カテゴリ:2013年1月・2月( 8 )

一期一会も その瞬間だから

今日で2月も終わりです。
気持ちの中では すでに春満載の私ではいます。
特にこの2、3日はとても穏やかな春の陽気でしたし…。
一気に梅も満開に近づいてきています。

車を走らせると あちらこちらから
白やピンクの梅たちが 気持ち良さそうに咲いています。
寒さを耐え忍んで来たからこそ この冷たい春一番に色豊かに咲き
私たちに “ さぁご覧ください!! ” って言っているのでしょうか。
鳥も鳴き 待ちこがれた春を楽しんでいるかの様です。

これからは草花の季節となります。
冬は全ての生命が守りに入り 土の中でそのエネルギーを貯え
じっと我慢しながら過ごします。

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                       玄関先の テラコッタの寄せ植え
                       ブルーベリーの蕾がまだ固く   


しかし その冬枯れした景色にも心やすまる空気を感じます。
姿 形が消えてしまい 無機質な景色も
それはそれで その切なさを愛おしいとも思ってしまいます。

そして ゆったりとした時間の使い方がしてみたくなります。
コーヒーを飲みながら音楽を聴いたり 本を読んだりと ひとり時間が楽しめます。
時が止まっているかの様です。
その動的 静的のバランスが 生きていると実感させてくれます。

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                             白のシャツとブラウスたち
                             そして八重のガーベラが


3月になれば これからは動的へと忙しく変わって行きます。
眠りから目覚めるかの様に 目に映る物全てが新鮮で 彩やかで
感動の枠を越えてしまいます。

姿を変え 色を付け…
私を見てとばかりに いっせいに美しさへと変貌します。

私は無条件で 目の前にして起こり得るものたちに 素直に感動してしまいます。
そんな季節が一番好きな私です。
これからの日々は 毎日が何かしらときめいているでしょうね。
皆様も私以上に楽しんでいらっしゃる方々も多いのではないでしょうか。

この週末は久しぶりの連休を頂き 大好きな天草と阿蘇へ また行ってきました。
久しぶりに息子夫婦が帰郷しました。
その予定として この旅を計画し 母と甥っ子夫婦も一緒にと 8人での旅をしてきました。
久しぶりの大家族旅行です。

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                             冬の日だまりに 
                             ゆったりと楽しむ牛たち


私が案内役なので 大好きな場所をセレクトして。
とても喜んでくれている様子に 同じ感動を味わえる事がうれしくて
楽しい旅となりました。
素敵な偶然も頂き 素晴らしい思い出となった旅でした。
一期一会です。

その時々は一度しかなく そんな偶然を今回も沢山頂きました。
とても感謝しています。

その中でひとつだけお話してみましょう。
阿蘇にある以前にも書かせて頂いた 葉祥明のミュージアムでの事です。

やはり2月という季節なので 一番の見どころの景色の草原は 全て枯れていました。
しかし それはまた冬の景色としてとても素敵だと思います。
何も無い事が…
静けさだけが…
この冷たい寒さの中で 豊かに溶け合っています。

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                             ボンジュールプロバンスにて
                             素敵な空間に癒されています


館内やお庭をゆっくりと過ごした後 いつもの様に一冊の本を探していました。
その時 ひとりの男性が…

まさか…?
本当に…?

葉祥明さんご本人が登場されていたのです。
少しの間お話させて頂きました。

今まで何度も伺っていますが 初めての事です。
この出逢いがうれしくて 少々興奮してしまいました。

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                               デザート
                                 いちごのケーキ


その時 以前よりどうしてこの場所に建てられたのか とても興味がありましたので
その事をお聞きしました。

17年前に この地 ( 阿蘇 ) が観光開発されると聞かれたそうです。
そこで その計画を阻止しようと乗り込まれたそうです。
その結果 “ では貴方にお願いします ” と言われ
10年かけてご自分でこの空間を造られたそうです。
扉の向こう側に演出された物語の庭は おひとりで造られたそうです。

そんな思いが やはり私たちの心に優しく伝わってきているのですね。
とても素敵なお話でした。

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                           cafe' bonにて 春限定
                                菜の花と桜エビのパスタ


そして もうひとつ。

息子が “ 自分らしく ” という一冊の本を手に取り 求めていました。
そんな時に 葉祥明さんご本人が こんな事を。

毎日本を開き そのページ1ページを読んで下さい と。
最初から順番に最後まで読み終われば 本棚に片付けてしまい
二度と読まないかもしれない!!
だから 毎日その時々に開いたページを1ページ読んで下さい 
すると必ず幸せになれますから…と。

とても強い目力で 
“ これは そういう本ですから ” と…。

私も “ そうですよね ” “ わかりました ” と思って聞いていました。
やはり信じる者が救われるって事でしょうか?
でも これは幸せになる条件のひとつとして とても大切な事のように思います。

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                           もうすぐ桃の節句を迎えます


偉人の言葉はとても説得力があり 言葉はとても優しいのですが
それ以上に迫力を感じてしまいました。
素晴らしい一期一会を頂きました。

日々前を見て進み 頑張っていれば
神様は必ずご褒美を下さると信じている私ですから
これからも もっと楽しみながら自分と戦って行ければと思います。

                                      Droguerieの時間
                                           2013.2.28


            春のB.stuff展
          3月1日(金)~7日(木)

和の精神を引き継いだ職人たちの思いやりが感じられるバックたち。
使い手への敬意と思いやりも感じます。
手に取るとその優しさが伝わってきます。
そんなバックと春を一緒に過ごしませんか?
春うららの中 桜と共にお届けしています。
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                                    ギャラリー青い草にて
by aoikusah | 2013-02-28 08:00 | 2013年1月・2月 | Trackback | Comments(0)

