしかった…”

この流れを自分なりに求めているので。

勿論 私なりの力の限りではありますが
楽しんで頂きたいと思う気持ちは かなり強く。
これが 今自分で出来る事の最高で望めれば 一番の喜びとなります。
日常の旬の食材を使い 暑さに負けない今の季節にうれしい献立となりました。

膳の献立は当日のお楽しみとしておりますので 今はお伝え出来ませんが
次々回(23日)のblogで 献立と簡単レシピをお知らせする事にしますね。

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                           お客様より頂いた一枝に
                           熟しゆくブルーベリーの実が


でも少しだけ…。

魚は地元の鱧と鯛を使います。
地元の鱧は全国的にも有名らしく。

夏の魚といえば やはり鱧です。

鱧は味わいのある魚で「魚」偏に「豊」という字を当てています。
流通事情の悪かった その昔 瀬戸内から京都まで 魚を運ぶのに
唯一生きて届くのが鱧だったといわれる程 生命力が強い魚なのです。

栄養補給の夏の魚として 関東はうなぎ 関西では鱧といわれています。
鱧は生命力が強く 顔もごつく 人相も悪い魚ですが
白身で味はとてもデリケートな魚です。

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                           採れたての旬の野菜が
                           和風だしの中に ゆっくりつかります


小骨は一尾に840本程もあるそうです。
鱧の骨切り包丁が出来たのは 室町時代。
そんな昔から美味しく頂く為に 努力があり 歴史があるとすると
是非夏に食べておかなければいけない魚だと。

そして それが食べられる環境にいる自分に感謝ですね。

私は 鱧の湯引きをわさび醤油で頂くのが大好きです。
とても淡白な味ですが 旨味があり上品ですね。

今回 会席では天ぷらで頂きます。

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                          夏の生の野菜たちを小さく刻み
                          お塩で それぞれの旨味を引き立たせて


それから…

いやいや これだけでやめておきましょう。
お楽しみがなくなりますから。

こうして食にかかわっていると
少しですが学ぶ事も多く 普段に知らずにいた事が沢山ある事を知ります。
今までになく充実する自分を感じます。

ひとつの事にチャレンジし 課題も多く難しい程 
得るものはやはり大きいと思わされます。
そんな時間が過ごせた今回も とても楽しかったと感じています。

後は本番のみ!!
スタッフと一緒に 皆様の笑顔と出逢える様に頑張るだけです。

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                         B.stuff 大人気のメッシュシリーズ
                         秋色新色シナモンが とても優しく
                         ほのかに香りもしてきそう


皆様に沢山の声をかけて頂き 始まった会席ですが
私もただただ食べる事 作る事が好きなだけ

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                        この写真を見た時  全ての表情にくぎづけになり
                        職人さんたちのこだわりが 
                        改めてバッグに触れたくなりました 


そんな料理を心待ちにして下さる方々
反対にエネルギーを頂いている気がしています。
だからこそ 精一杯のおもてなしが出来る様にと 思いがつのります。

この残暑の中 来店して下さる皆様へ
私たちの心が届きます様ように。
食べ手も作り手も同じ空間で 一緒に楽しみたいものです。

少しだけ余裕が生まれたのか その日がとても待ち遠しくなってきます。
もう少し 予約もアキがあります。
是非一度 一緒に楽しんでみませんか?


                  晩夏の涼膳

           8月18日(土)19日(日)20日(月)
               11:00~14:00

            予約限定 1日20食  ¥2100
                    


                                       Droguerieの時間
                                             2012.8.9
by aoikusah | 2012-08-09 16:21 | 2012年7月・8月 | Trackback | Comments(0)

孫から教わる笑顔

月日は本当に早く もう8月を迎えてしまっています。
残暑お見舞い申し上げます。

8月といえば 夏の終わりを告げる季節となりますが これからまだまだ夏模様となる気配がしています。
透き通った青空に モクモクとした入道雲 そしてせみしぐれに…と続きそうです。
せみも やっとアブラゼミとクマゼミが多くなり 
夏の終わりを知らせている様にも思わせます。

今日は台風の影響か風が吹き 少しだけ過ごしやすい様子です。

テラスの山ぶどう棚も やっと繁り始め 良い感じに広がってくれています。
目にも優しく 涼しい空間を提案してくれています。

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                           こんなに繁ってくれました
                                 実りの多い秋へと


