カテゴリ:2014年5月・6月( 9 )

仮面の自分に

手仕事2人展が無事に終わりを迎えます。

今回は初めての企画 今井七重さんの人形…
私にとって初めての企画を経験させて頂きました。

今井さんとは昨年から メールやお手紙をいただいたりと連絡を取りつつ…
勝手に未だ見ぬ彼女を描いていたようでした。

しかし 分かる筈もなくが本当で…
それ故でしょう…イベントに対して不安がよぎっていました。

人形との初顔合わせがイベントの2日前と言うこともあり…

しかし届いた瞬間からその不安を打ち消すことは簡単でした。
つまり 私自身が心魅かれてしまったからです。

となれば その子たちと向き合う時間はほんの少しで…
会話が終われば私の企画への作業の始まりとなります。

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                          少し遅めの贈り物
                          大好きな白のアジサイの大輪が


私の仕事は 作家と皆様の架け橋となることと考えています。
どんな作品なのかを 自分なりに理解した上でなければ そのものに思いを入れる事が出来ず…
その作品が生きるも死ぬも その技量に…それが私の仕事だと思っています。

今井七重さんの人形たちは まさに其処にありました。
容易く一目惚れしてしまいましたから…
だから 2日間の猶予でしたが素直に向き合えた気がしています。

その子たちは様々な趣きを持ち合わせ…不思議な空気をも感じる…
ただ置く訳にはいかないと… その時 “ これかなっ! ” とぼんやり
しかし 時間がない訳ですから…急げ!…素材は車の中で色々考えながら…

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                     テラスに今年も沢山のブラックベリーが
                     実りの時を迎え


ホームセンターに着き 板10枚と少し切れそうなのこぎりと釘を求めて帰り
すぐに作業に取り掛かりました。
その子たちの為にステージを作る事にしたのです。
つまり木箱です。

その子たちが他の誰にも遠慮しなくて済む 気持ちの良い空間を其々にあげたいと思いました。

板幅や長さを変え 様々な箱を組み立てました。
始めは のこぎりがギコギコと思うようにいかず手こずりましたが…そのうち調子がよくなりスイスイと…

昔 材木屋の娘とすれば 木の香りは私の古巣のようなもの…古傷がうずく…ちょっと意味が違いますが
子供のころから 木切れとトンカチで遊んでいたことを思い出したり…
何でもしている事の無意味はないなんて…

気が付けば12個の箱が出来上がっていました。
そのまま白一面の壁に感じるがままに置いてみました。

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                   ギコギコ トントンと 様々な箱が出来上がり


次はこの子が此処と…居心地の良い場所へと迷うことなく
一度でその子たちの空間は決まりました。

どの子も一応満足してくれているような表情に見え 一安心…
次はギャラリーの残された空間を 
この子たちの為に爽やかな空気の流れを作る作業となります。

ドウダンツツジの自然の力をかり 避暑地の風景を作りたいと…
私は洋服も大好きなのですが
こうして何も無い空間に想いのステージを企画する仕事が
もっと好きなようです。

想い巡らせている時は苦しくもあり しかし楽しくて楽しんで…
そのまま身体が動き始めると 自分が一番幸せの真ん中に居るようで 
想いと身体が一体となり 夢のような空間が生まれるまで 舞う様に動けてしまうのです。

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                     十二支 未
                      仮面をかぶった女性が粋に横たわり…


勿論自己満足だとは分かっていることですが
それでも それを共有して頂ける皆様がいて下さる幸せがあります。

その前に 私の一番身近にいてくれるスタッフの喜び 感激してくれている事が
心強く一番の励みに…

こうして初日を迎えます。

その日は やはり少し早めにお店に…
2階のギャラリーで待つ子たちに 一晩過ごした感想を聞きに階段を駆け上がり 表情を伺います。
これも自分のエゴだと思いながらも 気持ち良さそうだった様子にまずは安心…

10時 開店を迎えますが…この瞬間がいつもの事…ドキドキと不安の時を過ごします。

やはり皆様の反応が気になるようです。
“ ワー素敵… ” などと まず遠くで聞く事から…何故か恥ずかしくもあり…

ギャラリーには 沢山の優しい時間と風が流れているようでした。

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                先程 N様よりお届け
                夏の涼を楽しむ植栽として オキナワスズメウリを


2日目は作家今井七重さんと 仕事仲間のお二人とが
夕方来店されることとなっていました。
お一人は ( 今回の今井七重さんを紹介して頂いた方 ) 三重県で…
もうお一人方は福岡の久留米でお店をされている方で とても素敵なお仲間…

東京では 夜時間が合えばいつも一緒にお酒を頂いている方々です。
その日も夜は大宴会の予定…

私もそうなのですが 私たちの目はその前にお仕事の目に変わり
何か一つでも学ぶ 求めるハンターに豹変します。

他を見る事は 自分を見つめ直す事へと繋がり 刺激を頂く事となるのです。

お二人ともに久しぶりの山口です。
来て頂くからには 何か差し上げられると良いのですが…ドキドキです。
やはり見る目や感性は厳しいプロですから
スタッフもとても緊張している様子でした。

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                   今日のお届け その2
                   Y様より珍しいユリとユウカリを頂きました
                   早速cafeに活け込み


やはり人とは仮面人間なのでしょうか?

いつもきちんとしていると思われている事も中々手薄になり…
しかし この時とばかり…やれば出来ると…言いたくなる程に綺麗に…
やはり “ 特別 ” はあるのですね。

完璧ではありませんが 時間の許す限りのおもてなしの準備が…
気持ち良くお迎えする事が出来ました。

初めてお会いする今井七重さん
先にお会いしている人形そのものの方のように
素朴で 山の様に大きくて優しくてドッシリされ…魅力的な方でうれしくて
素敵なご縁を又頂き 感謝です。

夜は 沢山食べ 沢山呑み 沢山会話しと…大人の宴会が…
場所が変われば話も変わり…素敵な笑顔と共に…

一つの旅が仕事と一緒に楽しみ 刺激的な2日間となり
これから続く私たちの仕事の活力となるでしょう。

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                     今朝ネジリソウが初めて咲いていました
                     沢山の蕾が顔を出しています


三人三様と 誰一人として同じでは無く
だからこそ楽しいと思え 別の刺激を頂く事が出来る。

自分では考えらえない事を目のあたりにしたりと…
そう認めながら刺激し合える仲間は 私にとって宝物です。

これから先 どれ位続けられるか分かりませんが…
方向性も変わりながら これから先も楽しみだと思っています。

どんな未来が待っていてくれるのか想像できませんが
このまま寄り道しながら夢に向けて歩いているでしょう。

自分が楽しめる事が皆様と歩む道と…

今回も素敵な出逢い 素敵な言葉を沢山いただきながら

言葉は素晴らしい “ 魔法 ” だと…

                                     Droguerieの時間
                                            2014.6.26
by aoikusah | 2014-06-26 18:17 | 2014年5月・6月 | Trackback | Comments(0)