芸術的なトゥモローランドの展示会

月日の早さを実感します。
昔より2月は逃げるなどと言いますが 気が付けば後一週間で終わろうとしています。

今月二度目の出張 ( 東京 ) で 昨夜戻りました。
夏の展示会でした。
今回も雪と風で とても寒くて…。

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                       今日はDroguerieの漆喰の壁を その1 
                         釘を一本も使わず
                         重厚な趣の一押しのドアと


昨日はトゥモローランドに行ってきました。
大好きなメーカーさんです。

トゥモローランドとの出逢いは はっきり覚えてはいないのですが
17~18年前にさかのぼります。

若い方々のお洋服が欲しくて捜していました。
神戸 東京と その時数社ほどアポを取り 会社に伺い 商品を見せて頂きました。
今ひとつな感じで…

そんな中 私の求めていたもの達が目の前に並んでいました。
それがトゥモローランドだったのです。
一目ぼれでした。

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                         その2
                           漆喰の塗り方に 自然な技で
                           アンティークレースが優しい光を


色 デザイン等…見た目だけではなく 会社のポリシーが私を落としましたね。
広尾にある 石とコンクリートのモダンな建物が展示場としてリメイクされており
興奮するほど素敵な空間でした。
勿論 お洋服も一目ぼれしたほど ズバリと心を砕きました。

そのままお願いしたいと思いましたが 審査がありその後という事で結果待ちで
その間3~4ヶ月は待っていたように。
その結果を頂いた時は大感激した事 今でも覚えています。

それからずっと 今も大好きなお洋服たちです。
10年は着てしまう程シンプルで ついつい手をのばしては着ています。

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                        その3
                          ニッチにお庭で摘まれた
                          春の花 ビオラを添えて


毎回トゥモローランドの展示会は とても楽しみに伺っています。
ビル全体がその時のテーマ一色になり 今回は何かしらとワクワクしながら
受付を済ませます。

地下2階から地上4階までをエレベーターを使わなく いつも階段を使います。
何故って その階段を下りるたび上るたびの一段ずつに演出がされているのです。
そして踊り場には さらにステージが用意されているのです。
とにかくすごいです。

今回は夏展という事があり 白と水色をベースに南の島々のように…
白い砂浜に打ち寄せる透き通った波や ヤシの木陰のように…
そんな自然豊かな 静かで穏やかな夏のように

音楽には心地良い波の音
無機質な空間に ただ一人で佇むかのようです。

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                       その4
                         ガラスの器に アイビーを添えて


そして スタッフの方々の笑顔が素敵で
相手の方々をとても尊重されての対応をされています。
とても厳しい教育をされていらっしゃるのでしょう。

逆にとてもよい緊張もあり ゆっくり出来るのですが
背筋が伸びたままで いつもその場所にいます。
未だに気合いが入り 抜けません。

勿論 皆さん真剣に取り組まれていますし 研ぎ澄まされた都会的な空気感もあります。
いつも穏やかな環境で暮らしている私には 少々緊張がはしります。
でも毎回 どんなものと対面出来るのかと期待しながらが 良い刺激となっています。

今回も沢山のお気に入りがありました。
Droguerieに並ぶ日を 楽しみにしていて下さいね。

でも 前回の展示会でのお洋服たちは 毎日の様に入荷してきています。
これも皆様との一期一会となるでしょう。

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                      その5
                        白や生成のお洋服が 
                        漆喰の自然の素材に優しく影を落とします


おしゃれに暮らし過ごすは 一番の良薬だと思う私なので
勿論 今の自分が出来る範囲でですが
そうする事で気持ちがとても前向きになります。

トゥモローランドのお洋服はとても素敵なのですが
シンプルが故に 自分自身の内面をもっと磨かなくてはと思うのです。
この洋服に負けず 着られるのではなくて着こなしてやるぞ!!と。

その為には 全ての健康に気をつけなくては…。
例えば 今の私でいえば少し体重を減らすとか…
無理なダイエットではなく 栄養を考えながら
お野菜を充分に摂りながらと 少しずつ…

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                     その6
                       大好きな分厚いビンが並びます
                       そして影を


食べる事が大好きな私には 食べないで痩せるは無理ですから…
逆にストレスが溜まってしまい 逆効果に
でも 痩せたいと思う気持ちはとても大切だと思うのです。

思うだけではと思われるでしょうが
思うだけでも食べた後は罪悪感を持ちますから 自己反省します。
少しは気を付けるでしょ。
そんなの甘いと言われそうですが 私の性格でしょうか。
人それぞれで 全て良しですね。

今回も多くの事を学べた展示会となりました。
勿論 楽しくもありました。

冠山総合公園にて 2月17日から3月10日 梅まつりが開催されています。
敷地には30種類2000本の梅が。
今はまだ2~3分咲きですが これからが楽しみです。

Droguerieから車で5分位でしょうか。
まだ少し冷たい風の中 春の日差しと可憐な花 優しい甘い香りの梅たちに逢いに
お出掛けしてはいかがでしょうか。

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                       その7
                         ワイヤープランツとB.stuffのバック
                         3月1日より 春のB.stuff展開催


幸せは自ら捜す事から始まります。
行動に移さなければ 向こうからはやって来ないので。
それに 自らの手で捜し当てた感動は 人から頂いた感動の何倍もの価値があります。

季節はもう春です。
気持ちを切り替え スキップでもしながら ( 出来ない方は心の中で大丈夫 )
前へ進みましょう。
夢と幸せを求めて…。

                                      Droguerieの時間
                                          2013.2.21
by aoikusah | 2013-02-21 16:02 | 2013年1月・2月 | Trackback | Comments(0)

吉祥寺で見付けたもの

一年の中で最も寒い この季節です。
春の足音も少しずつ感じながら…
やはり 三寒四温がしばらく続きそうな日々です。

2月に入り 5日6日7日と東京へ展示会で行ってきました。
またもや大寒波の時
これも私との相性でしょうか 今年はついています?!

