企画から生まれるエネルギー

“ ソーダ水のように爽やかなAya展 ” も無事に終え
とても気持ちの良い 楽しい1週間を頂く事ができました。

吉祥寺より届いた籠たちが 優しい時間と空気を流してくれていたように感じ
私も毎日 その場に居ることが幸せでした。

多分 お客様もその思いは同じく
皆様 笑顔に溢れ 楽しそうな笑い声や会話が弾んでいましたから…

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                       母から譲り受けたスズランが
                       二年越しに小さな花を咲かせてくれました


企画し イベントが始まるといつも思う事があります。

前回はB.stuff展 今回はAya展 次回はMIYACO展 となりますが
届くその物たちと
その物たちと出逢い譲り受け 私の感覚から生まれる新たな不思議なもの
それが一期一会となり 大きなエネルギーを発信しながら
二度と出逢えない幸せの輪が ドゥログリーに広がるように思えます。

ですから私もその都度 その子たちの為に真剣勝負で臨みます。
全てのものに命があると考えていますから…
力を抜いてしまえば その子たちの力も失われると思うからです。

どんな小さなものたちも ドゥログリーに集まって来るものたちは選ばれし物たち
誇り高きものだと…

それを更に素敵にとエネルギーを注ぎ込むのが私の大切な役割だと思っています。

その時々で気持ちも違うはず…
何が生まれて行くか分からずにいます。

その時を迎えれば 身体が自然と反応し勝手に動き始めます。

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                    CRUXの会社の傍に大きな白いヤマブキの木 
                    種を落とし…その苗木を10年前に頂き
                    50cm程の木となり 可憐な白い花が今


ディスプレイの最後の仕上げは やはり植栽となり
さらに自然の力を借り
元気で爽やかなエネルギーが部屋一杯に満ち溢れ…

これでやっと皆様をお迎えする準備が整います。
何時も作業が深夜まで続きます。
明りを消して皆に “ おやすみ 明日宜しくね ” と 声をかけて家路に…

翌朝一番に その子たちと対面し “ おはよう ” と挨拶するまで
何故か落ち着かず 不安が残ります。
その子たちが 良心地の良い場所として受け入れてくれたかが 心配なのでしょう。

ドゥログリーには Aya のファンの方が沢山いらっしゃいます。

私も出逢いから四半世紀となり 長いお付き合いとなっていますが
これまで一度たりとも色褪せた事もなく 何時も同じ様に思えています。

Aya との出逢いは30過ぎ 今や還暦を迎えていますが
気持ちはその頃と何も変わらずにいます。

しかし経験と言う時間の経過はあるはず…
大人として少しは成長していれば良いのですが…何も変わらずにとも思えたり
人と言うものは滑稽なものですね。

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                      テラスの小道の先にあるガマズミの花が
                      今盛りを迎えています


Aya の魅力は沢山あります。

まず全てが Made in Japan であること
日本の文化を大切に 人に優しく 想いが其処にある姿勢に魅了されます。

ここ数年 価格破壊が始まり この世の中が乱れ始め
自己中心的な思想が走り…何かが間違っているようにしか見えなくて…

本当に大切な事は何なのか?
もう一度確かめながらの時間を過ごさなければと…

日本の技術の素晴らしさ 勤勉さ 人の優しさ 思いやり…
此処に目を向けないとは情けなくありませんか?と尋ねたいです。

私もまだまだなのに 少し上から目線で…ごめんなさい。

今の若い人たちは余りにも現実的すぎていませんか…
今が良ければ…では5年後10年後の自分が見えているのでしょうか?
不安と淋しさが残ります。

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                 花を咲かすと幸せになれるという花言葉を持つ
                 ワイルドストロベリーの 小さな花が咲き始め


小さくても大きくても良いから夢を持ち その夢に向かう為の努力をし 
もっと頑張る沢山の時間を持つことが大切だと思います。
やがて その時間が自分の財産となり得るはずです。

昔から “ 若い時の苦労は 買ってでもしなさい! ” とあるように…

この言葉は 私のこれまでの人生において教訓のひとつです。

気持ちの持ち方で自分自身を追い込む事なく前向きにしてくれた
“ 呪文 ” のようにも思われます。

私たちの生活の中で都合良く この様な言葉をいとも簡単に使っていますが
本来の言葉の意味を考えると 深くも重くもあり…

その反面 夢や希望を全ての人に 満遍なくもたらせてくれているようです。
勿論頑張る気力として…元気になります。

元気とは気持ちを元に戻すことですから 幾らでもやり直しが出来る訳です。

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                           昨年お客様より頂いた苗より
                           優しい花が顔を出しましたが
                           未だ名前が分からずに


昨日お客様との会話の中で…
重そうになバッグを持たれていらしたので

“ お預かりしましょうか? ”
“ ありがとう 何も入っていないのに…重いのよ… ”
“ 本当に重いですね ”
“ そうそうカメラも入れてるし… ”
“ 何か撮られるのですか? ”
“ 今庭のチューリップが花盛りで 皆さんに見てとお声をかけるのだけど…
  皆さん忙しいらしく…だから写真に撮れば見て頂けるから… ”

私も早速見せて頂く事にしました。

皆さんに見て欲しくてと思われるのが納得するほど見事で…
素晴らしい花の数で 群生していると言っていいほどの…絶句でした。

土を育て 球根を一つ一つ植え…その過程を思うと 尚さら感動してしまいます。
丹精込めて育て やっと芽が出て花が咲き…子育てと同じです。

“ 雨が降れば心配で気になり 朝に晩に見に行くの…馬鹿でしょ ” と笑いながら…

誰かに認めてもらいたい訳ではなく 只花が好きなだけのこと
こんなにも愛されて育つ花たちは幸せで 
きっとその気持ちに応えるためにも 見事に咲き誇るのでしょう。

ですから そんな健気な花を見て欲しいと思うのは当たり前の事ですし
花の命は短くてですから焦ります。

訪ねる時間がないとは残念だと思われますが
皆さんも自分の多くの事で忙しく 精一杯なのでしょう。

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                   名も知れない花の傍に2cm程の小さな花が咲き
                   ペチコートスイセンと可愛い名前が付いています


何事も自己表現は自己満足の世界のようです。

自分が思うほど 人はさほどでも無くが 正直な所でしょうか…。

しかしそれを悲しいと思うのではなく 自分には必要な事ですから
諦めず 自分を見つめ したい事を頑張る事に意味があると思います。

こんなにも 自然からも皆さんからもエネルギーと多くの感動を頂き
人の優しさにも触れ 心温まります。

その色とりどりの花たちが どれだけ道行く人達に幸せをもたらせていることでしょう。
費やした時間と労力の重さの美しさが其処にあるはずですから…

やはりとても素敵な方でした。

こんな日々が私にはあり それだけでも今日の日に感謝です。


p.s.
              初夏の風と共に…MIYACO展
                   4月25日(金)~5月1日(木)

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    春の恵みの雨も次第に収まり 青空が澄みわたり
    だんだん雲を近くに感じるようになり 初夏の訪れを感じながら…
    あおあおとした緑 爽やかな風 気持ちの良い五月晴れを迎えます。
    米澤美也子の手がけるおしゃれの世界は より素敵な大人としての
    初夏を楽しむために必要なもの…そんなレースたちと共にお待ちしています。

    cafe' bonもやっとオープンテラスで風に誘われながら時を過ごせる
    季節になりました。爽やかなこのひと時をお過ごしください。


                                     Droguerieの時間
                                           2014.4.18
by aoikusah | 2014-04-18 17:29 | 2014年3月・4月 | Trackback | Comments(0)
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