二人展に望む覚悟

このところ 皆様から多くの頂きものをしています。
先日は 夏を前に収穫期を迎える野菜たちを頂きました。

1年前になると思いますが ブログでも紹介させて頂きましたが…
T様…私と同じ歳の 一人農業をされている素敵な女性です。

その元気の泉は何処から湧き出でるのですか と尋ねてみたいほど…元気でハツラツ
きっと皆様に 無農薬で育てた美味しい野菜たちを食べて欲しいとの思いからだと
何のためらいもなく答えられるでしょう。

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                             会席後 早速梅収穫
                             歴代の梅酒の中に並べられ


T様は 周南にて食のお仕事をされている方
日々の暮らしの今のリズムは 野菜作り中心と思われます。

 
畑と田んぼでの朝の作業に始まり日中はお店…夕方は2度目の畑の作業 
夜は又お店のお仕事に戻り やっと身体を休める為の就寝と…そしてまた朝を迎え 

どう考えても彼女は怪物にしか見えなくて…快挙と言えるでしょう。
しかも “ 無農薬で美味しいよ… ” と坦々と笑顔で言われます。
素敵過ぎませんか!…

夕方 畑の帰りに山ほどのじゃが芋と
大きく立派に巻いたキャベツを沢山届けて頂きました。

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                  お花大好きなT様より
                  お庭の花をピンク色からグリーンへ変わるらしく


もどかしくも ただ “ ありがとう ” の言葉しか返すことが出来なくて…
心の中ではこんなに沢山の気持ちをどうすれば返せるのか…
なんて思い巡っていました。

身体をはってお返ししたいのは山々ですが自信もなく…
その気持ちに今応えられるとしたら 誰よりも美味しく頂く事しかないと
感謝して料理する事にしました。

T様も野菜も一番喜んで頂けそうですから…

早速スタッフやお客様 そして母へも少しずつお裾分けさせて頂きました。
もち論 cafe' bon でも使わせて頂き 皆様にも優しい味を食べて頂きたいと思っています。

そして昨日 母よりお裾分けのじゃが芋が肉じゃがとポテトサラダとなり
その優しい味が私を口福へと導いてくれました。

ここにもその思いが…思いへと次の嬉しい波紋として広がり始めて行きます。

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                    誕生日の日 姪たちからお花を頂きました


彼女の身体は悲鳴をあげてるはずなのに
心はこの上の無い幸せに包まれているように…きっと神様が見守られていると思われます。

何事も無理をしなければ 自分の満足とは出逢えずの気がしています。

がむしゃらに走り ふと気が付けば頂上が後もう少しの所に来ており 
しかしここが限界だと思う体力に気が付き…そしてそれから振り絞り…やがて終える。

これまで やれば出来るを何度となく経験しながらのように思われます。
それが今の目標や夢となっているようです。

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                        cafe' bon のデザート
                        ほうじ茶のあんみつが始まりました


そしてもう一人のT様からも…
その方は私よりも少し先輩の方で見るも美しく素敵な方

多才であり先日も古布で作られる “ 衣装展 ” をされました。

丁度お店の会席と日程が重なり伺う事が出来なくて…
とても残念な思いの中 気持ちだけでもとお花を送らせて頂きました。

そのお礼にと沢山の頂きものをする結果となり 恐縮してしまうことに…
自家製のらっきょ 採れたてのサンチュ 皆様でとお菓子を頂いてしまいました。

見たいのに行けない事をしっかりお伝えし 出来ればその時の写真を見せて頂きたいとお願いしてみました。
気持ち良く受けて下さり…一緒に持参して下さり…

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                    ギャラリー青い草に
                    今井七重さんの人形と
                    仮屋園宏道さんのガラスが勢ぞろいしました


写真を1枚めくる度に 止める事の出来ない鳥肌が…
想像していた以上に芸術的で素晴らしく 
感性の豊かさに感服…一発で完全にノックダウンさせられました。
何故かそれが凄く嬉しくて…余韻が残ります。

素敵な方は自分をおごることなく謙虚で 優しく…しかも笑顔がとてもチャーミングなのです。
その上お話が上手で楽しくて飽きる事なく もっと聞きたくなるほどです。

そんな魅力は これまで歩んでこられた浮世から生まれしこと…
美味しいものを頂いた上に人生の勉強をもさせて頂く事になりました。

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                      午前0時のシンデレラ
                       現実に戻るシンデレラの悲しげな表情
                       下向きな目にひき付けられ


皆さん何も見返りを求めない…ただ自分がしたい事を思いのままに…
だからこそキラキラと眩しいほどに輝き 人を引き付けてしまうのでしょうね。

還暦を迎えた1年でしたが何も変わることなく 一昨日もう一つ年を重ねてしまいました。

ただこの1年 沢山の方たちとの刺激的な出逢いが頂けているように感じています。

偶然なのか今ここに来て必然的なのかと思えるほどに…
やっと出逢える日が今…沢山の点が線で結ばれる時かと…

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                     午前0時15分のシンデレラ
                      魔法が解け右足に残るガラスの靴が


しかしこの最近 悔しいですが走りっぱなしは…息切れを覚えて来始めています。
第2の人生とはこれなのかと…思い知らされます。

自分の身体と向き合い充分調節しながらが一つの課題としてあるようです。
元気で何時までも
仕事していたいし 感動していたいし 皆様と一緒に楽しみたいしと思いは多く…

明日から “ 仮屋園宏道のガラスと今井七重の人形展 ” が始まります。

昨日 今井七重さんの人形と初めて出逢いましたが凄いです。
どの子も表情が豊かで 一瞬にして心奪われてしまいます。
私の心が浄化していくようでした。

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                   まゆ玉
                    ただそこにいるだけで 穏やかな気持ちに

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                      十二支から  亥
                       なんとも風格のある 亥
                       自分の守り神として傍に置きたく…                   

昔なつかしい ほのぼのとした 
未だあどけなかった幼いころの無垢な気持ちと逢えるような…不思議な思いに…

仮屋園さんのガラスは2度目となります。 
1400度の燃えるガラス…高原と彼の猫に対するユニークな世界が…

昨日全てが揃いました。

これから2階 “ ギャラリー青い草 ” にて お二人の作品を前に真剣勝負となります。

今回も神宮の風花さんにドウダンツツジをお願いし 素敵な木が届きました。

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                   ドウダンが届き 小さな避暑地が出来ました
                   現実から逃避して ゆっくりと過ごしたくて…


小さな森とガラスと人形
一体何が生まれて来るのでしょうか…

私にも未だ見ぬ世界との遭遇と…何となく思い描いていますが
後は自分がその子たちと会話しながら作り上げて行きます。

私もこれから始まる時間と空間を もがきあえぎながら楽しんで…

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                              素敵なグラスがたくさん
                              夏に使いたくなる一つを


今井七重さんは 21日(土)の午後3時頃に来店の予定となっています。
時間が許せば是非お話してみて下さい。
とても素敵な方と…
私も お会いするのを今からとても楽しにしています。