勿論 しっかり着こんで行きました。
しかし 期待する程寒くもなく安堵しました。

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                        今日のDroguerieの風景 その1
                        寒さと春の狭間に咲く ビオラ達


今回は盛夏の展示会とギフトショーへ行く事が目的。
そして素敵な刺激を求め 出逢う事が私の使命でしょうか?
自分を奮い立たす事は 常に心の中にある事ですが
東京とはいえ早々あるはずもなく…。

6日は大雪の予報で 電車が7割しか動いてなくて大混乱でした。
その中 晴海のビックサイトまで私も頑張り いつもの倍の時間がかかり到着しました。
駅のホームから階段の下まで人があふれる状態で
行列 行列でしたが 皆さんお行儀よく並ばれてトラブルもなく…やはり感心しました。

ギフトショーは日本全国より 今日の日の為に来場されている人達であふれています。
会場に入り 時間のある限り歩き 何か輝く物と出逢いたいと思うのですが…。
5年前 10年前 15年前 その頃の様に感動しない自分がいます。

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                     風景その2
                     地植えのヒヤシンスが今年も顔を出し始めました
                     ようこそ


以前は何を見てもときめいていた様に思うのですが…
ただ物として見てしまえば 同じ繰り返しの物ばかり…。
そこで終わってしまうのです。

人が時間を費やし経験を重ねてゆくと とても複雑に…
勿論 良い意味です。

若さという未知数である世界は 全て楽しく幸せを実感出来ます。
一旦それを通り過ぎると より深く内面的に考え感じなければ満足しなくなります。
人はより深く追求してゆきます。
今の私がときめく瞬間は…

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                         風景 その3
                         ニオイスミレが
                         優しくベビーの小物たちに寄り添い


7日 吉祥寺にて展示会がありました。
今 東京で一番住みたい街だそうです。
理由は 老いも若きもが楽しめる街
そして駅周辺1キロ内に満たされる物が全て揃っているのだそうです。

可愛い雑貨屋 おしゃれなカフェ お洋服 美味しい食事処
勿論 井の頭公園の様に自然もいっぱいあります。
やはり都会ならではでしょうか?
需要と供給のバランスがとれているから成り立つ事です。

田舎には田舎の良さがあります。
逆に人口が少ない お店が少ない…
無いからこそ見つけた時の希少価値は感動に値します。

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                          風景 その4
                          これからの季節 小さなガラスたちが
                          庭先の花を添えながら


でも 都会でも素敵なお店となると やはり捜しても早々ある訳でもありません。
自分を満たしてくれるとなると 難しいですね。

その日は吉祥寺にてお昼を頂く事にしました。
“ 多奈加亭 ” という老舗です。
吉祥寺のTというメーカーさんで この辺で美味しい所を訊ねた所
紹介して頂いたお店です。

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                     風景 その5
                     Droguerieは春一色になっています
                     アヤのスカートにも ミモザが満開になりました             


老舗らしく重厚で趣があり ゆったりと時が流れています。
今回はカウンター席に座りました。
不動の人気メニュー 多奈加亭サンドのランチを頂く事にしました。

カウンターの中で手際よく飲み物を入れられている姿に 見とれてしまいました。

陶器が優しく音をたてています。
湯気が優しく立ち込めます。
手は目線と共に かろやかに動きます。

そんな時間を楽しんでいると 目の前に運ばれてきました。

まずは目で見てとても美味しそう!
そして飲み物の入ったカップソーサーが
白地にブルーの絵柄で 私の大好きな器でした。
どうして私の好みが分かるのですか?って聞きたくなる程でした。

それから20~30種もある器の中から
その方へをどの様にして選ばれているのか不思議で。
注文が入り 器を選ぶ瞬間をずっと見させて頂いていました。

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                     風景 その6
                     1960年代の イギリスのカップ&ソーサーです


やはり その時の空気感だったり 多分彼女に何かがおりてきていると感じました。
とても楽しそうに選ばれているのです。
時間を掛ける事もなく 瞬間にです。

“ ブラボー!! ”

勿論全てが自家製です。
パンもサクサク モチモチでとても美味しく
サンドしてある和風チキンもとても美味しく頂きました。

今回3日間を通して 私がときめき感動した唯一の出来事でした、
そして 私が幸せを頂いた時間となりました。

人は決して物では幸せにはならない。
そこにいる人と会い 語らい その空気に触れながら
だんだんと幸せを自ら高めてゆくのでしょう。

そこにDroguerieがあると思って頂ければ とても幸せです。


     ps.  少しだけきちんとした洋服展
          2月14日(木)~20日(水)

   立春を過ぎ 春一番を待ちこがれる日々です。
   この春も色々な人生のドラマが繰り広げられる事でしょう。
   私がより私らしく装う事が出来るオシャレを もう一度自分と語り合いましょう。
   MIYACOのレースを中心に 心ときめく春の素敵なひと時を過ごしてみませんか。

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                       素敵なレースに ただただ見とれ
                       言葉もなく…やはり素敵



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                     ギャラリー青い草にて
                        春の気持ちの良い空間が生まれました


   おまけの一言
     今日はバレンタインだったのですね。
     素敵な恋 沢山生まれましたでしょうか。
     ときめくは 自分を元気にする一番の良薬ではないかと思います。
     実は 私も最近少し不足しているかも…。
     恋とは 男女だけとは限らず 仕事でも遊ぶでも何でもOK!!
     今日から頑張りましょうね。
     ファイト!!


