桜 そして続く道

春を待ちどおしい思っていたのに 桜の開花を迎える早さに戸惑っています。
東京はすでに今週中に満開を迎えるとかで…。
ここ室積も やっと一分咲き 二分咲きを迎え始めています。

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                            Droguerieの春 その1
                              ワイルドストロベリーに
                              幸せの花が咲き 実をつけ
 

桜を待ちどおしく思われている方々は沢山いらっしゃるのでしょうね。
昔は入学式の頃に満開を迎え これから始まる新生活に花を添える感じがして
素敵な風景でした。
時と共に次第に開花が早くなり…。

桜といえば 日本の国の花です。
それだけ 桜の姿 形その全てが 私たちの遺伝子の中に組み込まれ
誰もが待ちこがれ愛でる事の出来る花なのでしょう。

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                       Droguerieの春 その2
                         アカシアの木の下に群がる ユキノシタ
                         その中にムスカリが


桜色とは 薄く赤色。
たった一週間という儚い命。
ゆえに精一杯咲き誇り 散り行くいさぎよさに誰もが感動してしまい
その束の間を桜と真剣に向き合いながら こちらも精一杯楽しもうとするのでしょう。

昨年 私はある ことわざ と出逢いました。

“ 桜は花に顕る ”

雑草に紛れて分からなかったが
美しい花が咲いてまぎれもなく桜であった事が知らされる。
それまでは目立たなかった者が ある機会に持って生れた才能を世に表すことの
たとえだそうです。

とても素敵な言葉だと思われませんか。
私たちも誰もが持ち合わせている素質だと思います。

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                           Droguerieの春 その3
                             鉢植えのブルーベリーが
                             沢山の実をつけて


春芽吹くものたち全てが 冬の寒さや厳しさに耐え
やっと自分の守り抜いた力を 今この時とばかりに目覚める春。
私の一番好きな季節です。
身体の底から湧き上がる とても強いエネルギーを感じます。

私たちの身体にも同じ事が起こります。
冬の間じっとしていた細胞たちが目をさまし 活動し始めます。

春 季節の変わり目に体調を崩してしまう事があると思うのですが
これも体内のバランスが乱れてしまうからだと聞いた事があります。
その時は ゆっくりと回復を待ちましょう。

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                 Droguerieの春 その4
                   トサミズキも 6~7個の薄黄色の花を穗状につけ
                   優しく下向きに


そして 春野菜の苦みや甘みが 冬から目覚めさせ
春の訪れを感じさせてくれているのでしょう。
ふきのとうや菜の花など 春野菜の苦みが美味しいと思えたのは
やはり大人になってからでしょうか。

人生と一緒ですね。
沢山の笑いや涙を経験していくうちに
苦しさの後に幸せが待っている事など学んできます。

大人になる事は素敵な事も多く 引き返す事の出来ない一度きりの道のりです。
今この時を精一杯頑張り 楽しみましょう。
桜のように…

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                       Droguerieの春 その5
                         時を越えたレンガに ワイルドアイビーが
                          

そして是非お花見に出かけましょう。
一年に一度しか会えない桜の下 様々な人生のドラマが繰り広げられている事でしょう。

人と人 人と花と 相手が変わっても同じ一期一会です。
そして どんな出逢いが待っているのか楽しみですね。

もうすぐ山口も満開の時を迎えるでしょう。
私も皆さんに負けず 桜を愛でる旅へと心待ちにしています。
そして どんな一期一会を頂けるのか楽しみです。
その時はまた ご報告致します。

桜の開花の時だけが桜ではなく ずっと同じ場所に しかも一年のうち半分は木肌です。
そして一分咲き 二分咲きと花を咲かせ始めると
やっと人は認め 上を見上げてくれるのでしょう。

歓喜の声で “ 美しい ”って。
桜はどんな気持ちで聞いているのでしょうか?

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                       Droguerieの春 その6
                         母の庭より摘まれたバイモユリ


Droguerieの山手にも桜並木があり 白い道が出来
これからの暖かな日差しの中 ハイキングされる方が増えて来ます。

桜が咲き 山ツツジが咲き 藤が咲きみだれ 土筆が顔を出し わらびが芽を出し…。
毎年当り前の様に繰り返されている事なのに 毎年心待ちにしています。
そして対面すれば 感動です。

若い頃は 非日常こそがおしゃれだと
大きな勘違いをしていた様に思います。
今は 普通の暮らしを自分が楽しんでいるかどうかが問われると思っています。

まずは今日一日 笑って過ごしましょう。
にらめっこするより楽なはず…。
そして桜の様に何ひとつ語らず ただそこに居るだけで沢山の人たちに幸せを…。

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                       Droguerieの春 その7
                          明日から始まるコート展
                          五分咲きの桜が花を添え
                            春爛漫にてお届けします


こんな素晴らしい桜の文化をもたらせた先人の方々に 敬意をと…。
そして その時代ごとに
楽しみはやはり自分たちで見つけられていたのでしょうね。

時を越えても続く道。


                                        Droguerieの時間
                                            2013.3.21
by aoikusah | 2013-03-21 12:42 | 2013年3月・4月 | Trackback | Comments(0)
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