今回も皆様からの頂く事の多さに
これからはじまる1年の予期せぬ旅を楽しみたいと思います。

いざ 出陣…

                                      Droguerieの時間
                                            2014.6.20
by aoikusah | 2014-06-20 09:00 | 2014年5月・6月 | Trackback | Comments(1)

清風膳のお料理

無事に会席も終わりました。

待ちに待っていたようにも思われた3日間でしたが…余り楽しむ余裕もなく
時間に追われながら 気が付けば終盤を迎えているようでした。

食べ事は時間が勝負…
しかも下ごしらえ8割と言いますが これがかなり大変な作業となります。
やはり30食分となると 何をしても時間を費やし…
前の日からの仕込み そして当日は早朝7時からの開始と
又夕方からは次の日の仕込みと夜までも続き…

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                    完熟したトマトをミキサーにかけ
                    布でこし ひたすら待つ
                    一滴一滴がトマトの原石のような香りと味に


休む暇もなく動いているのに終わらず…
私の体力に問題が生じてきているのでしょうかと不安も感じながらでした。

初日を迎え
綺麗に 丁寧に仕事したいとの思いから ひたすら料理の事だけ考えていました。

皆様の反応が気になりながらも楽しむ余裕もなく
時折 “ 美味しい… ” “ わー綺麗… ” の声をかすかに耳にしながら…
それが嬉しくて…

五感を満足して頂く為の会席です。
ですから 食を通して沢山の幸せを感じて頂ければ嬉しい事となります。

たった3日間の本番ですが 
この為に費やした時間は 私たちをより幸せに導く事になるでしょう。

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                  前菜の盛り合わせ
                  波佐見の角皿に乗せ 庭のユキノシタを添えて


私ひとりで出来る事では無く スタッフの大きな温かい力を借りながら…
皆の気持ちを一つにしながら出来る事として…
調理している間は 心地いい幸せな時間が其処にありました。

皆様からの “ 美味しい ” の一言と “ 美味しいの笑顔 ” に出逢うためにだけ
頑張っていましたから…

帰り際の
“ 次回も是非お声をかけて下さいね… ” この一言に尽きます。

その意味では私たちは多くの幸せを頂けましたし とても皆様に感謝しています。
疲れも何処かへ…

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                   朝とれた地物のカナガシラと蛸の大葉包み揚げと
                   真竹とアサリの混ぜご飯が今の季節を


今回の献立を少し紹介してみます。

       清風膳 

 梅雨。私たちの暮らしに大切な季節です。
 この長雨は田んぼや畑を豊かにし 私たちの飲み水としても…
 紫陽花 菖蒲 など雨にぬれてこそ美しい花たちも咲き始め…
 蛍も雨上がりの夜飛び交う姿は幻想的…野菜の苗も植え時と…
 夏の収穫を前に慌ただしくなる…全ての恵みがこの時から始まる
 そんな思いでご用意させて頂きました。

  食前杯  トマトの実り

  前菜    鯛の昆布じめ
         ゴマ豆腐のあんかけ
         蛸とオクラの辛味和え
         里芋の素揚げ

  本膳    今朝とれた地魚の天ぷら
         干し椎茸のかき揚げ
         海老の天ぷら
         新ゴボウの揚げもの
         干し椎茸の白和え
         長芋の甘辛煮
         小松菜のお浸し
         おばあちゃんの出汁巻き卵
         真竹とあさりの混ぜご飯
         お味噌汁

  デザート 苺の盛り合わせ
         お飲み物

季節ごとの地元の食材で献立を考えます。

季節の今が旬の物と これから迎える夏の食材で…いち早く夏を意識して頂きながらと…
心をこめて料理させていただきました。

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                素朴なゼリーとパウンドケーキの上に
                朝採れの苺と 苺で作ったソースで果物の宝石箱に


今の野菜たちは何時が旬なのか分からなくなる程 一年中食べる事が出来ます。

わたしの子供の頃は その季節ごとに太陽の光を浴び
甘く熟す時に本当の美味しさに会えていました。
例えば トマトが熟れ始めるとギラギラと太陽が照りつける夏だ!…

本来はこんな旬な暮らしを求めます。

今回の地物の魚はこれからが旬…イトヨリ カナガシラ ハゼ アジ タコを
野菜は小松菜 枝豆 オクラ 新ゴボウ トマトそしてデザートには苺を使いました。

苺は今我家に植えた3株からも 小さいながらも沢山の実が赤く熟れ始めています。
初なりの苺は2人で仲良く半分子しました。

久しぶりに頂く太陽の下で育つ苺の甘酸っぱさに思いは深く…
子供の頃 畑で熟れた苺を摘みなが食べていた頃を思い出しました。

よみがえる ほのぼのとした温かい景色ですね。

今回の料理教室として

 ◎蛸とオクラの辛味和え
    オクラ   100g
    茹でたこ   50g ( ゴマ油 醤油 )
    長芋     50g
    生姜    みじん切り 少々

      醤油   大1
      塩    少々
      酢    小1
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   ①オクラは塩でもみ 湯がいてから氷水へ
   ②茹で蛸は切れ目を入れて ひと口大に切る
   ③長芋は皮をむき1cm角の薄切り 生姜はみじん切り
   ④ひと口大の蛸は ごま油と醤油でさっと炒める
   ⑤具とたれで良く混ぜ合わせる

 ◎枝豆のハーブ焼き
    枝豆 
    ハーブ ( ローズマリー など )
     
      オリーブオイル   適量
      醤油       少々
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   ①枝豆は少し固めに茹でる
   ②フライパンでハーブと一緒にからいりし 少し焦げ目が付くまで焼く
   ③オリーブオイルと醤油をいっきに回しかける

 ◎干し椎茸の白和え
    干し椎茸  20g 
    人参      70g
    こんにゃく   半丁
    春菊の葉    少々
    豆腐      1丁
   
      白ゴマ    大4
      塩      小1/2
      煮切りみりん 大4
      砂糖     大3~4
      醤油     小1
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   ①戻し椎茸はごく薄切り
     戻し汁 砂糖大2 塩少々 酒大1 醤油大2/3の煮汁で
     前夜の内に炊き合わせ これをザルにあげておく
   ②人参は2mm角 3cmのせん切り
   ③こんにゃくは塩もみして茹で 人参と同じ大きさに切る
     人参の煮汁に少量の水と調味料とを補い煮て 汁を切る
   ④春菊は茹でる。 

  豆腐 
   ①豆腐は茹で湯に塩少々加え80℃っを保ち静かに7分茹で
     2時間程水切りする
   ②胡麻をすり豆腐と調味料を合わせ 汁を切った具材と合わせる

 ◎長芋の甘辛煮  
    長芋    150g

     調味料  鰹だし  360ml
            日本酒  大3 
            砂糖   大2
            味醂   大6
            醤油   大4
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    ①長芋は皮をむき1cmを目安に輪切りにする
    ②調味料を火にかけ温めておく
    ③180℃の揚げ油で長芋を3分位揚げ 油を切る
    ④揚げた長芋を②の鍋に入れ 5分間炊く
    ⑤炊き上げた長芋は煮汁を切り盛り付ける
    
    長芋はシャキシャキ感を残す

どれもが簡単に作れます。

和食の良さは 食材の味を引き出す為に
出汁とその物の持つ旨味のバランスが大切となります。
この加減さえ間違えなければ絶対に美味しい料理が生まれます。

それからもう一つ大切な事は 全てにおける優しい愛情です。
食材に対する感謝と食べて頂く方への思いではないでしょうか…

日々の暮らしの中での食を もう一度見直してはいかがでしょうか?