                                    Droguerieの時間
                                          2013.2.14
by aoikusah | 2013-02-14 08:00 | 2013年1月・2月 | Trackback | Comments(0)

二度目のお料理教室

今日は先週に引き続き もう少しだけ会席についてお話させて下さい。

1月26日からの3日間 皆様の笑顔を想いうかべながら
作る幸せを頂きながらと 楽しく過ごせたひと時でした。

献立を決めるまでの過程も 料理している時は より大きな満足感となり得ています。
回を重ねていく毎に 同じメニューはお出し出来ないと
どんどん苦しくなり始めていました。

しかし それを通り抜けると
自分に出来る料理は人に喜んで頂き 口福になって頂きたいとの想いから始まっていると
割り切れる様になってき始めました。

つまり季節を大切に思い 料理と対面した時に
五感をふるい立たせる演出など 自分らしくで大丈夫ではと思える様になりました。
多分皆様も そんなcafe' bonの会席を楽しみにされて下さっている様に思えてきました。

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                     テラスに咲く山茶花と我家の梅のつぼみで
                                       皆様をおもてなし


いつも献立を考える時 ストーリーを思い描きます。

新しい年を迎え 昨年の邪念を払い 夢多き年へと羽ばたいていけるように…。
今回も削りたての檜で作る “ 森の恵み水 ” 
まず 身体を清める事から始まります。

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                              梅のつぼみを箸置きに
                                 自然界の恵みを頂く


檜の香りが喉ごしを過ぎると 心身ともに浄化されてゆく感覚となります。
本当に不思議。
やはり最良の常緑木です。
そう思えば “ 檜舞台 ” という言葉もあるくらいですから…。

それから 前菜四種盛り
 黒豆の梅ゼリーのせ
 大根と奈良漬の甘酢和え
 菜の花のお浸し
 ローストビーフのサラダ仕立て

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                            波佐見の染付のお皿に
                             何故か藍色が心地良く


今回初めて “ 盛り ” を出したくて。
染め付けのお皿に…。
自分の中では ここで新春と季節の春を演出したくて…。
わさびの葉を添えてみました。

吸い物
 きのこと黄菊のみぞれ汁

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                           波佐見のほっこりした白磁に
                           温まる香り高い汁物に


四種のきのこからの香りと大根の旨味がバランス良く 美味しい一品です。

膳は旬の野菜を中心に 春を呼ぶ魚 鰆とで。
ご飯は大根ご飯で。

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                        青菜の白和え
                        冬の葉物の野菜たちが 
                        大豆とゴマの香りに包まれて優しい味に


そしてデザートのコースです。
デザートは りんごの柚子煮にルッコラの葉を添えています。

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どれも簡単な献立です。
ここから少しだけお料理教室へ。

私は目分量でしてしまうので 分量は適量としか書けなく
後は自分の好みの味でして下さいね。


大根と奈良漬の甘酢和え
 材料  大根 5cm
      奈良漬 1~2cm
      じゃこ 少々
      柚子
      塩 少々
( 作り方 )
 ①大根は1~2mm程の千切りにする。
  塩でなじませ しんなりさせて水気を切る。
 ②奈良漬は千切りにする
 ③①と②と じゃこを混ぜ合わせ 柚子のしぼり汁で味を調える


きのこと黄菊の大根のみぞれ汁
 材料  しめじ             だし
      えのき            醤油
      まいたけ           塩
      白たけ            みりん
      黄菊             酒
      大根 ( 大根おろし )
( 作り方 )
 ①きのこ類を3cmの長さに切る。
  全てをさっと熱湯に通した後
  だし30 酒5 みりん2 醤油・塩0.5の割合で合わせて
  軽く煮て冷ましておく
 ②黄菊は熱湯でさっと茹で 冷水へ
 ③大根はすりおろす
 ④①に③を加え 煮立てば②を入れる


野菜と海老のかき揚げ( 4人分 )
 材料  海老 中8尾
      大根 4cm
      玉葱 中1玉
      三つ葉 適量
      塩こんぶ(糸状のもの) 少々
      卵 少々
      小麦粉
( 作り方 )
 ①海老は背ワタを取り 1cmに切る
  酒をふりかけ 後でペーパーで水気を取る
 ②大根と玉葱は8mm角に切る
 ③三つ葉は3cmに切る
 ④塩こんぶは1cmに切る
 ⑤全ての材料をボールに入れ 溶き卵少々と小麦粉でサラサラ程度に水を入れながら
  ざっくりと混ぜ お玉に入れて平らにしながら ゆっくりと揚げていく


りんごの柚子煮
 材料  りんご(ふじ) 2個
      柚子 2個
      グラニュー糖 2/3カップ
( 作り方 )
 ①りんごは皮をむき 一口大に切る
  柚子は皮つきのまま 小ぶりの一口大に切る
 ②鍋にりんごと柚子を入れてグラニュー糖を振り 約20分置く
 ③②を強火にかけ 沸騰したら中火にし りんごと柚子が透明になるまで約15分煮る
  途中白い泡の様な灰汁が出るので 丁寧に取る事
  鍋中はかき回さず 鍋ごと前後にゆする程度にとどめる
 ④そのまま置き 粗熱が取れたら器にうつす
  冷蔵庫の中で5~6日は保存出来る


