神宮の森から伝える本物

まさに うらしま太郎のよう…
昨日まで蕾だった桜の花が 朝起きれば満開を迎えていました。
これは 少し言いすぎですが…
待ちに待った桜の開花でした。

朝一分咲きかと思っていたら この暖かさからか夕方には三分までに花を咲かせ
見る見る内に花盛りとなり
この一週間で 丁度見頃を迎えています。

柔らかい桜色に頬笑みもピンク色に
心はふわぁふわぁと綿菓子のように天までも届くかのような優しさに包まれています。

ここまで来れば 何だか落ち着かず…
いつのタイミングで 花見が出来るのかとソワソワしてしまいます。
桜の花の命は短くですから…

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                        徳佐八幡宮の
                        しだれ桜のトンネルがみごとに咲き
                        ほのかに香る甘い香りと


満開の花園の下から見上げる景色は
淡い桜色の雲の中に居るようにフワフワと
しかも 桜のほのかな甘い香りに満たされて夢心地に…

今年の花見は いつのタイミングで頂けるのでしょうか?
春の優しい日差しの中…春風舞う うす曇りの中…それとも月明かりの下 夜桜かしら…

しかし 時間をゆっくり取って花見に行きたい!
この最近は 桜とただ向き合っているだけで 会話をゆっくりしていません。
少し寂しいかな…

私の周りに これ程まで沢山の桜の木たちが居てくれていること
満開のこの季節を迎えると 山が白く色付くことで
自然の山間の景色の中に 多くの山桜が存在している事に気がつきます。

一気に山がピンクに萌え始めると 生命の力強さにも感動してしまいます。
私の一番好きな季節です。

これ程までに 心揺さぶられる程の歓喜はないと思うのは私だけではないはず…

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                          一の坂川の桜並木を
                          沢山の人たちで賑わう中を


桜の花は下向きに花を咲かせます。
日本の心根のように思われます…清く 正しく 美しく…

今やそんな言葉までもが失われてしまい 合理性ばかりを追い求めているように
しかも これ程までに桜に想いを寄せる人種は他には居ないと思うのです。

潔く散り行く姿にまで 理屈なく魅かれるのだと…
しかも見事に美しく…最高です。

私は憧れ 惚れてしまいます。
そんな彼女や彼氏がいたとすれば ずっと一緒に傍に居てとお願いしたいと思うほど

しかし 今や砂漠の中で一滴のしずくを捜すほど 難しいことかも知れず…
私も 然りで 反省してしまいます。

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                         我家の庭にも春の草花が咲き
                         まるで草原にいるように癒され


無事にビースタッフ展も終盤にさしかかり
風花さん ( 神宮前 ) に手配して頂いた
アセビ ( 馬酔木 ) の木々達が創りだしてくれた
アセビの森の中で Bag達が誇らしげに
私もこの1週間 嬉しく 幸せな気持ちで過ごしていました。

共に自然の恵みです。
全てのものたちが 居心地良い空間から生まれゆくエネルギーに
新たな命を授かるかのように 生き生きとして立ち尽くしています。

優しくもあり たくましくもあり 
アセビの木とビースタッフのBagの共に譲り合う様を…素敵な景色として眺めていました。

そして初日より沢山来店して頂き 感謝しております。

哲学を持って作られているBag達…
熟練の職人の方々の 皆様の喜んで使って下さる顔を思い浮かべながらと
心をこめて丁寧に作られたものたちが並びます。

この子たちが どの方たちの手に渡るのかと思うとワクワクし
そのタイミングはお互いの出逢いとしてあり…
これから続く人生の 良き力となるでしょう。

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              今日入荷してきたばかり 
              牛革モニカを使用 B.stuffらしい本シュリンク素材です
              柔らかく心地良い肌触りを


今回は人生初めての本物のBagに出逢う為の企画でした。
印象は少し難しかったかも知れませんが…

本物は優しく人をいたわります。

その事に気付けば これからの人生 もっと楽しく過ごせるようになるでしょう。
本物と しっかり向き合い 会話しながら育てて行けば…

それだけ本物には本物の “ 誇り ” があると信じています。

考えてみるとBagは生活する中で欠く事が出来ません。

Bagの中に どれだけの物が入っていますか?
携帯 スマホ 財布 ハンカチ 手帳 メガネ 本等々
決して手では持ちきれないほどでしょう。

それらを大事に持ち運ぶ道具のひとつとして考えられます。
心魅かれる出逢いがあれば良いですね。

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                  牛革マヨルカを使用し
                  女性らしく繊細な表情にキュートなパンチングで


ビースタッフ展の時には必ず木もの しかも枝ものを使います。
先代の社長に学ばせて頂いたことです。

その時にはその理由をお聞きする事なく終わってしまいましたが…
枝ものに どの環境であれ生きて行くたくましさと 木立の優しさを思い
尚 自然界のエネルギーを付加価値としてそなえ…なのかと…

いつもはドウダンツツジを使うのですが 今年は少し遅いらしく
そこで風花さんとのやりとりに感銘することに…

“ 何時も頂いているドウダンをお願いします ”
“ 今年はまだ入荷されていないのですが… ”
“ さくらはどうでしょうか? ”
“ お薦めできません。1週間もちませんし 虫も出ますから…
  アセビはいかがでしょうか? ”
“ どんな木か 画像をお送りしたいのですが… ”
“ 見させて頂きましたが もう少し横張の木が… ”
“ 木立は市場で選べますから 大丈夫ですので… ”
“ では お任せします ”
“ いつの着日がよろしいですか 指定の時間はございますか? ”

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                         風花さんより届いたアセビの木たち
                         優しくマイナスイオンを降りそそぎ


等々と丁寧な応対が続き
しかも3日間に渡り3人の方々との対処に 何の違和感もなくスムーズに進みます。
そこに仕事に対する愛情やまじめさを感じ そのお店のあり方を思いました。

素敵なお店には素敵な人達が…
人が全てを演出しているのだと思う瞬間を頂く事に

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                         黄色のたんぽぽの群生の中に
                         しろばなたんぽぽを二株見つけました


自然と笑顔になる環境は ものの力もありますが
やはり そこに居る人たちが最も大切だと改めて思う時を…

一年待ちわびて咲く 桜のように…

                                    Droguerieの時間
                                           2014.4.3
by aoikusah | 2014-04-03 19:33 | 2014年3月・4月 | Trackback | Comments(0)
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