元気になる源です。

美味しく食べるは明日からの活力となり 幸せが近づいているように感じてしまいます。

次回はいつ…

                                    Droguerieの時間
                                          2014.6.12
by aoikusah | 2014-06-12 18:21 | 2014年5月・6月 | Trackback | Comments(0)

会席と紫陽花の花に

5月の末にはすでに夏日となり
6月に入れば山口は梅雨入りとなり又驚きです。

4日続きの雨も やっとくもり空に変わり…
雨も続くと少しうとましく感じられてしまいます。

何事も過ぎたるは及ばざるが如しとなるようですね。

私の生まれ月と言うこともあり…6月は好きな季節となります。
ですから 梅雨ならではの過ごし方も人一倍楽しんでいると思います。

雨音を聞きながら 静かなゆったりとした時間が流れていきます。
こんな日は誰もいない ただ自分とだけの対話の中に…

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                    先日 玄関横のベビーバスに植えた野菜たち
                    すくすくと育ち ベビートマトが


6月のこの頃 田植えの季節を迎えます。

少し街中を離れると静かな田園が広がります。
この時だけは広大な景色の中に人の姿を見かけるようになります。

田を耕し 水が張られ…
すでに苗が植えられた田んぼ…未だこれからと準備に追われている田んぼと…
この季節の垣間見る時を頂きます。
季節ごとの大切な行事として 秋の豊作を夢見て…田植えの風景はあるようです。

私も子供の頃には田植えを手伝っていました…勿論手で植えていましたよ…
のどかで ほのぼのとした古き良き時代の思い出の一つです。

雨降りの日に 耳を澄ませば
降る雨の音…
車が走ればタイヤと雨とで起きる軽快な音…
波板に大きな滴が落ちる雨だれの音…と
様々な心地良いリズムと共に 波紋を広げてくれているようです。

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                      昨年 母の日に頂いた八重の紫陽花に
                      初めて花が咲きました


6月はとても慌ただしく過ぎる頃のように…
迎える夏への準備として しなければならない事が沢山あるように思われます。

自然界も春を待つ時と同じように
夏を待っていたものたちが 今慌ただしく動き始めています。

羽虫たちが 湿った風と共に現れたり…
そして雨が似合う花たちも咲き始めています。
6月の花の代名詞と言っても良いほどの紫陽花の花も…

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                  我家の庭に咲く 白い花を咲かせる紫陽花


紫陽花は日本原産とされる落葉低木で
薄緑の花のきゅうが次第に色を濃くしながら 雨にぬれて青や紫に美しく咲きます。

昔からどこの家にもあっただろう…気取らず咲いている姿が一番好きで…
雨の中を気持ち良さそうに咲いている風情に 癒され魅せられてしまうのでしょう。

白色の花が好きな私は 紫陽花の花も白が特に好き…
しかし紫陽花の花の色はその環境で変わり 中々白い花を見せてはくれない…
太陽 土 水と…場所が変われば七変化するように…

優しい花なのか気難しい花なのか不思議な花…だからこそ梅雨のこの時期に…

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                          荒川尚也作 グラスとピッチャー
                          背景にホタルが飛びかい…


そしてホタルブクロに菖蒲…日本古来の花が浮かんできます。
ホタルブクロは別名提灯花とも言われ
蛍が花の中で ぽっと光りそうな釣鐘の形の優しい花として懐かしい一つです。

昨日沢山の花をお客様のN様より又頂きました。
土曜日から始まる会席に間に合うようにと雨の中持って来て下さり 感激と感謝でした。

3日間の会席を…
この花たちと私たちの料理で 精一杯のおもてなしが出来ればと思っています。

まだまだ先の事と思っていましたが ここまで来れば少しドキドキと緊張してきています。
久しぶりの身体が引き締まる思いでしょうか。

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                            原光弘作 醤油さしとボール
                            1400度の世界から


昨日は久しぶりにお店の中を模様替えしました。
荒川尚也さんや原光弘さんたちのガラスの器を皆さんに見て欲しくて…

子供の頃からガラスが大好きな私は一年中使いたくなるので
どの季節も関係なく気持ち良く使っています。

しかし これから暑さに似合う器として食卓の上に登場する回数が頻繁になるでしょう。
料理も涼やかに美味しそうに…

全てが五感で感じることから楽しむ事が始まります。
そのひとつをも大切にして日々過ごしたいと思っていますから…

ドゥログリーもすっかり夏仕様となり ガラスに囲まれて私は幸せに…
皆さんはいかがでしょうか?

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                            旬を迎えた我家の梅の木
                            来週は梅の収穫祭となります


今年も我家の梅の木が収穫の時を迎えています。
季節は巡り…
この会席が終われば皆でまた毎年の恒例として梅の収穫祭…
梅を採り 丁寧に洗い 梅酒作りの予定にしており 今から皆で楽しみにしています。

庭のジュンベリーの木にも赤色の可愛い小さな実が熟し始めました。

何時 収穫するかが問題…ヒヨドリとの競争となりますから
気が付けば実が消えていた時もあり…其れからというものは鳥との競争です…

その日のうちに採れたての実を そのままジャムにしました。
アツアツの出来たてのジャムを頂いてみましたが
小さな種が食感として残り さらに美味しさを増して感じます。
自然の恵みに感激です。
cafeでもお出しできそうです…楽しみにしていて下さい。

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                        ジュンベリーの作りたてのジャムです
                        甘酸っぱいベリーの香りと色で


すでに会席の準備が始まりましたが 明日からはさらに本格的な取り組みとなります。

気合いを入れて頑張るのみです。

皆様の美味しいの笑顔に出逢えると信じて…

                                         Droguerieの時間
                                               2014.6.5
by aoikusah | 2014-06-05 18:59 | 2014年5月・6月 | Trackback | Comments(2)

松本のクラフト展へ

今月も後わずかで衣替えの季節6月を迎えようとしています。

私は24日25日と長野の松本クラフト展に行って来ました。

3年ぶりでしょうか?お友だちのUさんと2人旅です。
彼女は久留米から飛行機の旅…
私は新幹線と電車の旅…そして松本での待ち合わせをしていました。

徳山から名古屋までは新幹線で3時間
名古屋から松本までは “ 特急しなの ” で約2時間の旅
ガタゴトガタゴトと山の谷間を走る景色が ゆったりとした心旅となりました。

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                    木曽川とともに走る ” しなの ” の車窓から


山は低く新緑で萌え 爽やかな水を運ぶ川沿いを走りぬけます。
普段会えない景色は私を空想の世界へと連れて行き…気が付けば松本へ到着…

駅はすでに大勢の人たちで溢れ…目的は一緒なのでしょうか?