今回は4品紹介させて頂きましたが 特別な食材はなく
どれも簡単で美味しく頂けます。
そして 会席をさせて頂きながら 私たちも多くの事を学んでいます。

あるお客様が
“ 今日はお招きありがとうございました ”
とおっしゃって来店されました。
この一言は 私にはとても大きな意味を持たせて下さいました。

人はいつも感謝の気持ちでいなければと…。
この寒さの中 わざわざ来店して頂いて こちらの方こそ感謝なのですが…。
そんな一言が相手に敬意を表す事となります。
とてもうれしくもあり 素敵な方だなぁって思えた時でした。

そして当り前の事を当り前のごとく伝えているでしょうか?

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                        会席を終えたcafe' bon
                        ゆったりとした時が過ぎてゆき


言葉の大切さ
自分が発信している言葉が
相手を幸せにも傷つけたりもしている現実があるとすると…。


                                      Droguerieの時間
                                            2013.2.7
by aoikusah | 2013-02-07 08:00 | 2013年1月・2月 | Trackback | Comments(2)

会席を終えて…ふきのとうの苦み

年が改まり 初めてのイベント 会席が無事終わり
今はほど良い疲れと充実感で満たされています。
そこに とても幸せな自分がいます。

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                          前菜の四種盛り
                             黒豆の梅ぜりーのせ
                             大根と奈良漬の甘酢和え
                             菜の花のお浸し
                             ローストビーフのサラダ仕立て


昨年より献立が中々決まらず 一旦は決めるのですが
何故か納得していない自分がいて。
そんな事では 気持ち良くお招きする事は出来ないと…。
中途半端な気持ちでスタートしてしまえば 後悔するに決まっていますから…。

また構成を立て直す作業を何度となく繰り返しました。
ほぼ良くても 一つでも気になると全てのバランスが取れなくなってしまい
今回はいつもより献立に時間を費やしてしまいました。

しかしその間 食の事をずっと考えさせて頂いている訳ですから
とても自分の勉強になりました。

やっと本番の三日前に決定しました。
その結果が 今回の “ 新春の歓び膳 ” となりました。
今日のblogは 会席について書いてみようと思います。

今回は全部で20品目の献立となりました。
冬と春一番の食材を使ってのお料理です。
日本料理は季節で頂き 五感で楽しむものだと考えています。

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                               新春の歓び膳の献立


私も食べる事が大好きです。
食べる事で身体の隅々までが幸せで満たされる程
生きている実感を味わえる瞬間は 私の中ではかなり大きくて…。
なので 皆様にも同じ感動を味わって頂きたいと そんな想いで作らせて頂いています。

もし料理が苦手な方でも とても簡単な献立なので 
皆様が家庭で頑張って頂ければと思いながら運んでいます。

美味しい食事は人を笑顔にし 幸せにしてくれる大切な文化だと思います。
美味しい料理とは 豪華な食事ではなく 心暖まる食事だと思います。

食べて頂く方々を思い または自分のためでも良いのです。
何を作りたいかの目的を持って料理する事が大切です。

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                        しっかり味付けされたビーフ
                        沢山のローリエ ローズマリーに包まれて

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                        180度で45分 じっくりと焼かれ
                        とても美味しそうです
                        ローストビーフの出来上がりの瞬間です


栄養満点な粗食が 私は好きです。
家庭料理とは 旬の食料をひと手間かけてご馳走にする
これが優しい幸せな味となるのではないでしょうか。
そして それが代々受け継がれる家庭の味となり 母の味となるのでしょう。

食文化も 魚より肉を好まれる方が多くなっている様子。
調理法も 揚げ物や炒め物が主流へと…。
少し寂しさを覚えます。

昔ながらの食文化を見直しても?
“ 煮物 ” “ 煮浸し ” “ 和え物 ” “ お味噌汁 ”
そんな一品を食卓へと願います。

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                        それぞれに茹でられた旬の野菜達
                        これから それぞれのおだしに浸かります


私は食に対して こんな思い出があります。
子供が成長し 家から巣立ち里帰りする時に
子供たちが好きだった献立で張り切って料理しようと…

なのに 子供たちが何が好きだったのか自信がなくて 本人に尋ねると
“ おばあちゃんの… ” が食べたいかなぁって
まず一声がこれでした。

しかし 確かに私でもそう思うかもしれないと…。
ひと手間かけて大事に作られている料理は やはり誰が食べても美味しいのですね。
そして懐かしいまでの記憶として 他では食べられない懐かしい味として思い出へと…。
私も受け継いでいるかしら…。

今思えば 我家は子供中心の献立ではなく
大人中心の献立を作っていた事を思い出しました。
私は大家族で育ちましたので 子供の頃よりおばんざい的な
大きな器に盛られ あれこれと少しずつを沢山頂く そんな食卓で育ちました。

ですから 私も同じ様に沢山並んだ食卓が好きだし 今もそうです。
簡単な料理でも良いので 食卓の上が満たされていると幸せを感じます。
例えば トマトを切って
塩と胡椒とオリーブオイルで和えただけのサラダでも 一品となります。

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                           菜の花のお浸し
                           これからじっくり おだしに浸かります


決して贅沢ではなく 冷蔵庫の中やストックにある乾物などで作ります。
多分 今ある物で一週間は買い物しなくても
工夫しながら楽しい食卓が囲める自信はあります。
その工夫が知識力となるので 日々の食に対する努力は必要かもしれませんね。

食べる事が大好きな方々は 皆様大らかな方々が多い様な気がしてしまいます。
身勝手な解釈でしょうか。

私は欲に任せての食べ方を 今は少しだけ反省しています。
健康に長生きしたいと思う様になり 今は “ 腹八分目 ” の理想を念頭に置きながら…
しかし 本当に難しい格闘です。
ストレスを感じさせない程度にバランスをとりながら…?

