雨の日に思うこと

今日は4月24日(水) 雨

昨夜より雨が降り始めていましたが 今朝も雨の音で目が覚めています。
障子を開けてみると かなりの風も吹いており
テラスの先にある山ほうしの木の葉も ゆさゆさと揺れています。
空はどんより 風があるせいか 黒い雲も小走りに動いています。

せっかくの新緑もこんな日には少し重く見えています。
光のない世界は こんなにも何もかもを黒いベールの世界へと導いているのですね。
心までもが しっとりとしてきます。

しかし この雨も 時によれば恵みの雨と喜ばれる日もありと
人という者は色々とやっかいな生き物ですね。

a0255892_15424834.jpg

                   明日で終わる さわやかな風と一緒YM展
                   赤色のチューリップ ガーベラが色を添えています


私は6月生まれなので 雨が比較的好きです。
子供の頃から そんな日の楽しみ方を遊びの中で見付けていました。
少しだけお転婆だったと 自分でも思っています。
というより 好奇心の塊…?

傘を持っていながら差さずに ずぶ濡れに。
傘をひっくり返し その中に雨水を溜めてみたり
風がある日は 傘の骨を反らせてみたり
長靴の中に雨水を入れ ぶちゃぶちゃ ぐちゅぐちゅさせて歩いたり
近くの生垣へ かたつむりを見つけに出掛けたり 蛙を捜したりと
時には静かに家の中でお絵かきしたり おままごとしたり そんな日も…。

a0255892_1545287.jpg

                 珍しい赤のアカシアの蕾が 沢山付き始めています
                 5月の初めには 鈴生りの満開を迎える事でしょう


日中なのに その暗さを楽しんでいたりの記憶もあります。
例えば 懐中電灯で灯かりを燈してみたりと
自分の世界で楽しかったのでしょうか。
今思えば何だったのでしょう…。
でも子供がすることですから とても楽しかったのでしょうね。

でも そんな事で叱られた記憶もなく…。
これは今でも自由に育ててくれた母に感謝しています。
私の原点かもしれないです。

というより 仕事をしていた母には 子供にまで手が回らなかったのかもしれません。
時代もすべてが手動で行われていた頃 ご飯もかまどで焚き
水は井戸のポンプで汲み上げ 洗濯も洗濯板 お風呂は五右衛門風呂でした。
今でも そのすべてを覚えています。

a0255892_15482462.jpg

                   写真を撮っていたら 山鳩が二羽飛んできました
                   逃げもせず 雨上がりを楽しんでいるかのように


お風呂は湯面に浮いた丸い底板を踏んで入るのですが
水圧でバランスが取れずに 板がひっくり返ったり
子供の頃から自然とバランス感覚を養っていたのですね。

と思えば 今はこの便利さ。
何でもボタンひとつでOK!!
これで良いの?
と思いながらも 当り前の様に使っています。

そんな暮らしに慣れ親しんでいます。
少し矛盾を持ちながら…。
便利さ故に失われてゆくものがある事を
自覚する事の大切さを忘れてはいけないと思いながら。

大変な母の背を見て
子供ながらに何かを手伝いたいという気持ちが自然に湧いてくるのでしょう。
親の背を見て育つ世は いつの時代も一緒ですから…
もっと人生の先輩として
親世代が子供のお手本とならなければいけないと考えてしまいます。

a0255892_1551367.jpg

                  新芽と共に付ける 竹トンボの様なメープルの種
                  とても不思議な関係だと


自分自身を100点満点で採点するとし 自分に何点つける事が出来るでしょうか。
自分はと考えると難しいですね。

人として… 親として… 女性として… そして総合して60点…?
これからまだまだ先があり 伸びしろがあると期待しながらという事で。

人生を振り返れば 汚点ばかりが目立ちます。
でも 人生は表と裏。
きっと汚点を思い出しているその隣で 笑顔が生まれていたのでしょう。

先程は大粒の雨が降っていましたが 今は止んでいる様です。
そして今年初めての “ ゲロゲロ ” と蛙の声を聞きました。

春を迎えたと思っていましたが 周りの田んぼでは田植えの準備が始まっています。
季節は巡っています。
この連休に家族総出で田植え開始でしょうか。

昨日は 東京よりメーカーさん来店しての話ですが
“ 連休には実家に帰り 田植えを手伝います ” と。
“ どこなの? ”
“ 茨城です ”
“ 皆 高齢化になっているので 実家は勿論ですが
  皆で周りの方たちの田植えも手伝いながら ” と。
“ 子供たちも一緒にでしょ? ”
“ 一緒に帰り 一緒に手伝います ”
“ そのお陰で美味しいお米が食べられます ” と にんまり。

今は中々そんな体験出来ないので 素晴らしい人生の宝となるでしょうね。
何もせずして手に入るものはないはず。
美味しいご褒美ですね。
私も昔は経験があり 懐かしく思い出しました。

a0255892_163715.jpg

                      アズキナシの可憐な白い花が咲きました


そして その時代はおもちゃもなくて遊べないではなく
無いからこそ自分で工夫して道具を作り遊ぶ。
二倍も三倍も楽しめていた様な気がします。

でもそれは 私が思う事。
今のこの時代に生きてゆく人たちには 別の喜びや楽しみがきっとあるはずです。
そして進化しても変わらぬものも きっと…。

私は今のままで 今のこの気持ちで
これから先の人生を自由に歩んで行きたいと思います。
そしてまた 一年後が楽しみです…。

雨の日に思う事
外では雨だれの音が心地良く聞こえています。

                                    Droguerieの時間
                                          2013.4.24



    5・6月の予定

*5月10日(金)~16日(木)  初夏のAya展
*5月25日(土)26日(日)27日(月)  風薫る膳
*6月1日(土)~7日(金)  響き展(第二弾)
*6月21日(金)~27日(木) 末野美由紀アクセサリー展

会席は一日20食限定となります。(¥2100)
只今ご予約を受け付けております。
5月の このさわやかな季節
初夏を思わせる風を感じながらの風薫る膳 楽しんで頂ければと思っております。

そして6月1日より始まる響き展では
2階のギャラリー青い草にても 新しい企画を考えております。

a0255892_13284593.jpg

                              2012年6月 響き展のDM


昨年 出店として本丁蔵部にてお届けいたしましたが
とても皆様に喜んで 楽しんで頂きました。
今年はこのDroguerieにて繰り広げられます。
また違った空間で楽しんで頂けます様にと…
もうしばらくお待ち下さい。
by aoikusah | 2013-04-24 16:11 | 2013年3月・4月 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://drogueriei.exblog.jp/tb/17674581
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
<< 響き展…TINAに出逢う 小さな窓から生まれた風 >>