全てが生きる深さへ

この最近は週末ともなれば天気が崩れて雨模様…

春の雨が作物にとって恵みの雨と知りつつも
これ程までに気持ちの良い季節もないはずにと 少々うとましくもあります。

もちろん春は全ての生命の誕生 希望の時ですから 花たちばかりでなく
雑草たちもグンと大きく 気が付けば 野菜の如くに青々として瑞々しくもあり
食べたいと思うほどに見事に育ち…驚きです。
このひと雨が恵みの雨とし喜び 成長していたようです。

誰しも冬の間 土の中でこの春のこの時を 待ちわびていたのですから…

庭木は日増しに若葉となり花を咲かせ始めています。

すでにジュンベリーの白くて可憐な花は終わり
これからは小さな赤い実を付け始め 収穫の時期を迎え美味しく頂きます。
 
今はアズキナシ メイプルの木が 優しい花を咲かせています。

山もモリモリと色爽やかに大きく膨れ とても元気に動き始め
新緑から 改めて多種多様の木々たちの存在を 再確認してしまいます。

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                   荒川尚也作 サラダボウルの中に庭先の花を


常緑樹は
濃き緑の葉の上に若葉を付け始め 老いて行く葉は次第に役目を終え
命尽きはて葉を落とし

落葉樹は 
秋の命の燃え盛る紅葉の後に 枯葉として土に帰りエネルギーを貯めるべき冬を過ごし
山にある自然の生い立ちの姿 
優しくも 強くもあり 永遠に繰り返される…

先日よりツバメを見かけるようになりました。
もうそんな季節なんだと…
冬を東南アジアで過ごし 数千キロを越えて日本に渡って来ます…凄いこと!
そして 家の軒下に巣を作ります。

私が子供の頃 家の中にツバメの巣がありました。
出入りが自由に出来る様にと いつも小窓が開けてあり
親鳥がひらりと巣に帰っては ヒナに食事をあげ またたく間に飛び去ります。
その姿を見ているだけで 幸せな気持ちになれていたように記憶しています。

“ ツバメが巣をかけるとその家に幸せが訪れる ” と言われる程ですから…
いつの日にか 人とツバメの関係が成り立っているのでしょう。

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                         窓から春の風が爽やかな風を生み
                         レース達を躍らせています


先日とても感激する出来事がありました。

以前ブログでお話しさせて頂いたと思うのですが お客様K様の事…
久しぶりの来店に目を疑う程の嬉しさがあり…

80歳を目の前にして車の運転もそろそろやめようかしらと…
少し寂しそうに 今日が最後のつもりで来ましたと…

あれから1年2ヶ月が過ぎ
何も変わらずに お元気で素敵な笑顔で…
思わず嬉しくて駈けだし 手をとり “ お元気でしたか? ” と

“ 今日は貴方に渡したい物があり 思い切って来たのよ… ” と

“ 私も80歳を迎えてしまいました。少し身の回りを整理しなくてはと…
  自分で出来る事は少しずつ出来るうちに…
  そうしていたら どうしてもこの本を貴方に差し上げたくて…
  その思いだけで今日は来ました… 
  この本が分かる方に差し上げたくて… ”

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                         スズランの横に珍しい花を見つけ
                         調べてみれば 名前がオオアマナと
                         白くて可憐な花をつけ


“ 私に分かるでしょうか…? ”

“ 大丈夫 貴方だったらきっと分かって頂けるわ…
  そしてせっかく来たのだから 私に似合う服 何か捜して下さる…
  私は ここでおしゃれを知り楽しくなったのですよ!
  それまでは自分で選んでいたのだけれど… 
  貴方に選んで頂くと素敵になるでしょ… ” と

お逢い出来ただけでも感激でしたのに そんな言葉でお話して下さり
この上もなく幸せで ただただ嬉しくて 嬉しくて…
今回もK様のために最高に若々しく 可愛く 素敵にと選ばせて頂きました。

“ 貴方はこれからも沢山の方に多くの刺激を差し上げて下さいね。
  私はもう来れないかも知れないけれど いつも見ていますからね…
  頑張って下さい… ” と

いつもブログも見て頂いているようで…

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                      爽やかなグリーンがお互いをみとめ合い


K様は 偉大な方で 人生の先輩としても尊敬出来る方
そんな方から このような思いを寄せて頂けていた事に 
胸が一杯となり 涙が溢れてしまい…心も温かくなり始め…
こんなにも幸せにして頂いて 良いのでしょうか?

そこには これから自分の進むべき道しるべのようにも思われ
もっと精進し その思いに応えるべき日々をと…

志村ふくみ著 “ 語りかける花 ” ( 染織家で人間国宝の著者 )

読んで行く中で これはゆっくり じっくりと時間をかけて
自分自身の心と会話しながら読むべき本だと分かりました。

今の自分は まだまだ不十分な事が多く
これからの人生において 多くの課題を頂けたとの思いがしています。

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                     手描きで染められた春の限定
                     出逢うべくして出逢ったような ひとつとして


その中で “ 光の根 ” から

いろいろな人に出合い さまざまな事柄に遭遇すると
その時に感じたことを 心の片隅にでも しっかり受け止めておきたいと思う。
そのことが いつしか人を育て 精神も 感覚も鍛えられてゆくような気がする。
どんなに目まぐるしく一日立ち働いている人でも 
そのひとつひとつ精一杯の思いを注いで生きている人は
器に盛り切れないほど 課題を与えられていると思う…
直感とは
自然の諸現象を単に漠然と眺める事ではなく 注意深く見つめる事であり
注意深く見つめれば 自然と自ずから その秘密を打ち明けてくれる。
眠りの中に宿っている内なる光と 外界からの光とが相呼応して
視えてくることもあるように思われる。…と

この様な文章ですが ここはいつもの私の想いと重なり…

志村さんもすでに94歳と人生の大御所の方です。

もちろん足元にも及ばずですが この本との出逢いを頂けたのですから
私なりに これから先が少し楽しみになりました。
どこまで理解出来るのか…
希望に向けて歩いて行けるのかが 私の新しい課題となりました。

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                         MIYACOのジレイの中のひとつ
                         私の一番のお気に入り


金曜日 ( 25日 ) から 米澤美也子の手がけるレース展をしております。
どれもがMIYACOの世界観から生まれしもの…
どれもが自分の相手として満足して頂けると思います。

今 私が皆様の為に出来る事 したい事とは
“ おしゃれ ” を通じて皆様と共に歩むこと…

時間を簡単に過ごすのではなく 
夢や目的の壁に立ち向かい 
その辛さから乗り越えられた人にだけ味わえる…沢山の喜びを感動に変えながら 
見ず知らずの自分と出逢い 向き合える。

頑張った者だけが 次の世界へ羽ばたける勲章を手に入れることが…

                                      Droguerieの時間
                                             2014.4.26
by aoikusah | 2014-04-26 18:37 | 2014年3月・4月 | Trackback | Comments(1)
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Commented by aoikusah at 2014-04-30 15:42
naok.y様
いつもありがとうございます。
久しぶりにゆっくり皆でお話出来ましたし 年ごろは変われど 皆分りあえる仲間として楽しく過ごせましたね。
ミヤコの素敵なものたちに囲まれて幸せな空間と時間が より一層と広がります。ここに来て素敵な仲間に出逢う喜びも多く 又ちがう自分と
出逢えたりもありますね。
又ゆっくりと遊びに来て下さいね。
お待ちしています。
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