この会席が 身体に優しい食事を もう少し深く考えてみる機会となれば幸せです。
そして 芽吹きだした “ ふきのとう ” の様に
春のほろ苦さと同じ様に…。

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                            芽吹き始めた ふきのとう
                            今日は天ぷらとして 春の目覚めを


ごめんなさい
今日は会席についてと初めに書いているにもかかわらずに 長々と…。
来週のお楽しみにという事で また詳しくお伝えさせて下さいね。

                                     Droguerieの時間
                                         2013.1.31
by aoikusah | 2013-01-30 19:37 | 2013年1月・2月 | Trackback | Comments(0)

運命のお店を

先週に引き続き 今週も22日23日と展示会で東京でした。
1月と2月の出張は毎年の事ながら 少しだけ苦手です。
理由は 寒い冬だからです。

そんな理由でと思われるでしょうが 車社会の田舎暮らしの私には
早朝よりの吹きさらしの駅のホームや ビルの谷間に吹きこむ北風は結構厳しいです。
でも 素敵な出逢いを求める為と自分に気合を入れて 出かけます。

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                        夏のミヤコの展示会場にて
                        手作りのモビールが とても繊細で


私は飛行機が苦手なので ずっと新幹線を使っています。
今は4時間20分程の旅 指定の座席が私の部屋へと変わります。
慣れるは とても怖くもあり 楽にもしてくれます。

本を読んだり 車窓からいろんな風景を見ながら空想の世界に入ったりと。
これが意外と私の大好きな過ごし方となっています。
普段 中々連絡出来ずにいる方にメールをしたり これからの仕事の事を考えたりと
ちょうどいいのです。

ここ数年は 展示会で知り合えた方々と出逢う楽しみも増えました。
皆さんの都合が合えば 一緒に賑やかで楽しいひと時と
美味しい食事を共に頂いています。
出張は大変ですが 友人の頑張っている刺激を頂いたりと
素敵な時間となります。

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                       心のこもったおもてなし
                       丁寧なカットに感激しました
                       勿論 夏の新作も早くご紹介したい程でした


人は初めての時はドキドキしますが 何度と繰り返す事で慣れてきます。
今思えば 初めの頃は新幹線の中でも恥ずかしくて
お弁当を食べる事も出来ずにいました。
知らない人が隣に それだけで。
信じられないですね。

今では 時々は “ プシュ ” ってビールの缶のフタを開ける音をたてる事も。
別に迷惑をかけているわけでもないのでと思える様になりました。
お陰様で すっかりマイペースに過ごせる様になりました。

今回は4人での食事会でした。
八丁堀にある “ 伊藤家のつぼ ” というお店です。
そして このお店が私が鳥肌の立つ程の出逢いとなりました。

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                         笑顔の素敵なオーナーご夫婦です


その日は “ ギフトショー ” の日で
毎年春秋に 東京インターナショナル・ギフトショーが東京で開催されます。
毎回必ず 新しい出逢いを求めて出かけています。
メーカーさんの力作と出逢う為に。

10時の開館から18時の閉館まで 2000社以上 海外も入れるともっととなります。
今までも全てを見た事は一度もありません。
しかし この日の為に新作で展示会をされたり 新規と出逢いたいと
どのメーカーさんも必死なのです。

そんな機会に私は行かない訳にはいかなく
開場前30分には並んで 誰よりも早く素敵な出逢いをと求めています。
お店がより楽しくなればと思いながら…。

一日中歩き回り 足は棒の様になりますが
気持ちは前向きにどんどん進んでしまい ついつい欲が出てしまいます。
もう少しが結構ヘトヘトに…。

そのギフトショーの会場へ行くのに 私は東京駅よりバスで行く事が多く
5年前のその時も バスで有明のビックサイトの会場までの35分の旅と…。
常に満員ですが 車窓はいつも楽しみにしています。

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                               三種の青菜のおひたし
                               春の香りが広がります


その時も ビルが群がる一角に 
大きな壺に松竹梅がダイナミックに活けてあるお店を発見!!
無機質なコンクリートの中に力強い松竹梅は 心惹かれてしまいました。
何のお店なのかなって とても気になりました。

そして ギフトショーを終えて 八丁堀のお店へ。
駅から歩いて1分の所

お腹はペコペコ 足は棒の様
そんな状態ですが 気持ちは弾んでいました。

友人が “ あそこよ ” って。
“ ひょっとしたら …? ”
“ やっぱり ”
“ 本当!! ”

今朝バスから見た あの気になるお店だったのです。
怖くないですか? 鳥肌って分かりますよね。
やはり出逢うべくして出逢うのだと 運命を感じてしまいました。

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                               おまかせでの盛り合わせ


それからは ギフトショーの後は皆で “ よく頑張りましたね ” って
自分へのご褒美をと行っています。
今回は2月のその日が築地がお休みで 22日に行かせて頂きました。