お客様も毎年の事 とても楽しみらしく 
暑いのにテラスに出ては山ぶどう棚をながめていらっしゃいます。
まだ小さな房ですが 沢山実を付けてくれていて これから色づき楽しみを頂けそうです。
そうなれば 秋遠からず。
一枝を摘んでは カフェのテーブルに飾ります。

山ぶどうってどんな味をしているのか 一度食べてみました。
決して甘いとはいえませんが ぶどうの味はしっかりと。
自然からの恵みの甘酸っぱい味でした。

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                          こんなに実った一房目の山ぶどう
                          緑から熟した紫へと
                          待ち遠しい ひとつとして


今週 東京より娘家族が3泊4日帰郷していました。
帰ってくるまでは あと何日って指折り数えて待っているのに
帰ってからの時間は 本当に早いものです。
今日帰ってしまいました。

戻って来た日は 一緒に夕食の買い物へ。
家族だけでゆっくり頂きました。

2日目は 夜はファミリーで大宴会。
6家族でのバーベキューを楽しみ 後は全員で花火大会でした。
一番人気は やはり線香花火ですね。

子供たちも沢山で ギャーギャー ワイワイと とても楽しそうでした。
勿論 大人もお酒が入り ワイワイ ガヤガヤと盛り上がって 
あっという間に時間が過ぎて。

帰って来るなり 子供たちはすっかり山口弁になり とても順応があるのに驚きます。
大好きです。

3日目は 海水浴と自然に触れる事が出来た様子で

“冷たかった?” と聞くと

“砂がとっても あちゅかった” と

おみやげに松ぼっくりを得意気に持って帰って来てくれました。
靴やサンダルは砂だらけで 日焼けして…
自分の子供の頃を ふと思い出してしまいました。

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                          木で作られている テープカッター
                          可愛いひよこと ぞうを 机の上に


あの頃は何を思っていたのでしょうか。
ただただ 楽しい!疲れた!だったのでしょうね。
その時 その瞬間を思いっきり楽しんでいたのだと思います。
理屈ぬきで…。

今思えば 二度と出来ない時間の過ごし方です。
随分 年を重ねて来た事を 改めて実感する自分がいます。

今 一緒に泳いだり出来るのでしょうか?
この炎天下の中 想像しても やはり無理そうです。
気力 体力 後は何なのでしょうか。

子供は やはり元気印ですね。
エネルギーのかたまり…これでもまだ!まだ疲れないの!?
そして いつの間にかスヤスヤと眠りについています。
とても幸せそうな顔をして…
寝顔までが可愛くて。

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                          こひつじや ことりのモビール
                          赤ちゃんとママに 笑顔を


わがままを言ったり 優しくなったりと 
小さな身体でとても忙しい時を過ごしているようでしたね。

私も 久しぶりに家族として 充実した日々を。
そして いつもとは違う幸せを頂きました。
夏の思い出が 沢山出来ました。

また明日からは いつも通りと戻りますが 今は少々心地良い疲れと
淋しさが残ってしまっています。

18日より始まる“晩夏の涼膳”にむけて 明日から本気で自分と向き合って
本番を迎えたいと思っています。


孫との秘話より
    買い物の時の出来事
“花奈は けいこさんと一緒に行く” と手をつないでくれました。

“ありがとう”

“だって けいこさんは お父さんが亡くなってて かわいそうだから…”

“花奈はやさしいね”

“でも けいこさんは いつもにこにこ笑っているでしょ!
 とってもえらいと思うよ。がんばっているでしょ”

孫は 私の事を“けいこさん”と呼んでくれています。
花奈は5才。
こんなに小さいのに こんな言葉で会話が出来る事に驚いてしまい 
子供って 一体何者?

大人のする事 全て見ていますね。
もっと頑張らなければ
大人として 先輩として

やはり“親の背を見て育つ”
本当だと思いました。
何も分からないと思ったら 大きな間違いですね。

今回は孫に教わる事も多かった気がします。
言葉の大切さも そのひとつでした。

子供は その時その時の気持ちで とても単純に反応します。
YESもNOも 紙一重です。
親の気分でしゃべるのは 少しかわいそうな気がします。

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                           この季節に着れる秋物が入荷しました
                           深い秋色のバランスが やけに心地良く


親も子も 頑張りましょう。
そして私も 子として 親として そして大人として
その時その時の立場で 頑張らなければと。
こんな風に 孫たちが気付かせてくれました。

どんな大人に成長してくれるのか 今からとても楽しみです。

4日間ありがとう。


                                   Droguerieの時間
                                        2012.8.2
by aoikusah | 2012-08-02 19:14 | 2012年7月・8月 | Trackback | Comments(0)