雪の狭間に

今日は小さな日々の中から 

立春を過ぎた頃より 日本列島が雪の嵐で吹き荒れています。
まだまだ2月は寒いとは知りつつも 驚異的な雪で
日常にも様々な支障が及んでいました…

皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか。

私と言えば 自然の摂理には敵わない訳で 何時もの如くされるがままに
ならば それを楽しむ術を捜すだけのこと…

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                         T様より頂いた写真より その1
                          小枝の先の葉 霧がかかり結晶となり


雪降る景色を呆然とただただ眺め 心も雪のように…
冷たくも 優しくも 暖かくにも気持ちは移り行き

薄化粧の景色に ほんのりその時を香り

銀世界には 自然の神秘と命を覚え その深さに感銘しながら
今の自分と重ねながら ひと時を楽しむのでしょう。

もうすぐ春だと思いながら…

先日 母より “ 蕗みそ ” が届きました。
春一番の山菜 春の味覚です。

若芽に蓄えたエネルギーが 独特の香りと苦みを作り出すかのように…
私たちが冬の間に眠っていた身体を 目覚めさせてくれる大切な味となります。

新陳代謝を促す春の苦みです。

早速夕食に
まずはそのままでお酒のつまみとして
“ 美味しい! ” 

そして 炊きたてのご飯にたっぷりとのせて…
やはり “ 美味しい ”

口に入れた瞬間に 蕗のとうの春の香りがひろがり
苦みが味噌の甘みと絡み 春の味として幾度となく繰り返し 堪能するばかり

春の恵みに感謝 そして母にも…

単細胞の私ですから
身体中の細胞たちが春と目覚め 動き始めたかのような気がしてきます。

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                       その2
                        凍りつく川のせせらぎを前にして
                        桜の大木に霧氷の花が咲く


そしてこの数日で 我家の古木の梅の木にも春の訪れが
まだ一分咲きですが 白梅の花が咲き始めてきました。

いつの頃から 此処に立ちつくしているのか定かではない古木…
剪定されることもなく 優しく佇み
毎年沢山のドラマを見させてくれています。

こんなにも厳しい寒さの中を いつ どの瞬間で まず誰から咲くのか…
と相談しているのでしょうか…?

決して華やかとは言えない梅の花だからこそ
見れば見るほどに愛おしくなる花の姿に 
次第に 優しい穏やかな思いが湧いてくるようです。

きっと控えめな歳半ばの花の精が 潜んでいるのでしょう。

丁度私もその年ごろ…いやいや想像はもっと年老いた静かな花の精のはず…

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                         古木の白梅の花が可憐に咲き始め


梅の開花の頃はまだ寒い日々のころ
障子越しに 暖かい春の陽ざしの中で眺めていたいと思わせてしまいます。

そんな可憐な白梅の木に
今年も咲いてくれて “ ありがとう ” と
これからしばらく 楽しめる時を頂く事になります。

今朝も冷え込みが続いていますが
ゆっくりとですが 春の足踏みが近くに感じられるようになりました。

ドゥログリーから数分の冠梅園の “ 梅まつり ” も
今週末からと予定されています。

斜面一面に咲く梅林は 春の訪れをいち早く告げてくれているようです。

私も春を迎える支度なのか
身体から冬間に蓄積された不純物が流れだすかのように
体調のバランスが取れにくい季節を迎えます。

いつものお守り 整体へと向かいます。

まだ薄暗い早朝から車を走らせながら 車窓の景色も楽しみます。
そして 着く頃には気持ちの良い朝を迎えています。

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                       その3
                         雪解けが つららとなり
                         雪解けのその瞬間の時 落ちる雫


その日はとても風が強く
街路樹の木々が ユサユサ ワサワサ と大きくしなやかに揺れ
思わずその動きに心魅かれ 目が釘付けとなりました。

街路樹とは言え同じ姿 形は ひとつとして無く 皆個性的に立ち尽くしています。

その木々の枝たちが風に舞う姿に 人の仕草と重なりつつ
 
人が手招きしているように…こっちこっちと誘われ…

もっともっと頑張りなさいと応援してくれているようにも…

こんなにしなやかに踊れているわよ!見ていてね…

なんて風のいたずらに心穏やかになり 
まるで絵本でも見ている様な錯覚を覚えるほどでした。

こころ ワクワクと弾み 顔 ニヤニヤとほころび行く自分に気付き
おとぎの国へと迷い込んだように 嬉しくなり得ています。

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                     その4
                      銀世界の中に赤い木の実を残した木と
                      白い雪が吹雪の中に存在する



遠く見える工場の煙突からは 真横に煙が流れています。
これが現実の強い風 寒さを一層増す冬の風…

季節ごとの風が 周りの景色をも様々に変えている…

雲が流れ 空気も流れ その中にある景色すら流している風に 思いを寄せれば
これ程までに 多くの環境に様々な風が吹いている事を認識します。

ここまで来れば北風ではなく
空の色や 冷たくても空気の気持ち良さに 南風を感じてしまいます。

もうすぐ春一番も吹くでしょう。

昨日 久しぶりに私に沢山の刺激をくださるT様が来店され
まずはお元気そうで嬉しくて…

相変わず仕事に趣味にと充実した日々を過ごされている様子

カメラと共に季節ごとの場所へと向かい
今日は西へと明日は東へと…どこまでもと…

その身の軽さたるやどこから来ているのでしょうか?

冬はやはり 雪のようです。

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                         その5
                          ふかふかとした真っ白い雪の草原を
                          野うさぎが可愛い足跡を残し


その時その場所までもの時間を費やし 逸る気持ちを抑えながら迎える時
頂点に上り詰めた自分が其処にいる…

どのような思いなのか どれほどの感動なのかしら…

その瞬間を捉えるべき一コマとして 写真に写し出される事に…

行く事が出来ない私には 見せて頂く映像が私の心の旅となり
いつでも見られるようにと頂いています。

今回はブログにて その雪の旅を皆様と一緒にしてみたいと思います。

零下の世界へ誘われて…

人は成す術もない自然を目の前に 何を感じ思うのでしょうか?

                                    Droguerieの時間
                                          2014.2.13
by aoikusah | 2014-02-13 18:20 | 2014年1月・2月 | Trackback | Comments(0)
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