毎回料理に感動しています。
今回は写真を撮らせて頂いたので 紹介してみます。

人に感動を差し上げられる方々です。
私が心身ともにエネルギーを注入させて頂く ひとつの場所となっています。

旬の素材を大切に思い おだしで頂くものが多くて
器とのバランスも とても品よく素敵です。
五感で味わえる 楽しめる素敵なお店です。

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                         春を呼ぶ魚 山口産の鰆の煮付け
                         旨味も爽やかな味で


小さなお店なのですが 空気はゆったりと至福で満ち溢れています。
いつも満席が理解できます。

どのお客様も私と同じ様に感じ 思われているのでしょう。
とても楽しそうですから。

私ももっと頑張れると思う瞬間です。
今回もありがとうございました。
美味しくいただけて…。

                                    Droguerieの時間
                                         2012.1.24
by aoikusah | 2013-01-24 16:24 | 2013年1月・2月 | Trackback | Comments(0)

雪の中 20年前のこと

今年に入り 初めての東京へ15日16日と行ってきました。
あの大雪の中です。
前日より東京の雪の報道を見ており 少し不安を抱えながらでした。

でも考えてみると この最近東京での積雪との出逢いはなく
12年ぶりの大雪という事でしたので。
であれば 大都会の雪が久しぶりに見られる喜び 楽しむ事にしました。

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                     六本木を歩いていて見付けた 雪うさぎ2匹
                     あまりの可愛らしさに


とは言っても雪の中の出張は やはり思い返してみても大変だった事しか
脳裏に思い浮かびません。

思い出しました 20年以上も前の事です。
まだ仕事へも東京へも自信がなくて 不安で不安で
そこへ雪となると だんだんとその頃の事がよみがえります。

日中はまだ明るいし 人も沢山で安心なのですが
一度だけ “ 私はこの雪の中どうなるの… ” そんな事がありました。
今でもその時の景色や状況も はっきりと憶えています。

知人と仕事後 駅で待ち合わせをしていて 一緒に夜食事をする事にしていたのです。
駅といっても 私鉄沿線なので小さな駅です。

どんどん雪は降り続き 多分1時間以上は待っていたと思います。
時間は刻々と過ぎ 雪も深々と降り続け 人もだんだんと少なくなり
手も足も凍りつく程感覚はなくなり 心は次第に折れて行きました。
今の様に携帯電話がある時代ではないので 
連絡をとる事も出来ずに ただひたすら待つだけです。

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                        西麻布で遭遇した 雪の宇宙人?
                        それとも あなたは誰なの?素敵すぎます


でもその後久しぶりに出逢い 温かくて美味しいお酒と食事が
冷えきった心と身体のすみずみまで温めてくれました。

今考えてみると 古き良き時代です。
待っていた私も 待たせた彼女も そこに優しい気持ちがありました。
何故かとても良き思い出として 暖かな思い出として
その晩の事は忘れる事が出来ません。
これから先もずっとでしょう。

でも暗闇の中 降り積もりゆく雪の中で何を考え思っていたのかって…
“ 忘れてしまったの ”
“ このまま ずっと待ち続けるべきなの ”
その時は彼女のアパートに泊まる予定にしていたので宿もなく

その頃はまだ若くて判断力もなく どうしていいか分からなくて
ただ待つ事しか出来なかったのです。

そのうち寒くてじっとしていると眠くなりはじめてしまい…
このまま凍死…? なんて思っていた様に思い出されます。
今考えればとても滑稽に思いますが あの時は自分との格闘に必死だったと思うのです。
それがとても良い教訓となり その後は必ず宿は確保する様になりました。

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                        S社の展示会にて
                        老舗和菓子屋さんの季節の巧みな技
                        心ゆくまで季節を楽しませます


今だったら考えられない事ですね。
連絡が取れない不安も その頃はそれが当り前でした。
駅の構内には必ず掲示板があり それが唯一の連絡方法でした。

“ 先に行っています ”
“ 今日はゴメンナサイ 後で ” なんて…

やはり昭和の良き時代でしょうか
人が人を思い 取り返しがつかなくなる前に
自分が努力する事をまだ自分が気付ける時代だった様に思えます。

こんな事ばかり書いていたら 時代錯誤だと言われそうですが
でも 人はいつの日も変わらないと信じています。

ただ10年前 20年前の自分と今の自分は違います。
子供が成長する様に ひとりひとりの時間の経過が
大人として環境の中でもまれる事により 少しずつ精神的に強くなり
全てが柔軟になりはじめます。
これは若者にはない 特権だと思います。

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                     K社よりの贈り物
                     いつも頂く ショコラティエのミントチョコレート
                     とても爽やかな味で美味しいです


しかし これも順番です。
だから人生経験が豊富な大人の方々がキラキラしていて魅力的なのでしょう。

以前はそんな先輩方に憧れていました。
気が付けば 私自身も還暦を迎える年となっていますが
自分では まだまだこれからだと思っています。

その為には 健康でなければ前に進めず もう少しだけ自分に厳しく
身体に良い事を考えて頑張れればと。

大都会の銀世界は 高層ビルの谷間に積もり
とてもモザイク的に見えました。
シンプルで透明感があり とても素敵に。

でも歩いていて その道端に積もる雪は田舎も一緒です。
小さな草が雪解けを待つかの様に
そしてどんな時代であれ降る雪は同じはず。
沢山の雪のこの冬を 楽しい思い出とできる様に願います。

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                         春らしく模様替えをしました
                         イギリスのミシンをウインドーに置き
                       

あともう少しだけ寒い季節は続くでしょう。
心待ちする春も この寒い冬があればこそ より待ちこがれます。
冬にも感謝すべきでしょう。

暖炉がたかれる冬だから 
心ゆくまで優しくゆれる炎を見ながら 一杯のコーヒーも頂けます。
もうしばらくは ゆったりとした時間を楽しみましょう。
春を待ちながら…。