まずホテルに荷物を預け…いざクラフト展へ…ワクワク…
すでに街中がクラフトで溢れています。

会場までの街並みまでもが楽しめるようにとの企画に感動でした。
どんな小さな路地までもが 予期せぬ感動と出逢いに…

この二日間の松本の町は 
大人の遊園地のようにキャアキャア…
しかも ワクワクと楽しくてたまらない時間が過ぎます。

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                        あがたの森でのクラフト展の様子
                        欅の木にランプシェードが…明りが灯り


しかし 夏を思わせる程の暑さと人の多さに少々疲れ気味となり
水分補給をしながら…森をさまよい歩いていたように…

作家の皆さんが力作を自分の世界観で展示
どれもが楽しく面白い… 右往左往しながら久しぶりに味わう感覚が楽しくて…

しばらく街並みを歩いていると 目の前に森が…
この横断歩道を渡ると あがたの森に到着…少し興奮してきました。

会場に入り ほんの10歩で心奪われしものに出逢う…
素敵なガラスたちに一目ぼれしてしまいました。

ドゥログリーで間もなく出逢いが待っています。
 
5・6年前にこの会場で一目惚れした “ 谷井直人さんの器 ” に続く
2人目の若手作家さんの作品となります。

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                      木工の作品 住みたくなるような小さな家
                      ドアもランプも階段も…


あがたの森がクラフトのテントの山となり…2日間の生活を共にする芸術の森と化し
作家さんの魂のエネルギーで熱く燃えているようでした。

今回はお二人のご縁を頂きました。

まだまだ若くて これからが楽しみと…一瞬羨ましいとも思え
いやいや私もまだまだこれからだと思う気持ちを打ち消すことも出来ずで…

若い時は無我夢中で走り
今はと言うと 少し考えながらマイペースで走っている…の日々となっているようです。

還暦を迎えた今は体力の不安を少しずつ感じ始める頃のようです。
気力だけでは乗り越えられない自分と巡り合い
残りの人生を考える上で大切なこととしてあると思われます。

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                芝生の上をカルガモの親子がお散歩している…
                よく見るとフェルトのカルガモの親子でした


松本で過ごした時間が 未来に向かう道 夢の道 自分とは…などと
久しぶりに自分と向き合えたようです。

とても単純な私ですから …素直と言わせて頂いて…
感じた事 思った事は直ぐに行動に移したい性格ですから

今日からドゥログリーが少しずつ変わると思われます。
未だときめきの中にいますから…

人は皆 目的を失った時は脱力感で押しつぶされ 全てが闇の中へと
でも そんな時こそが一番大切な時としてある事を…
心静かに落ち着き 自分を見つめ直す時として必要なのです。

そして悩み苦しい時を過ぎれば やっとその先に小さな明りが見えて来始めます。

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                  初夏を思わす暑さの中
                  森を通り抜ける風がフェルトのバックをゆらゆら…


どんなに小さくても良い 目標や夢は必ず生きて行く上で必要なものなのです。
その為に日々身体は動きます。

しかも 誰かの為にが一番頑張れるような気がしています。
裏を返せば全ては自分の為にしている事なのです。

どんな小さなことでもいいから…多くの人に喜んで頂ける事をしたいですね。
誰もほめてくれなくて良い…皆の為に出来る事…

例えば庭の手入れをすることで 道行く人達に癒しを差し上げている事になるでしょう。
野菜を育て おすそ分けを…口福にして差し上げられます。

そんな日常の中にも たくさんありますね。

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             この時期毎年N様より大木のスモークツリーが届きます
             Droguerieで見るスモークツリーが一番好きだと言われ
             私たちもおすそ分けの幸せを頂きます
          

“ 持ちつ持たれつ ” が優しくて好きです。
信じていればこそ出来る事ではないでしょうか。

そこには決して見返りを求めたりしない関係があること…
そんな仲間と巡り合えたら もっと人生 楽しめるでしょう。

友は一夜にしてならずで 気の合う仲間たちと一緒に楽しむ時間を重ねて行ければ
いつかきっと絆が出来るでしょう。

松本のクラフト展で感じた事…
とにかく皆が元気で している事への自信がもたらすのでしょうか?
顔や表情が生き生きとして 皆素敵な方々でした。

一抹の不安も感じられないほど
胸を張って今が最高のもので勝負しているかのように

しかし 自分を評価される瞬間を目のあたりにする訳ですから
ドキドキしながらなのでしょうか?

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                       今日よりスタートしたボトム展
                       夏を爽やかに過ごすための
                       自分だけの一枚を捜しに


いずれの道も永遠に続く道であり
生涯が勉強だと 先人より…

日々自分と格闘しながらの作家たちの集まる森はエネルギーで満ち溢れ
自然と融合し さらに大きな力となり私たちを楽しませているようでした。

その刺激が未だ冷めず…
ドゥログリーの今から夕暮れの時までも 少しずつ変化して行くことでしょう。

今したい事が自分の中にフツフツと湧いています。

久しぶりに味わう鮮度の良い刺激…今ここにあり…


   p.s.
               40歳からのボトム展
                     5月29日(木)~6月3日(火)

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     この頃になると草木も花も地球全ての生きものが
     もちろん私たちもですが 優しい日を浴びて輝ける季節になりました。
     もうすぐ夏を目の前にして 何かをもとめるかのようにワクワクしてきます。
     心も身体も太陽の眩しいほどの陽ざしと底知れずの青空に
     かきたてられているかのように…
     大人になった今 この夏着てみたいボトムを捜し 
     背伸びした自分と向き合う時めきを見つけてみませんか?



                                     Droguerieの時間
                                           2014.5.29
by aoikusah | 2014-05-29 17:24 | 2014年5月・6月 | Trackback | Comments(0)

献立を考える時

もはや止めようもない早さで時間が過ぎて行く感じで 日々が流れています。

目まぐるしい状態の中 少し動揺しながら…
心此処にあらず…あれこれと気になり 先ゆく行事で一杯となっています。

どうも自分の性格が追い詰められなければ 
最後の切り札が見つけられず…というか頂けないようです。

切羽詰まれば 駆り立てられるかのように必死になれば集中力も湧き…
これまでの時間が何だったのかと思えるほどに…完結してくれます。

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                         中庭のプリペットの花が満開を迎え
                         アオスジアゲハが蜜を求めて


では その時だけ頑張れば大丈夫かと言うと そうではなく…
それまでの長い時間思い悩み 右往左往することがとても大事な事としてあるようで
何事も努力なくては報われない…

皆様より沢山のお声をかけて頂いた会席 やっと6月に決定…

しかし 毎回のことですが 献立を考えるのが一番大変な作業となります。

それだけ “ 食 ” の企画は思い付きで出来るほど簡単でなはなく
身心ともに大変な企画であることを承知しています。

しかし 皆様より会席への思いの声を沢山頂く喜びは ひとしおとも感じております。

私自身 食べる事が大好きですから 勿論 応えたくもなるのですが
そう!決めてしまえば もう走り出すしかなく…頑張るだけ…

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                    甘い香りに誘われるのか 恋のときめきなのか


cafe' bonでの会席は 季節を想い身体に優しい食事をと考えています。
私の好きな和のおもてなしでのぞみます。

今思えば始めたばかりの頃は肩に力が入り 同じものは二度と出してはいけない!
なんて思っていましたが…

この1、2年 少し私の中での思いが変わりつつあります。
例えば 同じ料理だとしても同じ味のはずはないと…

私自身がより大人として成長しているはずだから
昨年よりも今の料理の方がより深く優しい味としてあるはずだからです。

ひと手間を惜しまずが五感に響き…これこそが和の心 “ おもてなし ” の心として
今や世界への共通語となり とても誇れることです。

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                           ジュンベリーの実が赤く色づき始め
                           もうすぐ収穫の時を…?


私も食が大好きですから献立を考えるのも 作るのも 食べるのも 片付けも…
最後に片付け終わり 何もなかったかのような静けさに戻った時
この上ない至福で満たされる時を頂いています。

笑顔で食べて頂いている様子を思い出しながら…
少し身体は疲れていますが それ以上の満足感の幸せの中にいるようです。
それが作り手の幸せ…感謝となります。

本当はゆっくりと時間をかけて楽しんで頂ければ最高のおもてなしなのですが…
この小さな空間から 沢山の口福を差し上げたいと欲張り
一人でも多くの方に食べて頂きたいとの思いから
急いでゆっくりなんて 矛盾なことを申しています。

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                       花びらにしずくを溜める むらさきつゆ草
                       優しく佇む姿に


4月に入り初めてのスタッフと打ち合わせを終え…

勿論四六時中考えている訳ではありませんが 
常に頭の片隅にあり 休むことすらさせてもらえないなど…
そんな日々から 生まれ来る物たちを整理しながら辿り着いた献立です。

先週やっと1回目の試作を済ませました。
これからは それらを最高へと仕上げていく作業となります。

しかし ここまで来れば…ほっと一息…後は食材との出逢いの時となり
当日を迎えれば後は楽しんで料理するだけとなります。

ドゥログリーの “ おしゃれに暮らす ” は 衣食住の全てを楽しみながらと…
その一つとしての食は 健康の源としてとても大切なものであると思っています。

時には忙しくて手抜きをすることもあるでしょう。
私も甘んじてあります。

でも 自分の身体 家族の身体の健康を預かっているのは 作り手の貴方であることを…

しかも 食育は人の性格を変えるほど心の栄養ともなり
精神的にも左右するほど…大切なものです。

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                            山椒の木にたくさんの実を付け
                            会席の料理にも添えて


いつも笑っていたいです。

そのためにも ひと手間かけた愛情たっぷりの食卓を…

きっと皆幸せになれると信じて…

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                          cafe' bon 季節の限定メニュー
                          昔ながらのナポリタン

p.s.
  “ 清風の膳 ”
     6月7日(土)8日(日)9日(月)
       11時~14時
       1日20食限定  ¥2160
    只今予約受付中 残り少なくなりました。
    まだの方はお早めにご予約下さい お待ちしています。

                                       Droguerieの時間
                                              2014.5.22
by aoikusah | 2014-05-22 16:47 | 2014年5月・6月 | Trackback | Comments(0)

母の日に思う

五月に入り行事が巡りゆき…
先週末は母の日を迎え やっとひと段落となりました。

私も人並みに母の日に
気持ちばかりのプレゼントと手料理で我家でおもてなしをしました。

“ いつもありがとう ” と乾杯をし
他愛のない話で楽しい時が流れます…

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                       T様より バラを沢山頂きました
                       お庭はバラで満開の様子…
                       名前はごめんなさい 忘れてしまいましたが
                       カーネーションのように…


普段 面と向かっては “ ありがとう ” のひと言が言えずにいますから
この日ばかりは余裕をもって伝える事ができます。

どんな献立に…?
母の好きな野菜を中心として 少しだけ旬の物にこだわり
手間をかけるひと仕事で美味しくと思いながら作ります。

 母の日の献立
   竹の子の煮物
   蕗の煮びたし
   わらびの煮びたし
   クレソンと春野菜のサラダ (天草の塩とオリーブオイルかけ)
   朝採れグリーンアスパラの塩ゆで (これも天草の塩で)
   鯛と平目のお刺身
   鱚の塩焼き
   めばるの煮付け
   竹の子御飯
   豆腐と小松菜の味噌汁
                以上
母からの差し入れとして 
お肉と五目おからが加わり 賑やかな食卓となり 
お酒も頂きながらの楽しい晩餐となりました。

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                     両手に抱えきれないバラたちに包まれ
                     心も身体も奪われそうなほどの
                     気品ある香りに酔いしれる時を


私も2児の母として…
子供たちより その日プレゼントが届きました。

やはり気持ちだけで充分嬉しいのですが
その気持ちを形に添えて届ける事の意味は大きく
その事が何倍もの気持ちとして伝わりやすく 幸せを頂けるようです。

娘たちからはケーキ 息子たちからは紫陽花が届きました。
やはり嬉しいものですね…

食事の時にお花はテーブルに飾り 眺めるご馳走として
ケーキはデザートとして口福を頂きました。

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                      初めて出逢うバラ 名前はバタースコッチ
                      バター色の花びらがビロードのように


母の日も仕事でしたから…
少し早起きをして出来るものは作り…後は帰ってから手早く出来るもの…

旦那様はお魚担当ですから…

“ 男子厨房に入らず ” の人でしたが
ある日突然 60歳の頃 自分の包丁を持つようになりました。
こんな事あるの…?と半信半疑で見ていましたが…今日に至っております。

彼の身に何が起こったのかは 未だ定かではありませんが…
今では魚に関しての包丁さばきは 彼の方が上手だと認めるまでに…

しかも楽しんでしている様子…ですから上達するのでしょう。
人は興味を持てば出来ない事は何もないとつくづく思います。

昔はスーパーの買い物など…一緒に行っていても車の中で待機…
そんな彼が毎日のように買い物へと出かけています。

スーパーは今や 
電気屋さんやホームセンターと肩を並べるほどに興味深くあるようです。

今の私にはとても有り難く 感謝で一杯です。
この歳にもなると 持ちつ持たれつが楽で良いですね。
でもこんな日が来るなんて 夢のようです。

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                       甘い香りを放つ ピエール・ド・ロンサール
                       ピンクの優しいバラ