                                    Droguerieの時間
                                          2012.1.18
by aoikusah | 2013-01-18 18:38 | 2013年1月・2月 | Trackback | Comments(0)

年初めのこの時に

あけましておめでとうございます。

2013年を迎え すでに10日が過ぎようとしています。
皆様 どの様な年明けを迎えられましたでしょうか。

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                          2013年の今のDroguerieです
                          今年も素敵な年に


私は年末より一年の感謝を込めての大掃除 年越しを終え
そして改な気持ちで迎えた新年でしたが ただただ慌ただしく過ぎてしまいました。

子供たちが戻り家族が増え とても賑やかな毎日でした。
こんな幸せな過ごし方も新年ならではの様に思います。

家族が増える事で 日常がこんなにも変化する事…。
改めて家族とは偉大な存在であると思いました。
皆が主張し合い 思い 助け合いながら同じ空間に一緒に住む事の素晴らしさ。
とても深いものだと。

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                       2年越しのリースです
                       緑から時間の経過を思わす未知数の色


今や核家族が普通になっています。
私は大家族 3世代の中で大きくなりました。
その中で学んだ事 今思えば子供の頃より大人の中で育つ訳ですから
“ 躾 ” はとても厳しくされました。
活発な私は “ 女の子らしくしなさい ” と良くしかられていた様に思います。
親ではなく周りから…。

親は大家族の世話で 子供にまで手が回らなかったのでしょう。
でも そんな母を見ながら 助けてあげたいと子供心に思っていた様に思い出されます。

子供の教育とは 上から目線で教えるのではなく
親の背を見て育つものだと思っています。
自分がしっかりと頑張っていれば 何も教えなくとも
見て育つのではないでしょうか。

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                          今日のDroguerieの一コマです
                          暖かい冬の日差しの中


私も子供が幼い時より仕事をしていました。
子供に対して 何もしてあげられなかったという親としての負い目があります。
子供と一緒にお酒が飲める様になった時 そんな話を…。

子供たちは “ そう思った事ないよ ” って言ってくれて。
多分あったと思うのですが 気を遣ってくれているのでしょう。
でも即答だったので 少々安心しました。
そう思えば 小学校の頃から遅く帰ると食事の支度がされていたりと…思い出されます。

その時折には大変な事沢山 山あり谷ありですが
それがまた人生の楽しさとし 今が良ければ全て良しです。
だから 今この時を頑張りたいと思います。

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                         暖炉の燃える火
                         心も身体も優しく温めてくれます


今年は巳年  私も年女という事に。
節目として ひとつ新たなチャレンジをしようと考えています。
しかし未だ決まってなく 新年早々すでにスタートラインから10日遅れています。
決まりましたら また報告致します。

ではDroguerieの今年は?
やはり皆様と一緒に楽しめる事が幸せですから
そんな企画を季節を通して提案出来ればと思っています。

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                         今年初のショータくん
                         お正月疲れでしょうか よく眠ります


Droguerieは 世界でたったひとつのDroguerieです。
瀬戸内の穏やかな地に ゆったりとした時間があり
素直な自分と向き合い もっと肩の力を抜いて生活出来る そんな場所になりたい。

爽やかな風や 気持ちいい空気 美味しい水の様に
いつも傍に寄り添っていたいと願います。
そんな風に感じられたら最高ですね。
その為に 私は何が出来るのか考えます。

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                        年の初めに ゆったりと過ごす
                        お気に入りのマグカップで


今年もまだまだ始まったばかりですが…
そんな事を言っていたら すぐに春を迎えてしまいそうで怖いです。

今を頑張っていれば将来を不安に思う事もなくなります。
だって未来は今日の延長上 つまり今日なのですから…。
これから先を不安に思う位だったら 今日の一日を楽しんで過ごした方が健康的ですね。

勿論 考え 悩む事もとても大切です。
自分が成長する為には 失敗すれば
その原因を知らなければ二度 三度と繰り返されるでしょう。
二度としない為には 反省も必要です。
そして その結果を出さなければ意味ない事となってしまいます。

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                        もったりとした風合いの粉引きのマグ
                                         古谷信男 作


人は皆性格が違うので そこがいいですね。
人と比べる必要がなくて済みます。
私は私に出来る精一杯の事を頑張り
その他は出来る人に頑張って頂き 穴埋めしながらで…。
人は皆 “ 持ちつ持たれつ ” でいいのです。

完璧な人はいないと思っています。
だから素敵な魅力を相手に感じてしまうのではないでしょうか。
尊敬できる方々が周りにいるとすれば とても幸せな方々だと思います。
私もですが 大切にしなければと深く思います。

2013年が始まり blog第一週目はお休みさせて頂きました。
もし待って下さった方々がいらっしゃったとすれば とても光栄です。
なのに とめどもない文章になっています。
多分これからも変わることなくでしょう。

今年も宜しくお願い致します。

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                           日本の文化を大切に
                           季節ごとに楽しみましょう


今日からは 26日(土)27日(日)28日(月)の会席
“ 新春の歓び膳 ” に向けて全力で頑張ります。
明日は一回目の試作です。

皆様から “ とても楽しみにしています ” とお声をかけて頂いています。
大きな歓びとプレッシャーの狭間に…。
うれしい緊張です。

                                     Droguerieの時間
                                           2013.1.9
by aoikusah | 2013-01-09 15:28 | 2013年1月・2月 | Trackback | Comments(1)