先日目にしたのですが
60歳を迎えた年ごろの夫婦に “ 卒婚 ” という言葉が

これからはお互いに自分のしたい事をしましょう…話し合うそうです。
結婚し 子育ても終わり これからの残りの人生を自分の為に過ごしたいと…

それを見た時 ある意味とても共鳴出来ると思いました。
60歳という人生の節目 折り返し地点だからこそ 考えてしまうのだと

私はまだまだ沢山の夢があり…
叶うかどうかは別として 何も無いよりもあるだけでも 楽しめる瞬間は生まれます。

今のこの歳を振り返れども とても60年を過ごして来たとは思えないほど短く
そう考えると これから20年30年40年…でしょうか?
どう頑張っても半分くらいで終わりを迎えるとすれば…

出来ないと諦める前に何でも良いからしてみたいですね!
これまでのご褒美として 周りの皆さんに少しだけ甘えても良いから…

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                  papabubbleのグミキャンディー
                  火曜日Ayaの展示会にて…
                  いつも何かしらとワクワクしている お土産として


私はドゥログリーで皆様とこれから先も一緒に 笑って過ごせれば幸せ。

いくつになっても若々しく可愛らしく…
ではその為に どうすれば良いのかが問題となりますが
とりあえずは 気持ちを持ちあげる為に おしゃれを頑張ってすることでしょう。

母の日は一日にしてならずですが…思いは深く…
昔より “ 親孝行したい時 親はなし ” とても厳しい言葉のようですが…

親と言うもの 
いつまでも元気で居てくれるのが当たり前だとどこかで信じたく
私も例外では無くそう思っているところもあり 親孝行はもっと先でもと…

私もその親の一人になり…

子供たちもやっと親として歩み始めたばかり

何処までも続く永遠の歩みとしてあるようです。

子は親の背を見て育つと言いますから 親としての責任も大きくもあり…

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                    やっと山ぶどうの棚が完成しました
                    左端に小さな蔓が沢山出始め
                    初夏 夏 秋 晩秋と楽しませてくれるでしょう


母も私も子供たちも
自分を信じ諦めずに 夢に向かって歩み続けて行ければと願います。

人生の先輩としての母に学ぶ事の多さと重みを今ここに…

                                   Droguerieの時間
                                         2014.5.16 
by aoikusah | 2014-05-17 15:48 | 2014年5月・6月 | Trackback | Comments(0)

渋滞が運ぶもの

待ち遠しかった5月の連休も気持ちの良い季節とともに 通り過ぎてしまいました。

何事も待つまでが楽しみ…心弾むものですね。
お楽しみの当日を迎えれば その瞬間から終わりの時が近づくことになりますから…
新しい出逢いと 心地良い程の疲れが身体に残りそうです。

5月5日は立夏
立夏とは次第に夏めいて来るころのこと

あおあおとした緑 爽やかな風
青い空と気持ちの良い五月晴れの季節の訪れが巡りくる…
一年の中で最も好きな季節です。

地球上の生き物たちが いっせいに命を奮い立たせる時を 肌で感じる事が出来 
しかも 目を見張るほどの美しさで勢いよく爽やかに…
冬の間眠っていたものたちが 表舞台へと上るかように動き始めます。

春を迎え立夏となり 自然界がソヨソヨと揺れ始め
抑えきれないほどの生命の強さが さらに私の優しさへと誘うようです。

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                    通詞島の天日塩 “ はやさき ” の塩
                    櫓の植えに海水を汲み上げる作業に出逢い


わたしも3日4日と久しぶりに連休を頂き
恒例のように天草と南阿蘇と飯田高原への旅へ出かけました。

連休中と言うこともあり 
何時もより少し早めの朝6時に出発し お昼過ぎには到着の予定でしたが 
やはり思いの外渋滞で…午後3時半過ぎ やっと辿り着き…
さすが連休の凄さを味わうこととなりました。

早速お墓参りをすませ 帰りの岐路にと足早に…

今年も長い休日と聞いていましたが 暦通りの方々も多く
私たちもそうですが…それでもお出掛けしたくなる季節とお休みなのでしょう。

行けば帰りも必然的…
熊本に宿を用意していましたから… 
当り前の如く熊本までの道のりも渋滞していました。

そのお陰で 天草の夕日が空と海の狭間に見せる神秘さに 時間の限り堪能し…
自然がもてあそぶ一期一会の芸術に 最上の幸せをいただきました。

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                          帰りはすでに夕暮れ時になり
                          浜辺にも 波のいたずらのように


そして何処までも続く道のりと何処までも続く車にも…
やがて時が流れ 車も流れ どうにか熊本まで…

朝も昼も車中での軽食…
夜はせめて美味しい食事を頂きたく街へと…
しかし これも渋滞の日の延長としてあるようでした。
人の波が押し寄せています。

お目当てのお店はすでに満席で…二軒三軒と断られ
こうなれば 目と鼻を効かせ ウロウロと捜しまわりながら 
このお腹と心を一杯に満たしてくれるはずの料理を求めることにだけに集中し
絶対に美味しいものと出逢いたい…ここまで来て後悔だけはしたくない
そんな思いから 歩く事30分…

やっと 美味しい和食に出逢え 無事に一日を終える事ができました。
やはり私の幸せは 五感を楽しませてくれる景色と食事がそろえば大満足のようです。

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                            有明海の干拓に沈む夕日
                            幻想的な時間と風景が広がり


昨日の経験をいかし 2日目は何時もより早めの出発とし…
南阿蘇の雄大な景色をご馳走に 爽やかな風を感じながら心地良い走りが続きます。

まだ阿蘇は春の足音が聞こえ始めた頃のように初々しく
新緑もこれからのように 清々しさをもたらせながらの景色でした。

阿蘇の優しい風景に癒されながら  山なみハイウェイを後にし…
そして 大分の飯田高原の Weed へと向かいます。
もちろん美味しい景色とお昼ご飯を頂く為にですが…

何時も思う事があります。
高原の草花たちは どうしてあのように そよそよと優しいのでしょうか?

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                  阿蘇の高原で見付けた キツネノボタンの花
                  黄色い5枚の花びらに魅かれて


全てを知り尽くしているかのように…
優しく たくましくて…憧れてしまいます。
 
その地で生まれ その地で育つたくましさが何たるものかまでを…
つまり 私たちはその寒い冬の現状を見ずに 美しい結果だけを讃えてしまいます。

人の人生も同じことでしょう。
良い所だけが先走り その陰でなされている努力の多さも気にすることもなく…

私もそんな人になりたいと思いますが かなり至難のわざ…
つまり 強さの裏返しの優しさだと分かるからです。

全てが良し 渋滞も良し 出かける事の意味は
全ての一期一会に出逢いたいと 思う気持ちに動かされてしまうようです。

どんなに忙しくても 少し無理してでも出かける意味は大きく
悩んだり 行きづまったり…の中で 
今の自分と向き合う事が出来るひとつとして 私には必要なこと…

“ こんなことで ” と…自然の中に身を置くと 悩んでいる事がとても小さな事に思え…
もっと大変なことあるでしょ…なんて…元気に戻されます。

9日からはイベントが始まります。
福岡の秋月の自然豊かな環境から生まれ行くストールたちとの出逢いが…
私も久しぶり…多くの感動を夢見ています。

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                        葉祥明阿蘇高原絵本美術館の丘にて
                        緑風が優しく通り抜ける時を


11日は母の日…
自分の存在があると言う事は母からこの命を授かった訳です。

こんな素敵な日々の歓びを生きる喜びとして過ごすことができている今…
優しい愛情で包まれ 健やかに見守られて来たこれまでに感謝を思い
母の日に贈るものとは…

“ 感謝する気持ち ” なのですが…
それを何かの形として伝えたいとの思いもあり

日頃は面と向かえば 恥ずかしさもあり…
この日は 勇気をだしてこれまでの気持ちをこめて “ ありがとう ” と伝えてみる事が
母を幸せにする一番の近道かも知れません。

この年頃になると 言葉の優しさは身にしみるようです。

しかし自分の気持ちを伝える手段としての “ ことば ” は
人を簡単に幸せにしますが 傷つけることも簡単にするようです…

多くの褒める言葉は幸せに繋がります…そんな言葉 沢山伝えられればと思います。

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               川沿いの反日陰の場所に
               ダンドボロギクの花が綿毛となり タンポポのよう


ミュージシャンの松山千春さんが 今の若者へ伝えたいことがあると…偶然にも

“ 今の若者は見返りを求めすぎる
  見返りを求めなければ
  ありのままの自分でいられる…
  幸せになれる… 
  もっと今しか出来ない事をした方が良い
  20代30代にしか出来ない事があるはずだから… ” と素晴らしいメッセージを…

私は その言葉に響きを感じ…
この歳になり分かる事としてありました。

その経験があるから 今のこの歳の自分と出逢えると思えるのです。

その為にも今を一生懸命頑張って後悔せずに歩む…
全ては自分のために導かれ 心豊かに過ごすことともなります。

人と比べたり 人のせいにしたりは…
自分の幸せを自分で失っている人に…

自分の幸せは 皆を幸せにしてあげた数だけ運ばれて来そうです。

もっと自然豊かな日々に目を向けましょう。

そうすれば もっと楽になれるはず…

                                       Droguerieの時間
                                            2014.5.7
by aoikusah | 2014-05-07 14:49 | 2014年5月・6月 | Trackback | Comments(0)

魔法を信じて

今年もすでに4分の1が過ぎ 5月の時を迎えています。
さすがに ” 寒い ” と言う言葉はどこにもなく
気持ちの良い目覚めの季節となりました。

世の中はゴールデンウイークの中
皆様はどの様に過ごされているのでしょうか?

非日常を求めて この時とばかり 
普段出来ない事も 意欲的に出来る時として充分な時間があります。

こんな時のドゥログリーはゆっくりと時間が流れます。

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                      オープンテラスの先にあるガマズミの木に
                      小さな白い花たちが咲き


カフェの戸を全面開放し オープンテラスとして楽しみ
玄関からテラスへと春の緑風が通りぬけて行きます。
店内をクルクルと舞いながら…爽やかな足跡だけを残しながら…

この上なく心地良い空間を贈り物として頂ける季節を迎えています。

日々の暮らしは同じ事の繰り返し…気が付けば今この時を迎えています。

ブログを書くようになり その時を絶えず確認しながらと変わったように思えます。
そうしなければ昨日 今日のことも忘れてしまいそうで
その事が より自分を見つめることにも繋がっていると…

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                         お客様より素敵な花束を頂きました
                         初めて出逢うバラとユリを


忘れる事の不安も多く 時としてその方が楽なこともあったりとしますが
中々思うようにはならずです。

しかも忘れてしまいたい事ほど 意外と忘れられずにいたりで
心の奥深くに潜めいているようにも思われます。

消してしまいたい過去ほど消えず
これからの人生へと歩む課題として残されているのでしょうか?

ひとつひとつを乗り越え
決して過去へは戻れない階段を 前向きに 上りつめるべき人生と歩き始めるのでしょう。

もし “ もう一度人生のやり直しをしたいですか? ” と問われたら
答えは “ いいえ ” とします。

生まれ変われたとしても 今の自分の性格が同じだとすれば
どう考えても スゴロクのように振り出しに戻るだけになりそう…
だとすれば 余白の人生をどのように埋めて行くかを考えた方が楽しそうです。

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                  Droguerieの土手に群生する
                  種を落とした2cmほどの小さなノースポールが


現実逃避をしたくとも出来ない今
この現状でこの手で掴む楽しい事には大きな意味がある事と思います。
もちろん 今の私は幸せの中にいます。

先日 お客様との会話の中で…とても楽しい時間を過ごしました。

おおよそ60才2人 ( 一人は私 ) 50才 40才の4人で…
やはりリードして話をするのは60代の2人でした。
人生の先輩として少しだけ人生の経験も多く
後のお二人は聞き手に徹して…時々質問を…

やはり元気な60才Tさんは ” 後30年は現役で頑張りたいわね! ”
そんな感じで意気揚々と話を進めて行きます。

若い?2人は “ エー!!… ” と一瞬にして引きました。
50才のⅠさん “ 私は後10年で大丈夫です! ” なんて
40才のYさんはただ聞いてるだけで楽しそう…

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                             今年もナンジャモンジャの木に
                             天使のような白い花が咲き


単純に30年後を計算すれば
60才は90才
50才は80才
40才は70才
そう思うと これからの一年一年は その方の気迫の年齢に加算されそうで
大きな個人差が生まれてくるように思われます。

何事も し続ける気力が若さを保つ秘訣とすれば
それを持ち合わせている方々との30年後の出逢いが楽しみになります。

その後2人は “ 頑張ろうね ” って固く約束しましたが
顔を見合わせて にんまりと “ 本当!!?? ” と少し余韻を残しながら…
でもそうありたい願います。

昨日の新聞の記事より
“ 春の叙勲 喜びの声 ”
  旭日小綬賞 角野栄子(79才)児童文学作家
  代表作 “ 魔女の宅急便 ” など

その方の言葉の中から…
 好きなことを続けられていれば
 それが “ 生きる力 ” に変わってくると信じています。
 誰もが “ 魔法 ” を持っているのです。…

この文章を見つけた時は
やはり 行けるかもと自信を頂いたようでした。

誰しも 楽しくて好きな事を前向きにしていれば
絶対に何事も可能になると信じていますが
またひとつ前向きに勇気づけられる言葉と出逢いました。

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                          大好きなタンポポの綿毛を見つけ
                          夢を乗せてどこまで飛べるの


私の今は 仕事が趣味 趣味が仕事となっています。

皆様の心の支えとなれるようにと…その為に

元気が出る もの探しと
皆様の為に今以上に楽しめる全ての空間を作る為の感性を高めるべき努力が 
どこまで追求出来るかが 私のこれからの人生の歩む道

日々を楽しみながら 次の夢に向かって何処までも羽ばたけるのか…

今は振り返ることもなく
前を見て進むだけの日々のように思えます。

90才 現役を目指して…

                                    Droguerieの時間
                                           2014.5.1
by aoikusah | 2014-05-01 19:15 | 2014年5月・6月 | Trackback | Comments(0)